「Ikigai」は日本人特有の概念 驚きの事実

2018.10.09

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

 

今日は
「ある図」
をテーマにしてみたいと思います。

 

<index>

1「生きがい」は「ikigai」と訳されている

2「生きがい」は4つの質問に答えると見つけられる

3個人だけではなく、企業でも当てはめることができる

 

■「生きがい」=「ikigai」

 

この図をご覧になったことはございますか?

 

 

これは
「Ikigai」
という図だそうです。

 

去年、SNSで拡散して話題になったもののようです。

詳細な出典元は不明みたいですね。

 

 

日本語の
「生きがい」
というのは英語で訳されていないようです。

 

そのまま「Ikigai」とされています。

 

 

「日本人特有の概念」
と言えるものなのでしょうか。

 

 

この図は
「4つの質問」
で形成されています。

 

 

1あなたが大好きなこと

2世界が必要としていること

3あなたが稼げること

4あなたが得意なこと

 

 

この4つのすべてが交わったとき
「生きがい(Ikigai)」
となるという概念図です。

 

 

4つが満たされていないというのは

 

「好きで、得意だけれど、誰も必要としていない」

「世界が必要としていて、稼げるけど、自分が好きではない」

こんな状態でしょうか?

 

 

ただ1点だけ疑問としてあるのが
「世界が必要としていなくて稼げる」
という状況は私には想像できないのですが、そんなこともあるかもしれません。

 

もう1つ内側の輪には

 

・Vocation(適職)

・Profession(専門職)

・Passion(情熱)

・Mission(使命)

 

このような概念があります。

 

 

得意で稼げる=「プロフェッショナル」

好きで世界が必要としている=「ミッション」

 

このように見ればよいのだと思います。

 

 

私はこの図には見る順番があるように思えます。

 

 

①自分の棚卸からスタートする

「好きなこと×できること=得意なこと」

 

このように
「自己棚卸の公式」
で見てみます。

 

 

②「世界が求めていること(市場のニーズ)」を加える

 

③その結果「経済的な安定をもたらす」

 

④それがすべてそろった時に「Ikigai」になるということですね。

 

 

一度
「4つの輪の状態」
を見てみるのも良いのではないでしょうか?

 

 

自分の生きがいの要素は
「どれだけ満たされているのか」
という現在位置を知ることは大切なことだと思います。

 

 

この図を見てちょっと驚いたことがあります。

 

 

それは説明文です。

 

 

説明文の中に
”Reason for Being”
とあります。

 

 

これはフランス語で
「レゾンデートル」
という意味です。

 

 

弊社の名前でした。

 

 

この概念図は
「会社の説明にも活用できるもの」
になっているのかもしれませんね(笑)

 

 

私も一度この図に沿って、存在理由を考えたいと思います。

 

 

今日は「1枚の図」をテーマにしてみました。

 

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著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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