「営業力を上げるには?」日本人がマスクをつけ続けた理由を知ること!?

2023.07.28

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

齋藤 英人
齋藤 英人
行動創造理論の開発者齋藤です。
 行動創造理論に触れた営業がまた1人トップセールスとなりました!うれしいですね!

 
日本人と外国人とは特性が異なります。
 
 
一体何が違うのでしょうか?
 
 
営業力と日本人の特性は非常に密接な関係があります。
 
 
日本人同士が商談をするケースが多いので、当たり前のことかもしれません。
ただし営業で日本人特有の特性を考えている人はいないでしょう。
 
 
さらに今日の記事では営業では当たり前と思っていたことが大間違いであることにも触れていきます。
 

この記事はこんな風に思っている方へおすすめ!

・営業力を上げるにはどうすればよいかを知りたい
・自分に合った営業方法を知りたい
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記事を読み終えたときには、営業力を上げるには重要なポイントを知り、解決方法まで手に入れていることでしょう。
 
 

日本人の特徴が「営業力を上げるには?」の答えになるってどういうこと?

 
 
営業力を上げるにはどうしたらよいか?
 
 
自身の営業力を上げたい人
部下の営業力を上げたい人
 
 
営業力を上げるには日本人特有の方法があることは知られていません。
 
 
逆に言えば、日本人の特徴をつかんでおけば、他の人より有利に営業を進められるようになります。
 
 
では日本人の特徴は何でしょうか?
 

日本人の特徴

・温厚である
・礼儀やマナーを守る
・気遣いができる
・謙虚である
・集団行動ができる

 
上記のような特徴があげられるでしょうか?
 
 
この特徴の中に「営業力を上げるには?」の答えがあります。
 
 

コロナ禍のマスクの付け方にかくされていた!?

営業マスク
 
コロナ禍において「マスクをしているのは日本人だけだ」という話を1度は聞いたことがあるでしょう。
 
 
大抵この議論になると「同調圧力」についての話になります。
 

同調圧力とは…
 
集団のなかで少数意見をもつ人に対し、周囲の大多数の人と同じような考えや行動をとるよう、暗黙のうちに強制すること

 
「周りがマスクをしているから自分だけ外せない」ということです。
 
 
もちろん同調圧力がありますが、それだけではありません。
日本人だからこそ、つけ続けることができたといっても良いでしょう。
 

齋藤 英人
齋藤 英人
マスクをつけ続けることができた点が「営業力を上げるには?」の答えになります。

 
一体どういうことでしょうか??
 
 

営業力を上げるには日本人の感情を読み取る力を知ること

 
 
日本人の特徴には「感情を読み取る能力」があります。
 
 
外国人と比べて感情を読み取る方法が異なります。
 
 
欧米では口を大きく動かし、笑ったり怒ったりして気持ちを伝えます。
しかし日本人はあまり口を使いません。
 
 
その分「目元の微細な変化をとらえ気持ちを汲み取る」ことをしています。
 
 
つまり「マスクをしていても相手の気持ちを読み取ることができる」ということです。
 
 
マスクをしてもコミュニケーションがはかれるので、外すタイミングが遅くなっているといえます。
 

齋藤 英人
齋藤 英人
目から感情を読み取る能力は1歳児にも認めらています

 
逆に日本人はサングラスをすることを好みません。
 
 
感情が読み取れなくなり、コミュニケーションがとりにくくなることを無意識のうちに知っているからです。
 
 

そもそも日本人はモノの見え方も違っている

営業のモノの見方
 
感情を読み取る違いだけではありません。
 
 
モノや景色の認知についても大きな差があります。
 

欧米人
中心にあるもの、目立つものに焦点を当てる
日本人
全体の構造、周辺に焦点を当てる

 
そもそも同じ景色でも、見ているものが異なっているということが明らかになっています。
 
 
また感情が動く時にも差異があります。
 
 
外国人は自分自身について感情が動きます。
 
 
日本人は人との関係について感情的になることも分かっています。
 

周辺情報をとらえる
関係性で感情が動く

 
日本人の特手陽である上記2つが営業力を上げるには非常に重要なポイントになることを行動創造理論では明らかにしています。
 
 

営業力を上げるには周辺情報と関係性が重要である理由

 
 
営業力を上げるには「周辺情報」「関係性で感情が動く」が非常に重要なポイントです。
 

齋藤 英人
齋藤 英人
まず周辺情報をとらえる点と営業について見ていきましょう

 
日本人は周辺情報をとらえる特徴があります。
 
 
ただしネガティブな感情や危機を感じると見るものを脳が切り替えます。
 
 
ネガティブな感情を抱くと「論理的情報」に脳がフォーカスをします。
 
 
営業では論理的情報にフォーカスをされると不利になります。
 
 
論理的情報に着目しているときは「何か悪いことがあるのではないか?」と探している状態に脳がなるからです。
 
 
営業の言葉や提案から「悪い部分を見つけよう」となるということです。
 
 
ではこの状態で商談はうまくいくでしょうか?
 
 
決してうまくいくことはありません。
 
 
日本人は周辺情報を見ることがスタンダードなので、切り替わった瞬間に悪い点にフォーカスするようになります。
 
 
そして営業は警戒されている存在です。
特に新規営業では強く警戒されます。
 
お客様
お客様
営業はお金を奪いに来る存在だ

 
無意識のうちにお客様の脳が反応していることです。
 
 
営業力を上げるにはお客様の脳を通常の周辺情報にフォーカスする状態にする必要があります。
 
齋藤 英人
齋藤 英人
記事の最後に周辺情報にフォーカスする方法に触れていきます。

 

関係性を重視することは営業力を上げることにつながる!?

売上があがらない営業
 
日本人は自分よりも「他者との関係性を重視する」特徴があるという点に触れました。
 
 
だから多くの営業は「お客様との関係性」を重視するのです。
 
 
営業のタイプでいえば「関係性構築タイプ」に分類されます。
 

【関係性構築タイプの営業Aさん】
 
お客様から非常に好かれています。
物腰も柔らかく、お客様の要望に一生懸命答えようとします。
 
 
お客様を喜ばせるためには努力を厭いません。
夜遅くまでお客様のための資料を創り、朝から訪問して提案をしに行きます。
 
 
お客さんと良好な関係を築き、賛同も得ています。
誠実で誰とでもうまくやれる人です。

齋藤 英人
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さて、こんな営業Aさんは売れる営業でしょうか?

 
お客様と仲良くなれる
好かれる
時間を惜しまない
 
 
良い営業のタイプに見えます。
 
 
Aさんが「売れるか売れないか」で見ると一目瞭然です。
 
 
売れないタイプの営業です。
 
 
では、なぜ売れないのでしょうか?
 
 
脳のメカニズムから考えたら売れないのは当たり前です。
関係性構築タイプの営業が売れない理由は行動創造理論で明らかになっています。
 
 
営業力を上げるにはこれまで正しいと思っていた間違いに気づくことも重要です。
 
 

本日のまとめ

 
 
今日の記事では「営業力を上げるには?」に対して日本人の特性から考えるというものでした。
 
 
日本人には特性があるので、その特性に沿った営業をすることが重要です。
 

日本人がマスクを外さないのは同調圧力だけではない
日本人が見る情報とは?
日本人が重視するのは自分より関係性
営業ではお客様は論理的情報を重視する
関係性構築タイプの営業は一番売れない

 
営業力を上げるには日本人の特性を考える必要があるということです。
 
 
最後に論理的情報に着目させない方法と関係性構築タイプの営業が売れない理由を知る方法に触れておきましょう。
 
 

脳のメカニズムを先回りした行動創造理論による「営業研修」

 
 
営業で最も重要なのは、脳のメカニズムを先回りすることです。
お客様の脳の先回り出来れば、営業が意図する結果は容易に手にできるからです。
 
 
「日本人の特性」もその1つです。
 
 
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私の提唱する行動創造理論は「科学を基軸とした営業理論」です。
脳のメカニズムに基づいたビジネスにおける行動を最適化する理論です。
 
 
脳科学
心理学
行動経済学
 
 
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齋藤 英人
齋藤 英人
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レゾンデートル株式会社代表取締役
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