今日は
「言葉の意味」
について触れてみたいと思います。
1一休さんのトンチ話
2コキャクシコウに当てはめる文字は?
3思考と志向の違いとは
日本語は同じ読みでも、意味が異なるものが数多くあります。
例えば・・・
「はし」
橋
箸
端
一休さんのトンチの話にも出てくる言葉ですね。
「このはし渡るべからず」
というお触れに対して堂々と真ん中を渡ったという話はよく知られています。
一休和尚が本当にトンチを使ったかどうかの議論はありますが、ここでは止めておきましょう。
この言葉はどうでしょうか?
「シコウ」
どんな漢字が思い起こされますか?
志向、指向、思考
こういった文字が当てはまりますね。
それぞれの意味を考えたことはあるでしょうか?
「思考」
考えること。経験や知識をもとにあれこれと頭を働かせること。
「指向」
モノゴトがある方向・目的に向かうこと。
「志向」
意識が一定の対象に向かうこと。考えや気持ちがある方向を目指すこと。
このように定義をされています。
ではタイトルにあるクイズです。
「コキャクシコウ」
という言葉にはどんな文字を当てはめたら良いでしょうか。
私は営業トレーニングの場で
「コキャクシコウ」
ということに非常に強く触れていきます。
企業活動として外せないマインドです。
経営層、営業職、技術者、スタッフ
どんな役割であれ必要なことです。
誰もが重要であることはわかっていることですが
「気づけば自分たちのことを向いてしまう」
ということも多いかと思います。
トレーニングでは
マインドの重要性、変化の仕方、維持の仕方
コミュニケーションやプレゼンテーションのポイント
具体的に必要な行動
について明らかにしていきます。
このコンテンツはまた別の機会に触れてみたいと思います。
「コキャクシコウ」
私はこの言葉には、この文字を定義しています。
「顧客志向」
志向
意識が一定の対象に向かうこと。考えや気持ちがある方向を目指すこと。
顧客思考では??
という質問もよく受講生からもされますが、「志向」を定義しています。
顧客志向の対義語として
「セイヒンシコウ」
という言葉があると思います。
こちらの言葉には
「製品思考」
という文字を定義しています。
言葉を定義することで、想像する景色が大きく変わります。
そしてその想像が変わることで、言葉と行動が変化します。
最終的には結果が変わります。
営業であれば
受注・売上
が増えるということです。
単なる言葉遊びだと思われるかもしれませんが、本当に結果が変わってきます。
結果が変わってくるということは、講師として一番嬉しいことです。
ビジネスの根幹でもある部分です。
「顧客志向」「製品思考」
というテーマで今度記事を書いてみたいと思います。
レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~
齋藤