本日の記事の見出し
新しい仕組みが機能しない!理由と解決方法
今日は
「新しい仕組みが機能しない理由」
というテーマに触れてみます。
<index>
■なぜ新しい仕組みは機能せず終わってしまうのか?
今年は大きな変化を強いられました。
テレワーク、時差通勤など
「仕組みの変化」
を取り入れた企業も多かったと思います。
しかし新しい取り組みは
「すぐに機能する」
というケースは多くはないという事実があります。
組織の成熟度
個人のスキルレベル
コミュニケーション不足
要因はいくつか考えられます。
しかし上記の理由は
「企業による理由」
です。
ただ新しい仕組みが機能しない理由は
「どんな企業にも当てはまるもの」
でもあります。
■どんな企業にも当てはまる!仕組みが機能しない6つの理由
仕組みが機能しない理由は
「6つの理由」
に分けることができます。
1仕組みそのものの欠陥
2目的が明確になっていない
3現状の分析が科学的でない
4変化する仕組みができていない
5継ぎ足しとなり、やることが多すぎる
6メンバーの抵抗
上記のように
「阻害要因」
は6つにわけることができます
この記事では
「メンバーの抵抗」
の要因を掘り下げてみていきます。
まず、新しい仕組みを導入するときは
「そもそもより良い仕組みである」
と考えるから導入をします。
同時に推進者は考えます。
「良い仕組みだから、みんな受け入れてくれる」
と考えがちです。
ただここに
「ギャップ」
が存在します。
人の無意識の行動で
「現状維持の法則」
があります。
無意識のうちに人は
「変化に対して強力な抵抗」
を持ちます。
今までの惰性によるもの
古くからの習慣は変えにくい
新しいことを理解する努力は気が進まない
新しいことを実施して悪い結果が出るの恐れる
現在のやり方が批判されたと感じる
この行動メカニズムが
「仕組みが機能しない要因」
となり強く阻みます。
■新しい仕組みを確実に機能させる驚きの方法
仕組みというのは
「創るのが目的」
ではありません。
どこかでうまく行った方法を
「自社に持ち込む」
ことではありません。
「関係者の承認を得て、実際に適用していく」
ことが重要で大変なことです。
では、なぜその抵抗が生まれるのか?
それを見ていきましょう
上記にあげた抵抗の理由は
「感情」
に基づくものがほとんどです。
まず
「無意識に抵抗する」
という事実を受け入れます。
抵抗勢力は
「感情を結び付けて反発する」
ことを理解します。
そのうえで
「感情に結び付けた反発を解消する」
取り組みを行うことです。
感情に対抗するには
「理論化された情報を体系的に発信」
することで終わりにしないことです。
正論などでは
「人は決して行動しない」
というメカニズムを持っています。
「人は感情で行動し、理屈で納得する」
生き物です。
正論をかざすのは
「一方的な押し付け」
になります。
共感を創る
「組織内コミュニケーション」
が重要です。
必要なテクニックを2つほどご紹介いたします。
1つは
「信頼の転移」
です。
抵抗している人たちが
「信頼しそうな人、組織、機関」
を見極めます。
そして信頼するグループも
「同じことを言っている、やっている」
とすることで感情の経路を動かすことができます。
もう1つが
「帰属意識の利用」
です。
人は必ず
「どこかのグループに所属する」
ことを望みます。
生き物の本能として
「一人では生きられない」
ことを知っているからです。
このメカニズムを利用しましょう。
新しい仕組みを導入すれば
「あなたがあこがれるグループに入ることができる」
とアプローチを行います。
逆に今のままでは
「あなたが嫌なグループに所属し続けることになる」
と声を掛けます
人の行動を作るには
「脳のメカニズムを理解する」
ことが非常に重要です。
メカニズムを理解したうえで
「行動に導く」
ことが成功への一本道となります。
■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする
私の提唱する「行動創造理論」は
脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。
-
脳科学
-
心理学
-
行動科学
上記の数多くの研究や知見を「営業行動」に体系的に落とし込んだものです。
それを身につけ飛躍的に売上を伸ばすプログラムをご提供しています。
-
営業研修
-
マネージメント研修
-
能力開発トレーニング
「売上に繋がる営業研修を実施したい」
「確実に営業力が上がる営業研修はないか」
と一度でも思ったことのある方は、ぜひ触れてもらいたいプログラムですね。
営業で成果を出すというのは
「人の行動を継続的に変化させる仕組み」
を本能の行動に合わせ考えてあげればよいだけです。
このようなプログラムにご興味をお持ちの方は、ご連絡をいただければと存じます。
ビジネスの課題をすべて解決できるようになるでしょう。
今日は「新しい仕組みが機能しない理由」というテーマに触れてみました。