売れる営業と売れない営業の差はどこにあるのか?その理由はサルたちが知っている!?

2024.10.11

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

齋藤 英人
齋藤 英人
行動創造理論の開発者齋藤です。
 営業研修の受講者が前期のトップセールスになったと報告をいただきました!

 
 
あなたの営業組織にも売れる営業と売れない営業がいることでしょう
ではその差はどこからくるのかはご存知でしょうか?
 
 
同じ商品やサービスを扱っているのに、なぜ売れる営業と売れない営業に分かれるのか?
齋藤 英人
齋藤 英人
単純に営業力の差で片づけてはいませんか?

 
結果から見れば営業力の差として片づけがちですが、本当の理由はどこにあるのかを解説します。
 
 
その理由はなんとサルでも知っている内容です。
営業組織をマネジメントしている方は必見の記事となるでしょう。
 

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売れる営業と売れない営業の差はすでにサルたちが知っていた?を見ていきましょう!
 
 

売れる営業と売れない営業の差はサルたちの「投資の寓話」にヒントがある!?

 
 

齋藤 英人
齋藤 英人
1つ寓話をお届けします、想像をしてみてください

 
 
100万頭の「サル」が株式投資を行いました。
サルたちは自分が思いつくままに投資をしています。
 
 
さて、1年後どうなったでしょうか?
 

1年後のサルたちの投資結果はどうなったか?

 

半分のサルは利益を上げていた。
もう半分のサルは損失を出していた。

 
そしてまた1年が経ちました。投資を始めて2年後です。
 

ではさらに1年経ち2年後のサルたちの投資結果はどうなってでしょうか?

 

1年目で利益を出したサルの半分はまた利益を上げていた
もう半分は損失を出していた

 
 
こうして投資が続けられ、10年後に利益を投資をしていたサルは1,000頭だけになりました。
100万頭いたうちのわずか1,000頭です。
 
 
20年後、正しく投資をし続けたサルはたったの1頭となりました。
そのサルは言うまでもなく大富豪になりました。
 
 

「大富豪になったサル」はなぜ成功をしたのか

成功サル
「成功ザル」と呼ばれるたとえ話です。
 
成功サルはほかのサルと何が違ったのでしょうか?
どこかに成功の秘訣があったはずです。
 
 
成功したサルの投資方法を法則化できれば、それだけでも大きな財産となります。
 

たくさんエサを食べていたのか?
ほかのサルとは離れていたのか?
違う場所に座っていたのか?
眠る時間が速かったのか?
枝にぶら下がる時、逆さになっていたのか?

 
 
「20年間も成功し続けたのだから、何か要因があるはずだ!」と考えてもおかしくありません。
 
 
しかしこの時点ですでに失敗の道を進んでいます。
なぜでしょうか?
 
 

売れる営業と売れない営業にもあてはまる成功サルの法則

 
 
なぜ成功要因を考えることが失敗の道を進むことになるでしょうか?
 
 
過去から検証するのは「PDCA」の観点からも重要なはずです。
それが間違いというのはどういうことでしょうか?
 
 
もうこの時点で思考のワナにはまっているから間違いなのです。
 
 

無意識のうちに思考の罠にはまっている

思考のワナ
 
なぜ成功要因を考えることが思考の罠にはまっていることになるのかは明確な理由があります。
 

結果を基にして過去の選択を判断しているから

 
 
過去を検証するのは非常に重要です。
しかし「結果」を基に検証をするから間違ってしまうのです。
 
 
結果から導いた検証は思考のワナにはまった検証なので、まったく意味は持ちません。
 
 

残念なことに営業組織でも同じことを繰り返している

 
営業組織でも同じことをしていませんか?
 
 
売れる営業と売れない営業の違いはどこで判断していますか?
恐らく結果で判断をしていることでしょう。
 
 
営業スキルが低くても、たまたまお客様に恵まれていただけで売上が高い営業もいるでしょう、
 
 
一方で、そこそこ営業力はあるにもかかわらず、あと1つ足りずに上利上げが上がらない営業もいるでしょう。
 
 
そして結果からしか検証ができない営業組織は大きな過ちを犯していきます。
 
 

成功サルがなぜ上手くいったのかを営業に当てはめると!?

 
 
営業幹部は全員の営業スキルを伸ばし、売上を伸ばそうとします。
(ここではコーチングや育成が正しいかどうかは一旦置いておきます。)
 
 
その時決まって「トップセールスは何をしているのか?」を観察しようとします。
 
 
断言しておきます。

齋藤 英人
齋藤 英人
トップセールスは特に変わったことをしていません。

 
売上があがっているという結果から見ると、違いが見えてくることでしょう。
 

トップセールスがしていること

レスポンスが早い
あまり残業をしない
よく紹介を受けている
明るく丁寧にふるまっている
アイスブレイクをしっかりやっている
納期をしっかり守っている

 
こんなところでしょうか?
 
 

本当にトップセールスである要因はレスポンスが早いなどの理由なのか?

トップセールス
 
しかし見てみるとよくわかります。
トップセールスがやっていることはほかの営業と変わりません。
 
 
上記であげた項目なんて、営業の基本にしかすぎません。
きっとどんな営業もやっていることでしょう。
 
 
売れない営業だってやっていることばかりです
 
 
ただ、営業成績が違います。
なぜなのでしょうか?
 
 

結果から要因を導いたことで思考の罠にはまっている

 
先ほど触れた思考のワナに余っているということです。
 
 
結果から要因を導くと、関係ないことまで売れる営業の要件であると勘違いをしてしまうのです。
 
 
冒頭にあげた成功サルの習性と同じことを繰り返しているということです。
 
 
結果から導いた要因に何の意味もないことは、サルのほうがよく知っていたということです。
 
 

売れる営業と売れない営業の差はどこにあるのか?

 
 
ここからは売れる営業と売れない営業の決定的な差を見ていきましょう。
 
 
1つ例を見てみましょう。
 
 
3人の営業がいます。
誰がトップセールスでしょうか?
 
 

営業のAさん、Bさん、Cさんのうちだれがトップセールスか?

 

【営業Aさんの提案】
「この提案を採用すれば、必ず売上は伸びます!」
【営業Bさんの提案】
「この提案を採用すれば、売上が20%伸びます!」
【営業Cさんの提案】
「この提案を採用しなければ、売上が20%下がります!」

 
さて、どの営業がトップセールスでしょうか?
 
(わかりやすくするために少し強引な表現を使いました。)
 
 

齋藤 英人
齋藤 英人
トップセールスは営業Cさんです。

 
 

3人の営業の違いはいったいどこにあるのでしょうか?

3人の営業
 
まずAさんとBさんの違いを見てみましょう。
 
 
営業Aさんと営業Bさんの違いは「数値化」です。
 
 
これはわかりやすかったはずです。
数値化がなぜ重要か少し解説をします。
 
 

営業の商談でなぜ数値化が重要なのか?

 
数値化することが重要である最大の理由は脳のメカニズムにあります。
 
 
「人の脳は具体的な情報を好む」という性質があります。
 
 
最も具体的な情報は「数字」です。
人の目は文章の中で、まず数字に目が行くようになっています。
 
 
数字に目が行く理由は脳が好む情報だからということです。
 
 
これが営業の提案には「数字が不可欠」といわれる科学的根拠です。
 
 

売れない営業は利得を追求し、売れる営業は損失を追求する

 
ほかの営業2人とトップセールスの営業Cさんの違いはどこでしょうか?
 
 
「利得」と「損失」です。
 
 
そもそも営業Cさんは自分の提案を採用する場面を前提としていません。
 
 
この時点で、お客様を主語にしています。
 
 
売れない営業のほとんどの主語は「自分(I)」です。
 
 
トーク分析をすれば一発で傾向が明らかになります。
売れない営業の商談の主語はほとんどが「I}です。
 
人の脳の大前提として「自分のことにしか興味がない」というものがあります。
 
 

営業Cさんは人の脳が最も反応をする情報に触れている

 
 
そして営業Cさんで最も重要な点は「損失」にフォーカスをしたところです。
 
人の脳は利得より損失のほうが大きく感じるようになっています。
 
 
太古の祖先から遺伝子に継がれてきた「本能の判断」です。
損失に反応できたからこそ、人類は生き延びてくることができました。
 
 
だから営業Cさんの損失の提案には、お客様も大きく反応するのです。
 
 
売れる営業と売れない営業の差は「脳のメカニズムを先回りしているかどうか?」につきます。
 
 
ほんの言葉を1つ変えるだけで、お客様の脳の反応は変わります。
 
 

あなたはどちらの手術をうけますか?

医者
 
あなたが手術を受けなければならなくなりました。
どちらの医師の手術を受けますか?

Aの医師「この手術は99%成功します」
Bの医師「この手術は100人受けて1人が確実に死にます」

 
2人の医師は全く同じことを言っていることにお気づきでしょうか?
しかし受ける印象は正反対です。
 
これが売れる営業と売れない営業の決定的な差です。
 
 
営業結果から導いた検証では「絶対に気づかない差」です。
 
 

まとめ

 
 
売れる営業と売れない営業の差はサルが知っていました。
 
 
100万頭の中から唯一成功したサルとトップセールになる要因の見方です。
 
 
売れる営業と売れない営業の差は結果ではなく、1つ1つの言葉の選択ということです。
 
 
ここで触れたいくつかの営業技術は、すぐに明日の営業から使えるものです。
 
 
たったこれだけでも、ちゃんと使えば営業成績は劇的に変わることでしょう。
 
 
ただ、トップセールスでい居続けるはもう少しいろいろな技術が必要です。
最後に売れる営業になるための方法に触れておきましょう。
 
 

行動創造理論による「営業プレゼンテーション研修」

 
 
営業で最も重要なのは、脳のメカニズムを先回りすることです。
お客様の脳の先回りが出来れば、営業が意図する結果は容易に手にできるからです。
 
 
脳のメカニズムを先回りする営業の成果は私の研修の9,000人を超える受講者が示してくれています。
 
 
私の提唱する行動創造理論は「科学を基軸とした営業理論」です。
脳のメカニズムに基づいたビジネスにおける行動を最適化する理論です。
 
 
脳科学
認知心理学
行動経済学
 
 
上記のノーベル賞を取った研究結果や知見を「営業スキル」に体系的に落とし込んだものです。
行動創造理論に触れ、科学を基軸とした営業技術を身につけた営業の売上が飛躍的に伸びるプログラムです。
 
 
「もっと売上に繋がる営業研修を実施したい」
 
「確実に営業力が上がる営業研修はないか」
 
一度でも思ったことのある営業責任者や研修担当者には、ぜひ知ってもらいたいプログラムです。
 
 
営業で成果を出すには「人の本能に合わせる」だけです。
 
 
成約率が50%向上した
新規案件数が10倍に増えた
たった1か月で売上が4.6倍になった
 
 
あなたの営業組織の中にいる普通の営業がトップセールスに変貌していきます。
 
 
行動創造理論による営業研修では、すでに9,816人の営業が飛躍的に向上させました。
そしてその成果が認められ、導入企業からは100%のリピートを維持し続けています。
 
 

齋藤 英人
齋藤 英人
あなたの営業組織にも最適なプログラムをお届けします。

 
しかし私が登壇できる回数には限りがあります。
研修効果を担保するために年間100回の登壇に限定しております。
 
 
もし売上向上に課題がある営業責任者、研修担当者は早めにご確認いただくことをお勧めいたします。
 
 

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