今日は
「ロングセラー商品シリーズ」
です。
前回
「花王メリット」
をテーマにしました。
今回は
「キューピーマヨネーズ」
をテーマにいたします。
「マヨラー」
と呼ばれる人が出るくらい、大好きな方も多いでしょう。
キューピーマヨネーズの誕生は
「1925年」
です。
当時は卵の価格が高く
128g入りで50銭
という価格でした。
現在の貨幣価値に換算すると
「1700円」
もする高級品です。
その高根の花だったマヨネーズも
「1960年代に急速に普及」
して家庭の調味料として定着しました。
ここまで
「35年の年月」
がかかっているということです。
このきっかけとなった開発があります。
それは何でしょうか?
今では当たり前なんで気づきにくいかもしれませんね。
それは
「チューブタイプへの変更」
です。
それまでは
「ガラスの広口瓶」
でした
使うのに手間がかかる
衛生面でも気を遣う
というものです。
また空間が大きくなり
「油が酸化する」
という問題もありました。
もう一つご質問です。
「外装のパッケージ」
はどんなものだったでしょうか?
「キューピーちゃん」
が印刷されているのは思い出せると思います。
もう1つ
「60年以上変わらないデザイン」
があります。
それは
「赤い網目模様」
がパッケージには印刷されています。
ではこの
「模様の意味」
はなにかご存知ですか?
これは
「赤いチェックのテーブルクロス」
をモチーフにしたそうです。
洋食店
海外の映画やドラマ
でよく目にするものでした。
キューピーは
「洋風の調味料」
にふさわしいとして採用をしたそうです。
今も変わらずそのパッケージで
「私たちの食卓」
を支えてくれています。
パッケージは変わりませんが
「見えない進化」
も続けています。
消費期限が大幅に伸びたり
味も機能も時代に合わせて変化を続けています。
見えないだけで
「市場の変化に対応しているからこそ愛され続ける」
ということですね。
キューピーちゃんは
「93歳の大先輩」
です。
たくさん学ぶべき点がありますね。
今日は
「ロングセラー商品シリーズ」
でした。
レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~
齋藤