その納期に間に合わせるには?間に合わなかったら?

2017.09.19

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

 

今日は

「納期」

をテーマに2つの視点に触れてみたいと思います。

 

 

我々がしている仕事には必ず

「納期」

というものが決まっています。

 

 

その中には

「スケジュールが厳しい」

という案件もあるかもしれません。

 

 

ここで考える視点が2つあります。

 

 

1「どのように納期に間に合わせるか」という視点

 

2人の担当者がいるとします。

 

1人は自分で努力して、「納期」に何とか間に合わせました。

もう一人は人の力を借りて、「納期」に間に合わせました。

 

 

さて、この時の

「顧客からの評価」

はどちらが上でしょうか?

 

 

 

答えは

「同じ」

です。

 

 

顧客にとっては

「期待したもの以上のもの」

が出てくれば良いだけです。

 

 

もし

「自分のチカラ」

だけでやろうとして間に合わなかったら・・・

 

 

「努力は認められる」

ということにはなりません。

 

納期から逆算して

「どのように完成させるか」

を考えられることが、ビジネススキルとして重要なポイントです。

 

 

起点は

「自分ではなく顧客」

ということです。

 

 

 

2「もしできなかったら」という視点

 

例えば

「1万円の商品」

を納品するとします。

 

しかし、納期に間に合いませんでした。

 

 

このときはどんな結果となるでしょうか?

 

 

「1万円の売上が手にできない」

ということです。

 

 

しかし、それだけでしょうか?

 

 

 

1万円の売上以外に

「大きく失うもの」

があるはずです。

 

 

 

それは

「その顧客からの将来の売上げのすべて」

ということかもしれません。

 

信頼を失って2度と取引がないかもしれません。

 

 

 

何か目標があるときには

「できたらどうなる」

というメリットと同時に

 

「できなかったらどうなる」

というリスクの両面で見ることが重要です。

 

 

人は心理的に

「リスクを回避する」

ということに強い意識をもつ生き物です。

 

 

まずは

「自分の仕事ができなかったら」

と常に意識すると、コミットメント力が上がると思います。

 

 

 

この2つの視点で考えると

「ビジネススキル」

は向上していくでしょう

 

 

今日は

「納期」

をつのテーマにして2つの視点に触れてみました。

 

レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~

齋藤
 

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著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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