ご飯をおいしく炊く方法を説明できますか?ビジネスとの驚くべき共通点が…

2021.01.16

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

 

お米の炊き方とビジネスの共通点とは??

 

 

今日は
「ご飯の炊き方とビジネスの共通点」
について触れてみたいと思います。

 

 

<index>

①ご飯をおいしく炊く方法を知っていますか?

②方針発表会でみられる「典型的なダメな発表」

③正しい行動に導くには「環境を整える」

 

 

■ご飯をおいしく炊く方法を知っていますか?

 

 

あなたは
「ごはんの炊き方」
はご存知ですか?

 

 

「当たり前だよ!」
という声が聞こえてくる気がします。

 

 

いつもは
「炊飯器」
で炊くことが多いと思います。

 

 

日本の優れた家電として海外からも人気です。

 

 

炊飯器以外の方法は
「土鍋」
で炊くこともあるかもしれません。

 

 

キャンプの時には
「飯ごう」
で炊いたりします。

 

 

いろいろなやり方で
「ご飯を炊く」
ことができます。

 

 

ではすべてに当てはまる
「共通点」
はわかりますか?

 

 

ご飯の炊き方の共通点を見つける視点が
「ビジネスでは多くく役立つ」
ことでしょう。

 

 

■方針発表会でみられる「典型的なダメな発表」

 

 

見つけられる共通点とは
「お米・お水・加熱」
という3つの要素です。

 

 

目的である
「ご飯を炊く」
ことを達成するには、必要な要素です。

 

 

逆に言えば
「3つの要素」
さえあれば実現できます。

 

 

要素については
「ビジネスの施策」
に当てはめることができます。

 

 

多くの企業が
「施策発表会」
という形で今期の施策がプレゼンテーションされていると思います。

 

 

私もコンサルティングの立場で同席することがあります。

 

 

施策発表会のプレゼンテーションで
「よく目にすること」
があります。

 

 

あり良くないことです。

 

 

よく見るのが
「施策の発表がお米を炊くというコンセプトだけ」
で発表が終わっている点です。

 

 

お米を準備する。

お水を準備する。

加熱の方法を考える。

 

 

要素が欠けている発表をよく見かけます。

 

 

売上を110%にする

作業効率を5%向上させる

利益率を改善する

 

 

上記のような施策発表です。

 

 

本来はもっと掘り下げる必要があります。

 

 

施策発表会で
「おいしいご飯を炊きます」 
に例えてみましょう。

 

 

おいしいご飯を炊くためには
「お米、お水、加熱」
の3つの要素が必要です。

 

具体的には以下の通りです。

 

 

新潟産のコシヒカリを5合用意します。

アルプスのミネラルたっぷりの水を1リットル用意します。

加熱の方法は炊飯器のふっくら設定をします。

スイッチを押す前に1時間、水につけておきます。

上記の方法で、お米を炊きます。

 

 

要素を明確にして、さらに行動まで落とし込む必要があるのです。

 

 

 

仕事に置き換えると
「人脈を拡大する」
という施策が発表されたします。

 

 

人脈拡大に必要な
「3大要素」
という点から考える必要があります。

 

 

さらに
「3大要素を整えるために、具体的に何を準備して、どのように行うか?」
に触れられていなければなりません。

 

 

要素と準備を統合して
「人脈を広げる」
という名前を付けたにすぎません。

 

 

要素と方法を整理できれば、
「上司から部下への指示」
も的確になります。

 

 

このお米とお水であればいいのでは?

この炊き方がいいのではないか?

とできるはずです。

 

 

さらには、もっと前段階で
「このお米とお水を用意できますか?」
と確認できるはずです。

 

 

あなたの施策は
「名前だけ」
で終わっていることはありませんか?

 

 

■正しい行動に導くには「環境を整える」

 

 

お米を炊くための3要素は
「環境が整っている」
だけです。

 

 

言い換えれば
「環境さえ整えられれば、確実においしいご飯が炊ける」
ということです。

 

 

炊飯器を使えば
「誰もがおいしいご飯を炊ける」
のは、全員が同じ環境で作業しているからです。

 

 

お米の量

水の量

加熱の温度と時間

 

 

機会が全て均一に行います。

 

 

施策の立案で
「3つの要素」
を全員が無意識に考えるにはどうしたらよいでしょうか?

 

 

「施策立案シート」
で3つの要素という項目を入れるだけです。

 

 

シートに項目があれば
「人は埋める」
という行動を必ずとります。

 

 

コンサルタントが
「ワークシート」
を好んで使うのは行動が創られるためです。

(そんなことを考えていないコンサルタントも多いのですが…。)

 

 

人は
「空いている部分があれば埋める」
という行動を無意識のうちに取ります。

 

 

人の脳の
「習性」
と言い換えてもよいでしょう。

 

 

社員や部下に正しい行動をとらせるには
「環境を整える」
だけでよいということです。

 

 

しかしほとんどの組織では
「従来の慣習に従う」
だけで、変化を起こそうとしません。

 

 

起こそうという気があっても
「社員に任せる」
だけで終わっています。

 

 

重要なのは
「正しい行動を作る環境を整える」
ことです。

 

 

環境さえ整えば
「お米をおいしく炊く」
ことは誰でもできます。

 

 

■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする

 

私の提唱する「行動創造理論」は
脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。

 

  • 脳科学

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と一度でも思ったことのある方は、ぜひ触れてもらいたいプログラムです。

 

 

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「人のを本能の行動に合わせる」
ことが一番早く、大きく成果が出せます。

 

 

プログラムにご興味をお持ちの方は、ご連絡をいただければと存じます。

ビジネスの課題をすべて解決できるようになるでしょう。

 

 

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今日は「ご飯の炊き方とビジネスの共通点」というテーマに触れてみました。

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行動創造理論第一人者
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