新事実!!「選択と集中」はあなた自身が妨げている

2020.07.17

 

選択と集中というのは簡単ですが…

 

 

今日は
「選択と集中は妨げられる」
というテーマに触れてみます。

 

 

<index>

①選択と集中はビジネスの基本概念

②2つの施策を同時にやったらどうなるかわかりますか?

③選択と集中は脳のメカニズム上実現されにくい

 

 

■選択と集中はビジネスの基本概念

 

 

「選択と集中」

 

 

ビジネスをしている人なら聞いたことがある概念です。

 

 

選択と集中とは
「自社の得意とする分野に集中的に資源を投入する」
という概念です。

 

 

1980年代に
「GEのジャック・ウェルチ氏の戦略」
として有名になりました。

 

 

日本では
「1990年以降」
どこでも語られるようになりました。

 

 

 

孫氏の兵法

ランチェスターの法則

でも同様のことは記されています。

 

 

 

では本当にできているでしょうか?

 

 

1つの例えを通じて
「選択と集中」
を見ていきたいと思います。

 

 

■2つの施策を同時にやったらどうなるかわかりますか?

 

 

施策A

施策B

 

 

過去にこの2つの施策を実施しました。

 

 

ある時期に実施した施策Aは
「売上10%増」
を実現しました。

 

 

また別の時期に実施した施策Bは
「売上7%増」
を実現しました。

 

 

 

では
「施策AとBの両方を行う」
とした場合どんな成果が出るでしょうか?

 

 

両方の効果が合わさり
「17%の効果を得られる」
となるでしょうか?

 

 

おそらくなりません。

 

 

しかし、実際にそのように考える
「無能なマネージャー」
もいます。

 

 

ビジネスはそんなに都合よく行きません。

 

 

同時に行うと
「むしろマイナスに働く」
ことが往々にしてあります。

 

 

これを
「ボクシングのパンチ」
に例えてみましょう。

 

 

ある男の人のパンチ力が以下の通りだとします。

 

 

右手のパンチが60キロ

左手のパンチが40キロ

 

 

では同時に打ったら
「何キロのパンチ」
が打てるでしょうか?

 

 

おそらく
「40キロ」
も出せないでしょう。

 

 

右手のパンチは、身体全体を使って60キロ

左手のパンチも、身体全体を使って40キロ

 

 

ビジネスのリソースを
「パンチを打つ身体」
と置き換えてみるとよくわかります。

 

 

いろいろと同時にやってしまっては
「強いパンチが打てない」
ということです。

 

 

これが
「選択と集中」
です。

 

 

■選択と集中は脳のメカニズム上実現されにくい

 

 

さらに選択と集中の概念は
「実は人間の持つ本能的に適していない」
とも言えます。

 

 

これまでの自身の経験を振り返ってみて下さい。

 


「一点に集中する」
というのは容易にできましたか?

 

 

試験勉強を妨げる何か

宿題を妨げる何か

資料作成を妨げる何か

 

 

こういったものに、皆さんも心当たりがあると思います。

 

 

何かに集中しようとしても
「目の前のものに意識を奪われる」
というものが人本来の反応です。

 

 

これは先祖代々
「命を守るため」
に遺伝子に受け継がれてきた情報です。

 

 

目の前のことに集中しすぎて
「外敵に気づかない」
としたら、人間は大昔に絶滅していました。

 

 

人間は考えている最中から
「別のことに思考を馳せられる」
というのは強みでもあります。

 

 

このことを行動科学では
「メンタルショットガン」
と呼んでいます。

 

 

実は我々は
「選択と集中」
には向いていないということです。

 

 

選択と集中を妨げるものというのは
「我々自身」
だからです。

 

 

この状況に対して間違った対処はなんでしょうか?

ほとんどの組織が妄信しています。

 

 

本能による作用を
「意志のチカラで克服しようとする」
ことです。

 

 

脳のメカニズムを
「意志のチカラ」
で克服することはできません。

 

 

「50度のお風呂に我慢して入れ」
と言われているようなものです。

 

 

熱いものは熱いのと一緒で
「集中できないモノはできない」
のです。

 

50度のお風呂に入る方法は
「冷ます」
だけです。

 

 

入れる状態にすればよいだけです

 

 

集中ができないなら
「集中できる環境を整える」
しかありません。

 

 

ただし環境さえ整えてしまえば、勝手に行動は創られます

 

 

これが「行動創造理論」です。

 

 

■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする

 

 

私の提唱する「行動創造理論」は
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ビジネスで成果を出すというのは
「人の行動を継続的に変化させる仕組み」
を本能の行動に合わせ考えてあげればよいだけです。

 

 

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今日は「選択と集中は妨げられる」というテーマにふれてみました。

著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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