今日は
「安売り」
というテーマに触れてみたいと思います。
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①あなたは商品・サービスを安売りしたい?
②野菜直売所の驚きのルール「安売り禁止」
③新しい市場で求められるのは「安売り」ですか?
本日の記事の見出し
■あなたは商品・サービスを安売りしたい?
あなたは
「自分たちの商品を安売りしたいですか?」
と聞かれたら何と答えるでしょうか?
おそらくは
「出来れば安売りはしたくない」
というのが本音ではないでしょうか?
新規顧客獲得キャンペーンなど
「販促戦術」
で安売りをするというのは分かります。
しかし市場の競争で
「価格を価値」
としてしまうのは自分の首を絞めることになります。
価格で勝負できるのは
「大きな資本を持つトップ企業だけ」
に許された戦略です。
小さな会社はあっという間に体力を奪われてしまうでしょう。
トップ以外の企業は
「違う戦略」
で戦う必要があります。
■野菜直売所の驚きのルール「安売り禁止」
こんな話があります。
茨城県の
「野菜直売所」
のルールです。
ここでは
「あるルール」
が存在しています。
そのルールは
「同じ農産物を出す場合、すでに市場に出ている価格より下げてはならない」
というルールです。
同じトマトが
「すでに流通しているものより高い」
という状態ではんばいしなければなりません。
またこの直売所は
「不便な場所にある」
というハンデも抱えています。
普通に販売しては誰も買いには来てくれません。
農家の方々は何をしたらよいでしょうか?。
答えは簡単でした…
農家の方々は
「品質を上げる」
ということに徹底的に取り組みます。
「わざわざ高いものを離れた場所まで買いに来てくれる」
このためには
「良いモノ」
を提供するしかありません。
価格競争を
「ルールで排除」
されました。
残された方策である
「本来の品質向上」
を実現したという事例です。
価格競争を奪われたことで
「本業の質が磨かれた」
ということです。
■新しい市場で求められるのは「安売り」ですか?
新型コロナウイルスの影響で
「あらゆる市場で大きな変化」
起こることでしょう。
前に戻ることを期待しているだけでは
「新しい生活様式」
に対応できなくなるかもしれません。
産業構造が大きく変化するでしょう。
その時あなたはどうしますか?
単純に
「価格を下げる」
ことでは対応できたとしても一瞬かもしれません。
野菜直売所のように
「価格を下げたら市場に出せない」
というルールを設定してみるもの良いかもしれません
品質の向上
ボリュームのアップ
利便性
認知度の向上
個別対応
買える場所の拡大
アフターサービスの充実
いろいろな方策が考えられると思います。
ここで確立されたことが
「強み」「特長」「差別化ポイント」
になってきます。
これらを導くために
「2つの視点」
で考えると良いでしょう。
テーマ「もしも〇〇になったら」
1 今まで当たり前だったことは?
2 これから当たり前になることは?
この項目をワークシートに落とし込んで考えてみて下さい。
ワークシートに落とし込むことで
「脳が思考しやすくなる」
環境を創ります。
多くのコンサルタントが
「ワークシート」
活用する理由でもあります。
(コンサルタントたちも気づいていないかもしれませんが…)
この思考法も「行動創造理論」の一環です。
※必要であれば私が使っているワークシートを無償でお送りさせていただきます。ご連絡ください。
■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする
私の提唱する「行動創造理論」は
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今日は「安売り」というテーマに触れてみました。