「終わり良ければすべてよし」は科学的根拠のある格言

2019.12.31

 

終わり良ければすべて良しの本当の意味

 

今日は
「終わりが肝心」
というテーマに触れてみたいと思います。

 

 

<index>

①「終わり良ければすべてよし」のルーツ

②旅行をもっと楽しくする方法

③トップセールスのあの行動の意味

 

 

■「終わり良ければすべてよし」のルーツ

 

「All’s well that ends well」

というシェイクスピアの戯曲をご存知ですか?

 

これを訳すと
「終わり良ければすべて良し」
です。

 

「結果が良かったということは、過程も良かったということ」
というものです。

 

この
「モノごとの終わり方」
というのは非常に重要です。

 

 

人の脳では
「終わり方の印象」=「物事の印象」
と決定を下します。

 

最終的に見たものが物事の印象ということです。

 

 

これを生理的な現象として証明した
「大腸の内視鏡検査」
を使った実験があります。

 

一部の患者グループには
「通常の処置」
を行いました。

 

別の患者グループには
「最後の5分間で別の処置」
を行いました。

 

この追加処置は
「時間がかかるが、痛みがない」
というものです。

 

この2つの方式の違いが
「人の記憶にどのような影響があるか」
を調べた実験です。

 

 

その結果
「追加処置をしたグループ」
の記憶に変化がありました。

 

時間がかかる分
「痛みの総量」
は多かったにもかかわらず

 

検査全体の不快度は
「低い」
という結果が出ました。

 

つまり
「最後に痛みを緩和したほうが良い検査であった」
と判断をしたということです。

 

 

■旅行を楽しく終わらせるには?

 

この反応は
「日常生活」
にも応用できます。

 

このメカニズムを活用することで
「旅行」
をより一層楽しく終えることができます。

 

旅行の終わりは実は
「不快」
なことで締めくくられます。

 

・請求書の支払い

・帰路の移動の疲れ

・洗濯

・旅行道具の片付け

・目覚まし時計のセット

・翌日からの仕事の復帰

 

 

こうした
「旅行のエンディングの活動」
が休暇全体の色合いを変えてしまうことがあります。

 

あなたもこれまでに
「旅行は楽しいけれど疲れる」
という印象を持ったことはないでしょうか?

 

 

これは両行の行動で
「不快」
が最後に来るからです。

 

 

これを変えるにはどうしたらよいでしょうか?

ここでは脳の働きを意識的に変えると効果的です。

 

 

その方法は
「楽しくないことが始まる前に、頭の中で終わらせる」
ということです。

 

旅行の最終日の前夜に
「楽しい旅行の終わりを祝う」
ということをしてみてはどうでしょうか?

 

「頭の中で旅行帰路に就く前で終わらせてしまう」
ということです。

 

そうすれば

荷造り

帰りの移動

片付け

など面倒なことは日常の行動と脳が認識します。

 

残された面倒なことが
「すでに普段の生活のくくり」
で行うことになります。

 

これは非常に合理的なやり方です。

ただ、旅行の余韻がなくなる難点があります。

 

 

そういう人にはまた別の方法をご紹介します。

 

 

その方法は全ての不快な行動が終わった後に
「旅行の楽しい思い出にどっぷり浸かり直す」
ということです。

 

 

日常に戻った後に
「脳に楽しい出来事を溶け込ませる」
ということです。

 

こうすることで
「楽しい旅行の終わり方」
ができるようになります。

 

 

■このメカニズムはもちろんビジネスでも活用できる

 

さてあなたは
「ビジネスで終わり方」
を意識しているでしょうか?

 

商談でお客様と別れるその瞬間・・・

「あなたはどんな言葉をかけていますか?」

「あなたはどんな態度をしていますか?」

 

 

この最後の瞬間に
「お客様があなたと過ごした時間が有意義だった」
と再認識させることが非常に重要です。

 

 

さらに事務所に戻った後
「メールや手紙」
などで有意義だったことをさらに思い出させることが重要です。

 

 

これらをトップセールスマンは
「当たり前にしていること」
というのはご存知だと思います。

 

最後の印象を大切にしているので
「お客様にポジティブな印象」
を常に持たせています。

 

交渉自体はハードなものだったとしても
「最後の印象」
でかえることができます。

 

このように無意識に脳のメカニズムを活用しているため
「トップセールスはお客様に好かれている」
というわけです。

 

 

トップセールスの行動というのは
「全て科学的に分析」
が可能なものです。

 

お客様の行動が創られるのも
「行動科学として分析」
が可能です。

 

つまり対面営業において
「売上をあげる」
というのは科学的に行えるということです。

 

 

「終わり良ければすべて良し」
は科学的根拠基づいた格言であるということです。

 

 

■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする

 

私の提唱する「行動創造理論」は
脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。

 

  • 脳科学

  • 心理学

  • 行動科学

 

これらの数多くの研究や知見を「ビジネスにおける行動」
に体系的に落とし込んだものです。

それを身につけ飛躍的に売上を伸ばすプログラムをご提供しています。

 

  • 営業研修

  • マネージメント研修

  • 能力開発トレーニング

 

「売上に繋がる研修を実施したい」
「確実にスキルが上がる研修はないか」
と一度でも思ったことのある方は、ぜひ触れてもらいたいプログラムですね。

 

ビジネスで成果を出すというのは
「人の行動を継続的に変化させる仕組み」
を本能の行動に合わせ考えてあげればよいだけです。

 

このようなプログラムにご興味をお持ちの方は、ご連絡をいただければと存じます。

ビジネスの課題をすべて解決できるようになるでしょう。

 

 

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今日は「終わりが肝心」というテーマに触れてみました。

著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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