あなたが知らない「中期計画」の精度を高める4つのステップ

2018.10.10

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

 

今日は

「中期計画」

をテーマにしてみたいと思います。

 

 

1「中期計画」の精度を高める4つのステップとは

2それぞれのステップで注意する点とは

3シナリオプランニングの本当の目的とは

 

 

 

レゾンデートル株式会社は10月より新たな期を迎えました。

新しい計画を立案して、それを基にアクションに落とし込んでいきます。

 

 

皆さんの会社でも

「新たな計画」

を立てている時期かもしれません。

 

 

計画の中に

「中期計画」

というものがあります。

 

 

通常は

「3年から5年の近未来」

に向けた計画です。

 

 

しかし、市場の動きが早すぎて近未来とは言え

「不確実なもの」

となってしまいます。

 

 

そこで今日は

「この計画の精度を高めるためのステップ」

を見ていきたいと思います。

 

 

このステップは

「シナリオプランニング」

というものです。

 

 

1「外部環境の変化要因の抽出」

 

自分たちの市場でどんな変化が起きるのか?

を見ていきます。

 

 

このステップでは

「何が起きるのか?」

とを考えるよりも大切なことがあります。

 

 

それは

「なぜ起こるのか?(Why)」

です。

 

 

有名な分析手法に

「PEST分析」

があります。

 

 

それらを活用し

「変化の要因」

を見つけていきます。

 

 

2変化要因のインパクト分析

3変化要因の不確実分析

 

これを同時に行います。

 

 

その結果

「インパクト少×不確実性少」

であれば無視してよいでしょう。

 

 

また

「インパクトが大×不確実性少」

であれば対応を考えなければなりません。

 

 

4シナリオの策定と検証

 

シナリオ策定をしたら必ず

「反証」

が必要です。

 

・なぜやるのか?

・本当に正しいのか?

・出来るのか?

 

 

また変化の要因から

「優先順位」

を考えていきます。

 

 

ここで

「勘違いをしてしまう」

点に触れておきましょう。

 

 

「シナリオプランニングの目的」

です。

 

 

シナリオプランニングは

「未来を予測するものではない」

ということです。

 

 

環境変化の予見

組織の共通理解の醸成

です。

 

 

つまり組織全体で

「想定」

の範囲を大きくしておく作業です。

 

 

今日は計画立案で

「最低限押さえておくべきポイント」

をまとめておきました。

 

 

「ご自身の計画に漏れがないか」

を確認をしてみてはいかがでしょうか?

 

 

齋藤英人

レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~

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著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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