お知らせします。あなたがスーパーの99円に踊らされている理由

2020.06.26

 

スーパーに買い物に行ったとき、必ず見るものは何ですか?

 

 

今日は
「必ず見てしまうもの」
というテーマに触れてみたいと思います。

 

 

<index>

①あなたがスーパーで必ず見てしまうもの

②安く見えると人は多く購入してしまうのか?

③あなたも端数効果で行動を創り出せる

 

 

■あなたがスーパーで必ず見てしまうもの

 

あなたはスーパーで必ず見ているものがあります。

それは何でしょうか?

 

 

商品カテゴリではなく
「情報の種類」
で考えてみてください。

 

 

あなたが必ず見るのは
「値段」
ではないでしょうか?

 

 

その値段ですが
「キリの良い数字」
はあまり見かけませんよね。

 

 

1000円ではなく「999円」

400円ではなく「398円」

100円ではなく「89円」

 

 

衣料品などでも同様です。

 

 

19,800円

4,980円

2900円

 

このような端数の数字のほうが多いですね。

 

 

端数の数字は
「当たり前」
になっています。

 

 

その理由はご存知の通り
「なんとなく安く見える」
という心理効果を狙ったものです。

 

 

■安く見えると人は多く購入してしまうのか?

 

これを実証した実験結果があります。

フランスのブルターニュ大学のニコラス・ゲーガンの実験です。

 

 

200の世帯を訪れて
「パンケーキを売る」
という実験です。

 

 

Aの100世帯には
「パンケーキ 1個 1.99フランです」

 

 

Bの100世帯には
「パンケーキ 1個 2.00フランです」

 

 

このように違いを付けました。

 

 

1フランが20円として
「0.2円ほどの差」
です。

 

 

では、どれだけ売上に変化があったでしょうか?

 

 

 

Aの購入率は
59.0%

 

Bの購入率は
45.0%

 

 

このような結果になりました。

 

 

この心理効果を
「端数効果」
と呼びます。

 

 

なぜこの心理が働くのでしょうか。

その理由は3つ考えられます。

 

 

1つ目は
「売り手がどこまで安くできるか考え抜いた価格」
と考えられるからです。

 

 

2つ目は
消費者は無意識に端数を無視します。

その製品を買う時の正当化の理由にしやすいからです。

 

 

3つ目は

端数の価格を見ると
「これからしばらく値上げされない」
と考えるようです。

 

 

■あなたも端数効果で行動を創り出せる

 

 

この端数効果は
「スーパーだけ」
で使えるものではありません。

 

 

誰かに何かを
「依頼するとき」
にも効果的です。

 

 

「1時間もらえる?」

「55分もらえる?」

 

どちらの依頼が受け入れられやすいでしょうか?

 

 

 

「15:00までやって」

「14:50までやって」

 

 

「10個作って」

「13個作って」

 

 

このように依頼するほうが、効果上がります。

 

 

価格表示だけでなく
「普段の依頼や提案」
でも使える心理効果ですね。

 

 

なぜこの依頼の方法が良いのでしょうか?

 

 

それは
「相手の脳に違和感」
を与えるからです。

 

 

人の脳は
「ほとんどの情報を自動的に処理」
をしています。

 

 

例えば
「13:00に待ち合わせ」
というのは何度も行ってきたことです。

 

 

しかし
「12:55分に待ち合わせ」
というのはあまり経験がありません。

 

 

そこで脳は自動的に処理できずに
「何かあるのではないか」
と熟考システムが反応します。

 

 

違和感に反応するのは
「生命維持の本能」
からくる強い反応です。

 

 

普段の生活に
「感じたことのないもの」
が登場したら脳は反応をするということです。

 

 

そのため他の情報よりも
「強く印象に残る」
ことになり、行動が創られます。

 

 

依頼の仕方を変えるだけで
「相手の行動を創り出す」
ことが可能になります。

 

 

自分自身の
「目標設定と実行」
にも活用でき、高い効果が期待できます。

 

 

これが行動創造理論です。

 

 

■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする

 

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今日は「必ず見てしまうもの」というテーマに触れてみました。

著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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