生前葬がビジネスを成功に導く

2017.05.07

 

今日は

「作戦会議」

について触れていきたいと思います。

 

 

例えば戦略を立てる際に

「グループで議論」

することが多いと思います。

 

私もコンサルティングの立場で参加させていただく会議です。

 

 

そこで必ず現れる状況は

「意見が1つにまとまっていく」

ということです。

 

 

当然

「合意形成」

を目的とした会議であれば、そうなるはずです。

また、そうならなければなりません。

 

 

ただその合意が

「役職が上の人」

「リーダーの人」

「はっきりものを言う人」

の意見に引っ張られる光景もよく見られます。

 

 

いわゆる

「声の大きい人」

の意見に引っ張られる、ということです。

 

 

会議の中で

「特定の人しか発言しない」

という状況がでてくると、これに当てはまっているといいます。

 

 

このような状況になると

「反対意見が出にくくなり、リーダーの意見に従う」

ということになりがちです。

 

 

そしてメンバー全員が意見を支持することになり

「自信過剰な状態」

になります。

 

 

これは

「集団思考」

と言われるものです。

 

 

このまま進むと

「検証がされていない状態」

で作戦が実行に移されることもあります。

 

 

前向きな意見を議論した時は起こりがちです。

 

 

「良いと思った意見なので信じたい」

「これだけ時間を投資したのだから」

「反対意見が言いにくくなった」

様々なバイアスがかかります。

 

 

 

では

「十分な検証がされない作戦」

これは成功に近づくものでしょうか?

もしかしたら遠く離れてしまうかもしれません。

 

 

 

そこで

「作戦を見直す手法」

があります。

 

 

それが

「生前葬」

というやり方です。

 

 

「立案した戦略や施策を失敗したと想定する」

「事前に失敗要因と対策を考える」

というものです。

 

 

 

手順はこの通りです

 

 

■STEP1

「戦略や施策」を会議でまとめる

 

■STEP2

「戦略や施策」がまとまった時点で

「この作戦は大失敗に終わる」とリーダーが宣言する

 

■STEP3

「大失敗」の要因を個人でそれぞれ列挙する

 

■STEP4

「大失敗」の要因を全員が発表する

 

■STEP5

特に「リスク」が高そうなものを抽出する

 

■STEP6

「未然に防ぐ」にはどうしたらよいか議論する

 

 

最後にまとまった意見を保存して

「定期的に検証する」

ということが効果的です。

 

 

「成功に向かっているのか」

「失敗に向かっているのか」

それらを見極める指針にもなります。

 

 

見返した時点ですでに

「失敗に終わっている」

ということがあれば、修正が必要となります。

 

 

戦略の生前葬を行うことで

「特定の意見に偏らず、自信過剰にならない」

ということです。

 

 

 

「集団の意見の偏りと自信過剰」

 

 

これが

「正確な判断を狂わす」

という研究結果があり、科学的に証明されていることです。

 

 

 

「時間を投資して作り上げた作戦」

これは自分たちにとって、大切なものだと思います。

 

 

ただ、その大切な作戦に対して

「盛大な生前葬」

を行うというのは、必要な手順といえるのではないでしょうか?

 

 

また、実行を始めた作戦にも活用できるものです。

 

 

「現在位置」

を確認する方法としても適していますね。

 

 

ぜひ試してみてはいかがでしょうか?

 

 

レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~

齋藤

 

 

著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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