市場で勝ち残るための「努力と知恵が詰まった小さな製品」

2018.03.04

 

今日は

「ロングセラーシリーズ」

をお届けいたします。

 

 

皆さんは1日でどれくらい

「PC」

「スマートフォン」

を見ていますか?

 

 

「1日のほとんど」

という人も少なくないかもしれません。

 

 

目が疲れる

目が乾く

 

 

そんな時に頼りになるのが

「目薬」

です。

 

 

今日はそんな

「目薬のロングセラー」

に触れてみたいと思います。

 

 

市販目薬市場で

「4割のシェア」

を誇るヒット商品は何でしょうか?

 

 

そう、それは

「Vロートシリーズ」

です。

 

 

ロート製薬の社名

を背負った商品がトップシェアとなっています。

 

 

このVロートが発売されたのは

1964年で54歳です。

 

 

この製品はさらにさかのぼれます。

 

 

1906年にドイツの

ロート・ムンド博士の処方

を基に開発されたことに由来するそうです。

 

 

このころは日本の衛生状態が良くなく

「眼病患者」

が多数発生していたそうです。

 

 

目薬は

「治療薬」

としてのモノでした。

 

 

その後、衛生状態が改善されていくと

「治療薬⇒保健薬」

へと変化していたようです。

 

 

そうすると

「使い勝手」

が求められます。

 

 

昔は

「ガラス容器」

に液体が入っていました。

 

 

「点眼器で吸い上げて使う」

という非常に手間がかかるものでした。

 

 

ここで

「ヒットへの切り替え」

が生まれます。

 

 

「瓶の上にゴムキャップをはめる」

という今でもおなじみの

 

「一体型容器」

を開発して大ヒットになりました。

 

これが今のVロートにも引き継がれます。

 

 

ちなみに

「V」

はどんな意味かご存知ですか?

 

 

元々

「ロート目薬」

で販売をしていました。

 

 

このころは

「保健用目薬市場の競争」

が激しくなっていました。

 

 

競争に勝つためには

「差別化」

が必要です。

 

 

ロートが着目したのは

「目への栄養補給」

です。

 

 

差し心地の良さも重視し

「ビタミン」

を配合しました

 

その

「V」

です。

 

 

またこの文字には

「勝利(ビクトリー)」

の意味も込めたようです。

 

 

ちなみに

「外箱にボトルの写真」

が大きく出ているのをご存知でしょうか?

 

 

これは

「ドラッグストア」

が主流になったからです。

 

 

昔は

「パパママ薬局」

と呼ばれる個人経営の薬局で買うことがほとんどでした。

 

 

空容器を持って行って

「これと同じの」

と頼めば買うことができました。

 

 

ドラッグストアは

「対面式」

ではないので自分選ぶ必要があります。

 

 

それで

「一目で容器がわかるように」

外箱にプリントしてあるということです。

 

 

このように

「中身も容器も外箱も」

 

時代の変化に対応してきたからこそ

「今のポジションがある」

ということでしょう。

 

 

今ではニーズも多様化しているので

「様々なバリエーション」

のVロートが見られます。

 

 

ドラッグストアに行ったとき

「目薬コーナー」

に立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

 

 

そこには市場で勝ち残るための

「数えきれない努力と知恵が詰まった小さな製品」

が並んでいることでしょう。

 

 

今日は

「ロングセラーシリーズ」

をお送りいたしました。

 

 

レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~

齋藤

著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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