本日の記事の見出し
集団にいることはストレスですか?それとも…
今日は
「集団とストレス」
というテーマに触れてみます。
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■人類最古の村はなぜ100人の集落だったか
「人類最古の村」
が中東にあったと言われています。
その集団の規模はどのくらいだったでしょうか?
「おおよそ100人くらい」
と言れています。
この100人という数字は
「人間がグループを作り維持する際に自然にまとまる数」
という研究結果があります。
100人以上の大きな集団になると
「安定やまとまりを維持する」
ことに力が必要になります。
「規則や規範」
が必要になるということです。
集団を維持していくには
「均衡」
が大事になります。
■残念なこと?ストレスがかかるのは仕方がない
英国の人類学者であるロビン・ダンバーは
「人間は2つの力で均衡を保とうとする」
と提唱しています。
1つは群れを作ろうとする
「求心力」
というチカラです。
もう一つは群れから離れようとする
「遠心力」
というチカラです。
私たち人類の祖先は
「集団から離れては凶暴な動物に捕食される」
ことを知っており、群れの中で生活をすることを選択しました。
しかし当然
「群れの中では自由を失いストレスがかかる」
という生活になります。
今の私たちと一緒かもしれません。
昔から同じことが繰り返されてきたようです。
現代の人間である我々も
「2つの欲求」
で無意識のうちに均衡を保っています。
一方では
「自由を求める欲求」
です。
もう一方では
「何かしらのグループに属したい欲求」
です。
誰しもが
「2つの力に引っ張られる生活」
をしています。
「ストレスを感じる」
というのは仕方がないことのようです。
「ストレスがかかるのは仕方がない」
のであればどうすればよいのでしょうか?
■1日3回、自分に3秒だけ時間を作ってみましょう
ストレスがかからないようにするには自身の
「モチベーション」
をどう方向付けするかが重要です。
「モチベーションには3つの方向」
があるのはご存じでしょうか?
1「外発的モチベーション」
「昇進、昇給、ボーナス」
など形になっているもの手にするモチベーションです。
外発的モチベーションは
「多くの人をある程度までやる気にさせる
モチベーションです。
「何かを手に入れるために、何かを行う」
ということです。
2「内発的モチベーション」
「仕事自身が好き。やりがいがある」
といったモチベーションです。
仕事が面白い、楽しい、熱中できる
個人的な挑戦としてとらえられている
このような状態になっているときです。
収入などとは違う位置で働いているモチベーションです。
「給与などの条件が下がっても、別の仕事を選択する」
こんな人が周りにもいるのではないでしょうか?
3「関係的モチベーション」
「他人とかかわったり、他人を助けたい」
というものです。
一緒に仕事を進めるメンバーとの仲間意識
自分の仕事が仲間や社会のために価値を創り出す
他者に貢献しよう
上記のようなモチベーションです。
なぜ
「モチベーションの理解」
が必要なのでしょうか?
その理由は
「モチベーションを満たすには、誰かとの関係が必要」
だからです。
集団の性質上
「ストレスがかかってしまう」
のは仕方がないことです。
ただ同時に
「自身のモチベーションを創り出している」
ということです。
人の脳が一番嫌がる情報が
「未知のこと」
です。
ストレスとモチベーションは
「集団の中で生まれる」
ということを知っておけば、脳が勝手に対処をしくれます。
有効な方法があります。
「モチベーションの3つの箱」
頭の中に作っておきます。
1日に3回
「今やっていることはどのモチベーションの箱かを確認する」
だけで効果があります。
なぜこの方法が有効なのでしょうか?
脳は優秀であるが単純な器官です。
モチベーションを意識しただけで
「前向きな物に関する情報を取りに行く」
からです。
逆に
「ストレス」
に意識を向ければ、ストレス要因の情報ばかり見つかります。
ストレスを感じて生活するのは仕方がない
だったらモチベーションをもって生活する
脳のメカニズムから考えれば、対処方法は簡単に見つけることができます。
モチベーションの種類の確認などは
「1回3秒」
もあれば十分です。
これだけストレスが軽減されるなら儲けものではありませんか?
■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする
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今日は「ストレスとモチベーションの関係」について触れてみました。