【ビジネス寓話シリーズ】「象と鎖」人の行動が変わらない本当の理由とは…

2020.12.20

 

あなたも象のようにつながれていませんか?

 

 

大人気の
「ビジネス寓話シリーズ」
をお送りいたします。

 

 

「象と鎖」
というお話です。

 

 

どんな教訓があるのでしょうか?

 

 

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象使いが最初に象に仕込むのは
「逃げ出す」
という気を起こさせないことです。

 

 

そのためにすることは象がまだ赤ん坊の時
「足と太い丸太を鎖でつなぐ」
ことです。

 

 

丸太に鎖をつなぐとどうなるでしょうか?

 

 

もちろん
「逃げようとしても逃げられない」
という状態になります。

 

 

最初は象は抵抗します。

 

 

しかし次第に
「囚われの身に慣れる」
ので逃げることをあきらめてしまいます。

 

 

あきらめは大人になって続きます。

 

 

象は大きくなり巨大な力を手にしても
「足に鎖をまいておくだけ」
で決して逃げ出そうとしなくなります。

 

 

例え鎖の先が
「小枝」
だったとしても…。

 

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■企業の人材育成に教訓がある話

 

 

これは
「若いうちの経験」
が人をカタチづける。

 

 

または
「人の特性を決定する」
という話だと思います。

 

 

人の脳は長年繰り返した習慣からは
「フィードバック」
を得にくくなります。

 

 

「仕方がない」

「もう十分」

「変わることは難しい」

 

 

上記のようになってしまっては、成長は止まってしまいます。

 

 

あなたは
「鎖でつながれた象」
のようになってませんか?

 

 

企業では社員の
「教育」
についても同じような課題を抱えています。

 

 

営業であれば
「上司、先輩」
からやり方を教わるというのがほとんどです。

 

 

ただそのやり方は
「古き習慣」
によっていることがほとんどです。

 

 

企業の
「文化、やり方」
の簡単な部分だけ受け継がれていきます。

 

 

私が感じるのが
「1年目、2年目の経験」
によって、その先が大きく変わるということです。

 

 

中小企業では
「企業間における差が顕著」
です。

 

 

入社から
「5年~10年目の社員の能力」
に差が大きく出ています。

 

 

本来、人材育成は
「教える側のパーソナリティ」
寄ってはいけません。

 

 

必要なのは
「体系化された情報」
を受け継いでいくことです。

 

 

しかし残念ながら、多くの企業では実現できていません。

 

 

市場が変化する中で
「1人1人の能力を最大限発揮させる」
ことはどの企業でも必要なことです。

 

 

■象が逃げ出さなくなった本当の理由は?

 

 

この話にはもう1つの教訓があります。

 

 

象はなぜ逃げ出せなくなったのでしょうか?

 

 

「習慣」
という言葉で片づけてはいけません。

 

 

象は与えられた環境によって
「行動が変えられた」
ということです。

 

 

もし象が
「意志を持って行動」
出来ていたらどうでしょうか?

 

 

鎖をちぎって自由を選べたはずです。

しかし象は全く思いません。

 

 

生き物というのは
「環境によって行動が創られる」
という性質があります。

 

 

もちろん人間も同様です。

 

 

意志のチカラでやろうとしても
「出来ることに限りがある」
「長くは続かない」
となります。

 

 

「ダイエットやトレーニング」
が長く続かないのは意志のチカラでやろうとするからです。

 

 

意志のチカラで行動し続けるのは
「脳が負担に感じるので拒否をする」
ことになるから続かないのです。

 

 

人の行動を変えたいのであれば
「意志のチカラではなく環境を整える」
ことが絶対条件です。

 

 

なぜならば
「人の意思決定のほとんどは無意識に行われている」
からです。

 

 

「無意識の決定を変える」
ことができなければ、行動は決して変わりません。

 

 

私の
「行動創造理論」
は無意識の行動を変えるメソッドです。

 

 

少しでもお役に立てられればと考えています。

これからも、1人でも多くのビジネスパーソンに届けてまいります。

 

 

ビジネス寓話シリーズ「象と鎖」をお送りいたしました。

著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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