【第15回ショッピングの科学】男性は試着室に入ると〇〇%購入する

2019.07.27

 

今日はシリーズ

「ショッピングの科学」

をお送りいたします。

 

今日のテーマは

「男性と女性のショッピングの相違点」

です。

 

①男性客の買い物の常識と言えば

②女性と男性の買い物の特徴

③試着室の購買率にもこんな違いが・・・

 

 

■男性客の買い物の常識とは・・・

 

男性客の従来の

「買い物の常識」

はこうではないでしょうか?

 

男は買い物があまり好きではない、

だからあまり買い物をしない、

女性の買い物に男をつき合わせるのは一苦労だ。

 

この常識の結果として

「買い物体験のすべて」

が女性を考慮したものになっています。

 

・包装デザイン

・広告

・マーチャンダイジング

・店舗の設計

・備品

 

これらが

「女性向け」

に考えられることになりました。

 

この買い物の傾向は

「男性と女性の本能」

によるものかもしれません。

 

男性は

「狩り」

に心を惹かれる

 

女性は

「採集」

に心を惹かれる

 

というものが遺伝子に組み込まれているからです。

 

 

■女性の買い物

・ゆったりと店内を歩き回る

・商品を眺める

・品物や値段を比較する

・販売員と話す

・試着する

・最後に購入する

 

女性は日用品でも

「頼もしく、楽し気に買い物」

をしています。

 

女性の役割の変化とともに

「女性の購買行動」

も変化していますが,消費中心であることはまちがいありません。

 

 

■男性の買い物

 

男性の買い物は

「無分別で才能がない」

と言われています。

 

・売り場を歩くスピードは速い

・品物を眺める時間も短い

 

どんな場合であっても

「男性を買うつもりのないものに目を向けさせる」

というのは難しいでしょう。

 

それに男は

「品物がどこにあるか?」

と聞くのも嫌がります。

 

目当ての商品が見つからなければ

「売り場を1周か2周して」

あきらめて店を出ます。

 

助けなど求めず

「ただあきらめる」

のです。

 

「発見のプロセス」

を楽しむということはしません。

 

このように

「男女の買い物体験」

は全く異なるということです。

 

スーパーに行って少し眺めていると、面白いほど一致しています(笑)

 

 

■男女の行動体系によって顕著に異なる数字とは?

 

この買い物の相違点で

「最も顕著な数字」

があります。

 

それは

「試着」

に関する数字です。

 

何かを試着した男性が買う確率はどのくらいでしょうか?

 

調査の結果を見ると

「65%」

の男性客が試着したものを購入していることがわかります。

 

一方女性は

「25%」

でした。

 

女性は試着が

「買い物のプロセスの1つ」

なのに対して

 

男性は

「サイズが合わない限り買う」

という傾向が強いことがわかります。

 

このデータがあれば

「男女共用の試着室」

であれば男性服売り場に近い方にする。

 

また男性服売り場では

「入り口から試着室をみえるようにする」

とするとよいでしょう。

 

試着室が見つからなければ

「探さずに出て行ってしまう」

のが男性の買い物の特徴です。

 

また男性は

「女性より値札を見ない」

という傾向があったり

 

店員からの提案を

「受け入れる」

という傾向もあります。

 

値札を見ずに

「男らしさを証明したい」

 

早くお店から出たいから

「提案を受け入れる」

 

こんな心理が働いているようです。

 

■売上をあげたければ「男性客」の方を向いてみては?

 

昔は買い物は

「専業主婦である妻の役割」

でもありました。

 

しかし現在は

「独身期間が長く自分で買い物をする男性」

が非常に多く増えてきています。

 

共働き世帯が多いので

「年を重ねても変わらない」

ことでしょう。

 

小売店、メーカー、デザイナーは

「男性にあった買い物体験」

を用意することが今後の収益を伸ばすことにつながるでしょう。

 

今日はショッピングの科学

「男性と女性のショッピングの相違点」

というテーマをお送りしました。

著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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