経営者クイズ「企業においてなぜ整頓が必要か?」

2018.02.14

 

今日は

「整頓」

というテーマについて触れてみたいと思います。

 

 

1つご質問です。

 

「整理」

「整頓」

の違いはご存知ですか?

 

 

「整理」

=不要なものを減らすこと

 

「整頓」

=必要なものをいつでも取り出せるようにすること

と定義できます。

 

 

「整理整頓」

と一言でまとめられていますが、元々意味が違います。

 

 

先日

「整頓」

に関する話しを聞く機会がありました。

 

 

企業において

「なぜ整頓が必要か?」

という気づきを得る素晴らしい機会でした。

 

 

 こんなお話です。

 

 

「背の高さの違う5種類の脚立」

があります。

 

 

使った人がそのまま戻していたら

「順番がごちゃごちゃ」

になります。

 

見た目にもよくありません。

 

 

そこで倉庫には

「左の壁から背の高い順に並べましょう」

と張り紙が貼られました。

 

 

では、

「なぜ背の高い順なのでしょうか?」

 

 

もし

「背の低い脚立から並べたら」

どうなるでしょうか?

 

 

壁側に低い脚立があったら

「安定感が悪く倒れる」

ということでしょうか?

 

 

それもそうですが

「整頓の本質」

からは外れています。

 

 

では1つ情報を追加いたします。

 

 

脚立の使用頻度は

「低いものが一番高く、高いものが一番低い」

とうことです。

 

 

これでお判りだと思います。

 

 

この整頓は

「背の高い順に並べる」

のではなく

 

「使用頻度の順番に並べる」

ということです。

 

 

これにより

「作業効率は大幅に改善される」

ということです。

 

 

こんな話を合わせて聞きました。

 

 

「新商品が入荷された」

時の話です。

 

 

倉庫の手前にスペースの余裕がなかったそうです。

 

 

そこで

「とりあえず倉庫の奥に入れる」

という対応をとりました。

 

 

そしてこの商品は

「大ヒット」

しました。

 

毎日、入荷と出荷を繰り返します。

 

 

そして社員は

「毎日倉庫の奥に行って出し入れをする」

ということを繰り返します。

 

 

ものすごい無駄なコストですね。

 

 

例えば手前と奥とで取り出し時間が

「5分のロス」

があるとします。

 

 

1日10人が出し入れすれば

「50分のロス」

の差になります。

 

 

1ヶ月で

「1,000分のロス」

になります。

 

 

年間で

「200時間のロス」

になります。

 

 

1つの倉庫でこれだけの

「無駄なコスト」

が発生することになります。

 

 

おそらく最初は

「とりあえずスペースがないから奥に」

ということだったと思います。

 

 

そしてその時は

「奥にあると面倒だな」

と思ったことでしょう。

 

 

しかし人間の心理は

「すぐに慣れてしまう」

という怖さがあります。

 

 

数回繰り返せば

「この状況が当たり前」

となり誰も疑わなくなります。

 

 

それどころか

「倉庫の奥からヒット商品を一生懸命運ぶ自分」

として誇りすら持ち出すことでしょう。

 

 

 

皆さんはこのように

「当たり前」

をそのまま受け入れているということはないでしょうか?

 

 

今ある現象に

「疑問に思う」

「なぜこうなのだろうか?」

と考えることが非常に重要です。

 

 

おそらく

「改善する点」

は数多く存在するはずです。

 

 

一度

「整頓」

という視点で

 

「悪しき当たり前」

を見つけてみてはいかがでしょうか?

 

 

そしてその癖がつけば

「あらゆる疑問点に気づく」

という力を身につけることができるはずです。

 

ビジネススキルの中でもかなり重要なスキルです。

 

 

今日は

「整頓」

について触れてみました。

 

レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~

齋藤

著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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