ハッピーエンドの科学を知っていますか?人が行動を起こす「9エンダーの正体」

2022.05.25

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

人間はどうやらハッピーエンドが大好きなようです

 

 

今日は
「ハッピーエンド」
というテーマに触れてみたいと思います。

 

 

<index>

①初めてフルマラソンに挑戦する人が一番多い年齢は?

②非常に強い行動動機になる「9エンダー」とは?

③あなたは営業でハッピーエンドをどれだけ意識していますか?

 

 

■初めてフルマラソンに挑戦する人が一番多い年齢は?

 

 

あなたはフルマラソンに挑戦したことはありますか?

 

 

世界の各都市で3000回以上の大会が行われており
「100万人以上が参加をしている」
というデータもあります。

 

面白いことに
「約半数が初参加」
ということです。

 

 

膝を痛める

足首を挫く

辛いトレーニングをする

 

 

ここまですることがわかっているのに
「フルマラソンに駆り立てる動機」
というのはどこにあるのでしょうか?

 

 

新しい挑戦をした

自分に何ができるか試したい

生まれ変わった自分になりたい

 

 

もしかしたら
「変化の証」
としてチャレンジをしようとしている人も多いのかもしれません。

 

 

ちなみに初マラソンの挑戦で一番多い年齢は
「29歳」
というデータがあります。

 

 

■非常に強い行動動機になる「9エンダー」とは?

 

 

29歳がなぜ一番多いのでしょうか?

28歳でもなく30歳でもない年齢です。

 

 

実は初マラソンの参加者には
「ある共通点」
がありました。

 

 

初マラソンの参加者48%を占める共通点です。

 

 

それは
「9エンダー」
と呼ばれる人たちです。

 

 

社会心理学者の
「アダム・オルター」と「ハル・ハーシュフィールド」
が見つけ呼んだデータです。

 

 

9エンダーとは
「29歳」「39歳「49歳」
のように各年代の最後を迎えた人たちのことです。

 

 

9エンダーが初マラソンの参加者のうち
「48%」
も占めていたというのは興味深いですね。

 

 

肉体的に考えれば
「29歳も30歳も大きく変わらない」
ということは実感できます。

 

 

28歳と29歳の誓いと比較しても生理学的には大差はありません。

しかし人間は年代で区切る考えを持ちます。

 

 

小説で
「120ページ台は良かったけれど、130ページ台はいまいち」
などとは考えませんが、年代の区切りは重視します。

 

 

マラソンの話に戻しましょう。

 

 

年齢別の参加率は
「40代」
で落ち始めるようです。

 

 

ただし、40代で一番参加者が多いのは
「49歳」
というデータがあります。

 

 

実に50歳の3倍の数字に上るようです。

 

 

新しいチャレンジだけでなく
「自殺者」
が多いのも9エンダーの年齢のようです。

 

 

善悪ありますが
「年代の終わり」
というものに対して、私たちは強い行動動機が働くということです。

 

 

人の習性として
「区切りの年に自己評価をする傾向にある」
ということです。

 

 

10代最後に…

20代最後に…

30代最後に…

40代最後に…

 

 

こんな風に考えたことは誰もがあるはずです。

 

 

■あなたは営業でハッピーエンドをどれだけ意識していますか?

 

 

人というのは無意識レベルで
「ハッピーエンド」
が好きなようです。

 

 

年代の終わりに意味を持たせ自己評価をするわけです。

 

 

さて、あなた商談で
「終わり方」
を意識していますか?

 

 

人の脳は
「一番新しい情報を重要視する」
という特徴があります。

 

 

この性質を使った営業技術が
「親近効果」

という技術です。

 

 

最後はマイナスではなく
「プラスの情報を伝える」
ことで、製品やサービスに好意を持った状態で次のプロセスに進むことが出来ます。

 

 

私も営業を受ける機会は多いのですが
「終わらせ方」
を強く意識している営業は多くはありません。

 

 

私は営業研修プログラムを開発しているので、ついつい癖で終わらせ方を上手く導いてあげてしまいます。

 

 

自分の提案する商品やサービスの説明も大事かもしれません。

しかし、お客様から契約をいただくにはもっと大事なことがあります。

 

 

人の意思決定というのは
「ほとんどが無意識に行われている」
というのを意識して行動することです。

 

 

無意識の意思決定というのは
「本能」
による意思決定となります。

 

 

その本能の意思決定が
「居心地が良い状態」
にすることが営業で一番重要なことです。

 

 

その1つが今日触れた
「ハッピーエンド」
ということです。

 

 

1つの商談の中には、様々な技術を使うシーンがあります。

 

 

その場面で
「最適な技術を用いる」
ことが出来る営業がトップセールスです。

 

 

私の提唱している
「行動創造理論」
によってトップセールスになることが可能です。

 

 

あなたもお客様の笑顔のために、触れてみてはいかがでしょうか?

 

 

■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする

 

私の提唱する行動創造理論は
「科学を基軸とした営業理論」
です。


脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。

 

  • 脳科学

  • 心理学

  • 行動経済学

 

上記のノーベル賞を取った研究や知見を「営業行動」に体系的に落とし込んだものです。

科学を基軸とした営業技術を身につけ、売上が飛躍的に伸びるプログラムです。

 

  • 営業研修

  • マネジメント研修

  • 能力開発トレーニング

 

「もっと売上に繋がる営業研修を実施したい」
「確実に営業力が上がる営業研修はないか」
と一度でも思ったことのある方は、ぜひ触れてもらいたいプログラムです。

 

 

営業で成果を出すには
「人の本能の行動に合わせる」
だけです。

 

 

成約率が50%向上した

新規案件数が10倍に増えた

たった1か月で売上が4.6倍になった

 

 

上記の成果を導いたプログラムにご興味をお持ちの方は、ご連絡をいただければと存じます。

売上に関する課題はすべて解決できるようになるでしょう。

すでに9,122人の営業が飛躍的に向上させました。

 

 

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今日は「ハッピーエンド」というテーマに触れてみました。

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行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
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自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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