【ビジネス寓話シリーズ】「羊飼いとオオカミの子」この話が教えてくれるスキルは?

2023.01.22

 

羊飼いに育てられたオオカミが取った行動は正しいか?間違いか?

 

 

今日は大人気の
「ビジネス寓話シリーズ」
をお送りいたします。

 

 

「羊飼いとオオカミの子」

 

 

どんな教訓があるのでしょうか?

 

 

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羊飼がオオカミの仔を見つけて、手塩にかけて育てていました。

 

 

羊飼いがオオカミの子を育てなのは
「大きくなったら自分の羊を守ってくれるばかりか、他人の羊を奪って連れてくるだろう」
と考えたからでした。

 

 

しかしオオカミの子は、成長するや否や、行動の自由を得ると、まずの羊飼の羊を殺しまくりました。

 

羊飼が言うには
「こんな目に遭うのも当然だ。大きくなってからでも殺さねばならない奴を、どうして子供の間、生かしておいたのだろう」

 

 

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このお話はイソップ寓話の一節です。

 

 

羊飼いの思惑通りにはなりませんでした。

日本のむかし話であれば、恩を返すお話になっていたかもしれません。

 

 

しかし海外の寓話はときに、残酷な結末で締めくくります。

 

 

さて、ビジネスではどんな教訓があるのでしょうか?

 

 

■オオカミが羊を殺してしまったのは「本能で行ったこと」に過ぎない

 

 

まず着目すべき点は
「オオカミが羊を殺してしまった」
という点です。

 

 

「オオカミが羊を殺す」のは何ら不思議なことはありません。

 

 

ただ羊飼いが
「子供のころから手塩にかけて育てた」
というエピソードがあるから違和感を感じるということです。

 

 

言うならば
「本能が理性を上回った」
ということでしょうか?

 

 

理性=育ててくれた感謝に応える

本能=食物を得るため羊を仕留める

 

 

羊飼いとオオカミの子の寓話は
「本能の強さ」
を示しているお話です。

 

 

オオカミなのだから
「本能が強いのはしかたが無い」
と思ったかもしれません。

 

 

しかし、あなたも含め人間もほとんど
「本能で行動を選択している」
のです。

 

 

1つご質問です。

 

 

「あなたは1日に何回意思決定していますか?」

 

 

5回?

10回?

100回?

5000回?

 

いずれも間違いです。

 

 

正解は「35,000回」です。

 

 

恐らくそんなに意思決定をしている自覚は無いはずです。

人の意思決定のほとんどは無意識に行われます。

 

 

そして無意識の意思決定は
「本能」
から導かれているのです。

 

 

その為、人は時に不合理な選択をしてしまいます。

そしてその行動や意思決定には法則があります。

 

 

ビジネスでは本能の意思決定を先回りすることで
「成功への最短距離」
を進むことが出来ることが証明されています。

 

 

■羊飼いに育てられたオオカミが教えてくれたビジネススキル

 

 

もう少し現実のビジネススキルに近いお話をしましょう。

 

 

羊飼いに育てられた恩を感じるのは
「理屈」
と言い換えることが出来ます。

 

 

そしてオオカミが羊を仕留めたのは
「感情」
と言い換えられます。

 

 

ビジネスの世界では
「理屈」
で語られる場面が圧倒的に多いはずです。

 

 

予算の策定

目標設定

行動計画

人事考査

 

 

全ては感情ではなく
「理屈」
において作り上げられるものばかりです。

 

 

しかし人の行動は
「理屈から創られることはない」
と断言をしておきます。

 

例えば理屈でお動かそうとする代表が
「営業」
です。

 

 

人が理屈で動くのであれば
「現在よりも良い条件を提示する」
ことで契約は取れるはずです。

 

 

しかし、ほとんどの提案に正当性があるにもかかわらず
「契約がなかなか取れない」
のはなぜでしょうか?

 

 

その根本にあるのが
「理屈では人は動かない」
ということです。

 

 

ぜひ周りを見てみてください。

 

 

製品説明を得意げにする営業が
「成績が上がらない事実」
があるはずです。

 

 

トップセールスの全員が
「感情を動かす」
ことに長けている人です。

 

 

感情と理屈のどちらを選ぶかは
「羊飼いに育てられたオオカミ」
が教えてくれました。

 

 

今日はビジネス寓話シリーズ
「羊飼いとオオカミの子」
をお送りしました。

 

著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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