顧客の記憶はどれだけあてにならないのか

2017.08.14

 

今日は

「記憶」

をテーマにしてみたいと思います。

 

 

皆さんは

「記憶力」

は良いほうですか?

 

最近

「落ちてきた」

という方もいるかもしれません。

 

 

いずれにせよ記憶したものでも

「忘れてしまう」

という事実があります。

 

 

 

では記憶はどのくらい残るものだと思いますか?

 

1日?

3日?

1週間?

 

 

 

これについて少し驚きの実験があります。

 

 

 

ドイツの心理学者ヘルマン・エビングハウスが行った実験です。

 

 

その実験は参加者に

「3つのアルファベットを羅列したもの」

を覚えてもらいます。

 

そしてその記憶が

「どのくらいのスピードで忘れていくか?」

を確認したものです。

 

 

 

 

その結果は・・・

 

 

20分後 42%

60分後 56%

1日後  74%

1週間後 77%

1か月後 79%

 

で忘れてしまう。

という結果になりました。

 

 

これが有名な

「エビングハウスの忘却曲線」

と呼ばれるものです。

 

 

人は

「記憶の半分は1時間でなくなる」

ということです。

 

ちょっと驚きの数字ではないでしょうか?

 

 

 

ビジネスで言えば相手は

「商談中に忘れていく」

ということです。

 

特に相手が

「自分にとって意味がない」

と判断された情報では

 

20分で失われる

「42%の記憶」

の中に入ってしまうことでしょう

 

 

 

「相手の記憶に残る」

ための方法は相当に工夫する必要があります。

 

 

自分のしたい話ではなく⇒相手の聞きたい話をする

主語を自分ではなく⇒相手に変える

機能ではなく⇒価値から伝える

 

記憶に残すためにすべきことは、これ以外にもいろいろとあります。

 

 

 

まず覚えておきたいのは

「人は簡単に忘れる生き物である」

ということです。

 

目の前で聞いている相手は

「聞いている中からすでに忘れている」

ということです。

 

 

記憶にとどめてもらうには

「相手にとっての情報の質」

を変える必要があります。

 

しかも

「情報量が多い現代」

では忘れるスピードはもっと速くなっているかもしれません。

 

 

「伝えたからOK」

ではなく

 

「記憶を呼び起こす」

ために再確認をする

 

ということもビジネスパーソンには重要なポイントと言えますね。

 

 

今日は

「記憶とビジネス」

について触れてみました。

 

レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~

齋藤

 

著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

記事カテゴリー