よく聞く営業テクニックは役に立たない!?商談でやってはいけないこと

2023.07.05

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

齋藤 英人
齋藤 英人
行動創造理論の開発者齋藤です。
 行動創造理論によってトップセールスになる人が続々と出てきてくれています!

 
あなたは「営業テクニック」と聞いてどんなものを想像しますか?
 
 
お客様を説得する営業テクニック
最初は小さな要求を呑んでもらう営業テクニック
YESを先に言ってもらう営業テクニック
 
 
インターネットで検索したり書籍を見ると上記のような内容が見つかるでしょうか??
 
 
さて、こんなものが役に立つと思いますか??
 
 
今日の記事では現在の商談で必要な営業テクニックは何か?を見ていきましょう。
 

この記事はこんな風に思っている方へおすすめ!

・営業の目標が達成できていない
・効果的な営業テクニックを身につけたい
・部下の営業成績を苦労させずに伸ばしたい

 
 
この記事をご覧になっているということは、すぐにでも営業メンバー全員を売れる営業に変えるにはどうしたらよいかとお考えの方ではありませんか?
 
 
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記事を読み終えたときには、重要な営業テクニックについて知ることができていることでしょう。
 
 

営業テクニックの前にあなたの考えを整理してみてください?

 
 
営業テクニックについてみていく前に、1つ思い浮かべてみてください。
 

齋藤 英人
齋藤 英人
あなたが固く信じていることを思い浮かべてみてください

 
・株価は4万円台まであがる
・死後の世界は必ずある
・AIが人間を上回ってしまう
・いつか病気はすべて治すことができるようになる
・ビタミン剤には効果がある
・筋肉をつけるには毎日欠かさずトレーニングをすべきだ
 
 
迷信や信仰のようなものから、専門家によって分析されたものもあります。
 
 
何を信じるかは自分が選択できますし、もちろん自由であることも疑う余地はありません。
 
 
ただこの瞬間に、人間誰もが全員が同じ状態になっています。
 

他人が確信しているものより「自分が確信しているもののほうが信ぴょう性がある」

 
人の脳のメカニズムで、誰もが自分が信じたもののほうが正しいと思い込んでいます。
 
 
たとえそれが大きな間違いであったとしても…
 
 

なぜ自分の考えの方が正しいと思い込むのか?

思い込み
 
自分が信じたものが正しいと思い込む理由は「情報量」です。
 
 
自分の考えは様々な情報を組み合わせて導きました。
そして結論に至るまでの思考のプロセスも理解しています。
 
 
自分の考えた道筋はすべて知っているから信じられるのです。
 
 
しかし他人の考えの道筋は全く見えていません。
だから、間違っている、自分が正しいと思い込むのです。
 
 
「人がなかなか自分の話を聞いてくれない理由」の1つでもあります。
 
 

営業テクニックを使うときは営業のどんな場面??

 
 
人の思考のメカニズムの1つを見てきました。
 
 
このメカニズムは当然、営業の商談でも同じように起きています。
 

営業
営業
(このお客様には絶対に効果的だから何とか採用してほしい!)
お客様
お客様
(熱心に進めてくれているけれど、自分が得するためだろう…)

 
営業が本当に最適だと思って熱心にした提案も、お客様は全く違う感覚で聞いているかもしれません。
 
 
営業としてはお客さんのことを考えて提案していると確信があります。
理由は「自分の心を覗けているから」です。
 
 

しかし自分の心が正しく覗けているというのも思い込み

手鏡
 
自分の考えに正しくたどり着くには「自問自答」を繰り返せばたどり着きます。
 
 
ほとんどの人はそう思っていますし、信じています。
 

齋藤 英人
齋藤 英人
しかし脳のメカニズムから見ればこれも大きな間違いです。

 
人は他人のことも分からないですし、自分の考えにも正しくたどり着けないこともあります。
 
 

スウェーデンの心理学者「ペター・ヨハンソン」の実験
 
 
実験参加者に2枚の人物の顔写真を見せます。
 
 
「どちらが魅力的に見えますか?」と尋ね選んでもらいます
 
 
そしてその後、選んだ写真を近くで見てもらいます。
「どこが魅力的か説明してください」
 
 
もちろん実験参加者は自分が思った点を詳細に語ります。
 
 
しかし近くで見せる際に「写真のすり替え」をしていました
 
 
ただし誰も気づかず、雄弁と魅力を語っていました。

 
これは「自己観察の錯覚」と呼ばれるものです。
 
 
ただの思い違いなら良いのですが、自己観察の錯覚はコミュニケーションに大きな影響を与えます。
 
 
自己観察の錯覚に陥った人は「3つのパターンの思考」になります。
 
 
3つのパターンを理解することが営業テクニックを手に入れることになります。
 
 

営業テクニックを身につけるにはどうすればよいのか?

 
 

「自分が確信していることを疑わない」×「相手が共感をしない」

 
この時に3つの思考パターンのいずれかになります。
 
 

自己観察の錯覚からくる思考パターン
  1. 相手が無知だと考える
  2. 相手は愚かだと考える
  3. 相手に悪意があると考える

思い通りに提案を進められなかった営業が考えることと一緒です。
 

営業
営業
あのお客さんはわかってくれない。今の市場を知らなすぎるよ

 
しかしこの営業の失注理由は全く別のものです。
 
 
この営業の「営業テクニックとスキルが足りない」ことが失注の要因です。
 
 

基本的だが超重要な営業テクニックに触れていきましょう

営業テクニック
 
営業が契約を取るには「お客様の行動を創り出す」ことが絶対条件です。
 
 
では人はどうしたら行動をとるかはご存知でしょうか?
 

齋藤 英人
齋藤 英人
人が行動をとる前に必ず行うことがありますがわかりますか?

 
少し考えてみてください。
私は営業研修でも必ず聞きますが、ほとんどの人が答えられません。
 
 
そもそも人の行動のメカニズムを知らずに営業をしても成約率は上がりません。
 
齋藤 英人
齋藤 英人
答えは「想像」です。

 
これは行動のメカニズムです。
 
 
人は必ず行動を選択する前に「想像」をします。
 
 
ポジティブな想像ができれば行動をする
ネガティブな想像しかできなければ行動をやめる
 
 
では、営業の交渉において「想像の前に行うこと」は何かわかりますか?
 
 
これも行動のメカニズムの1つです。
 
齋藤 英人
齋藤 英人
想像の前に行うことは「共感」です。

 
そもそも人の脳は他人に共感されることで大きな満足を得る器官です。
 
 
つまり誰もが共感をされたがっているということです。
もちろんお客様も同様です。
 
 
そしてお客様も自分の考えは除けていると錯覚しているので「確信を持った意見」があります。
 
 
その時、営業が「自分が確信していることを疑わない」まま商談を進めたらどうなるでしょうか?
 
 

自己観察の錯覚からくる思考パターン
  1. 相手が無知だと考える
  2. 相手は愚かだと考える
  3. 相手に悪意があると考える

 
この思考パターンになるということです。
 
 
あの営業は無知だ
あの営業は愚かだ
あの営業は悪意がある
 
 
上記のように考えられるということです。
 
 
さて、あなたやあなたの組織の営業は「契約を取る前に共感を取りに行っているでしょうか?」
 
 
超基本的な営業テクニックですが、できていないどころか気づいてすらいない営業が多いのが現実です。
 

齋藤 英人
齋藤 英人
これは私の錯覚ではなく、1万人以上の営業を研修を通じてみてきた事実です

 
ただし脳のメカニズムを先回りする営業テクニックを手にすれば、お客様の共感は誰もが作ることができます。
 
 
コミュニケーションが苦手かどうかなど関係ありません。
 
 

本日のまとめ

 
 
今日の記事は思考のメカニズムと営業テクニックの関係に触れてきました。
 
 
人は自分の思い込みを錯覚であっても頑なに信じる
そして共感しない相手を悪く感じるようになる。
 
 
無意識のうちに起きているメカニズムです。
 
 
そして人は行動を選択する前に想像を必ず行うということも見てきました。
 
 
そして商談においてはその前に「共感を創る」ことが最も重要ということです。
 
 
共感を創りだす営業テクニックさえ身につけてしまえば、面白いように契約が取れるでしょう。
 
 
そしてその方法は脳のメカニズムを先回りするだけで手にできます。
 
 
最後に共感を創る営業テクニックを手にする方法に触れておきます。
 
 

脳のメカニズムを先回りした行動創造理論による「営業研修」

 
 
営業で最も重要なのは、脳のメカニズムを先回りすることです。
お客様の脳の先回り出来れば、営業が意図する結果は容易に手にできるからです。
 
 
「自己観察の錯覚」「行動のメカニズム」もその1つです。
 
 
脳のメカニズムを先回りする営業の成果は私の研修の9,000人を超える受講者が示してくれています。
 
 
私の提唱する行動創造理論は「科学を基軸とした営業理論」です。
脳のメカニズムに基づいたビジネスにおける行動を最適化する理論です。
 
 
脳科学
心理学
行動経済学
 
 
上記のノーベル賞を取った研究結果や知見を「営業行動」に体系的に落とし込んだものです。
行動創造理論に触れ、科学を基軸とした営業技術を身につけて、売上が飛躍的に伸びるプログラムです。
 
 
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一度でも思ったことのある営業責任者には、ぜひ触れてもらいたいプログラムです。
 
 
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行動創造理論による営業研修では、すでに9,816人の営業が飛躍的に向上させました。
そしてその成果が認められ、導入企業からは100%のリピートを維持し続けています。
 
 

齋藤 英人
齋藤 英人
あなたの営業組織にも最適なプログラムをお届けします。

 
 
しかし私が登壇できる回数には限りがあります。
研修効果を担保するために年間100回の登壇に限定しております。
 
 
もし売上向上にご興味がある営業責任者、研修担当者は早めのアプローチをお願いいたします。

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行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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