企画書・プレゼン資料の作り方講座「1つのデザインで人の行動は創られる」

2019.11.28

 

今日は
「ビジネスとデザイン」
というテーマに触れてみたいと思います。

 

<index>

①デザイン1つで人の行動を導けるか?

②省エネ作戦で大活躍したデザイン

③企画書・プレゼン資料の作り方講座

 

 

■デザイン1つで人の行動を導けるか?

 

デザインというのは専門分野です。

知識と経験とセンスをフルに発揮する領域だと思います。

 

私はデザインの専門ではなく
「行動の専門家」
ですが、その観点でデザインを見てみたいと思います。

 

さて
「ビジネスにおけるデザイン」
というとどんなものが想像ができますか?

 

・商品のデザイン

・ロゴのデザイン

・Webサイトのデザイン

・プレゼンテーション資料のデザイン

・企画書のデザイン

 

様々なものがあります。

 

書店に行けば
「ビジネス」×「デザイン」
に関する書籍も数多く出版されています。

 

実際にデザイン1つで
「あの企業だ」
と想起できるものも少なくありません。

 

デザイン1つで思い出せるようになっている企業は
「非常に強いブランド企業」
と言えます。

 

行動の専門家の関心は
「デザインで人の行動は創られるか?」
です。

 

ある事例があるので見ていきましょう。

 

 

■デザインが大活躍「省エネ大作戦」

 

その事例とは
「省エネ」
に関する例です。

 

ある地域の300世帯に対して
「エネルギー消費量を減らそう」
という取り組みです。

 

つまりはデザイン1つで
「節電」
の行動に促せるかどうかということです。

 

実際の取り組みはこのように行われました。

 

300世帯には
「過去数週間のエネルギー利用量」
が伝えられました。

 

あわせて
「近隣のエネルギー利用量」
も伝えられました。

 

 

この情報でわかることは
「自分達は他の家より多いか少ないか」
ということです。

 

自分の家は他の家より・・・

・利用量が多い

・利用量がほぼ同じ

・利用量が少ない

このいずれかであることがわかります。

 

これを知らせることは
「行動科学」
において非常に有効的です。

 

なぜなら
「人は周りの行動に影響を受ける」
からです。

 

詳しくは先日の記事をご参照ください。

なぜアクビは伝染するのか?それは人が〇〇することが好きだから

 

 

これにより
「平均以上のエネルギーを使っていた家」
の利用量に変化が生まれました。

 

ご想像の通り
「ウチは使いすぎだ!」
ということで大幅に利用量が減り、省エネ効果が明確に出ました。

 

 

しかしそうは簡単にこの作戦は成功しませんでした。

 

なぜなら同時に
「平均以下のエネルギーを使っていた家」
にも利用量に変化が生まれてしまったからです。

 

これまで利用が少なかった家は
「もっと使えるのか!」
ということで大幅に増加してしまいました。

 

その結果
「地域全体での省エネ効果」
を出すことはできませんでした。

 

 

人の行動は
「言葉による情報伝達」
で変化します。

 

ただこの省エネ大作戦の例を見ると
「望まない行動」
が生まれてしまうこともあります。

 

 

ここで活躍したのが
「言葉ではないデザイン」
です。

 

言葉ではない
「小さなシグナル」
で行動を創り出しました。

 

 

この省エネ大作戦には続きがあります。

 

対象世帯の半数には
「別の情報」
も送られていました。

 

言葉による情報だけでなく
「あるシグナル」
が送られました。

 

エネルギー消費が多い世帯には
「悲しい顔マーク」
が表示されました。

 

エネルギー消費が少ない世帯には
「喜んでいる顔マーク」
が表示されました。

 

 

 

このようなマークです

 

すると見事に成果が現れました。

 

 

文字による情報と同様に
「エネルギー消費が多い家⇒消費が減る」
という効果がありました。

 

ただ違ったのは
「エネルギー消費が少ない家⇒消費が増えない」
という効果を生み出しました。

 

言葉による情報だけの場合は
「エネルギー使用量が平均より少ない」
と伝えられた時はこのような行動が生まれました。

 

利用量が少ない世帯は
「まだ使える余地がある」
と判断し、消費を増やすという行動を取りました。

 

ただ
「デザインによるシグナル」
を送るとその行動は生まれなくなりました。

 

にこちゃんマークを表示しただけです。

このことで利用量を維持するという行動が創られたということです。

 

 

■企画書・プレゼンテーション資料の作り方講座

 

省エネ作戦でもわかるように
「デザイン」
によって意思決定と行動が生まれることが明らかになっています。

 

ではあなたはビジネスに
「デザイン」
を使っていますか?

 

全てがデザイナーによって生み出すものである必要はないでしょう

 

営業の
「提案書や企画書」
もデザインを考慮すると成約率に変化があります。

 

私は能力開発研修プログラムで
「企画書・プレゼン資料の作り方講座」
を行っています。

 

 

・文字のサイズ

・フォント

・色の使い方

 

これだけでも考慮することで
「お客様の意思決定と行動」
に大きく影響を与えることができます。

 

ただし一番重要なことは
「キレイにつくること」
ではありません。

 

「お客様を正しい行動に導く」
ことが大切です。

 

デザインを意識し始めると
「すぐにきれいかどうか」
だけを考える人が多く現れます。

 

非常に重要なのは
「ストーリーのデザイン」
です。

 

その格子がしっかりしていなければ
「ただの綺麗な文書」
です。

 

その上で

・提案内容に合わせたフォントを選択する

・色遣いは3色以下にする

・スペースを十分に取る

・文章はできるだけ短くする

・概念図やグラフを入れる

・写真を活用する

このようなテクニックを考慮すると良いでしょう

 

 

今日の記事では
「1つのデザインで行動が創られる」
ということを覚えておくと良いでしょう。

 

文字情報よりも
「視覚情報の方が直感的な情報として脳がとらえやすい」
というメカニズムを応用するからです。

 

行動に強い影響を与える
「プライミング(先行情報)」
としてより効果的ということです。

 

 

■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする

 

私の提唱する「行動創造理論」は
このような脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。

 

  • 脳科学

  • 心理学

  • 行動科学

 

これらの数多くの研究や知見を「営業行動」
に体系的に落とし込んだものです。

 

それを身につけ飛躍的に売上を伸ばすプログラムをご提供しています。

 

  • 営業研修

  • マネージメント研修

  • 能力開発トレーニング

 

「売上に繋がる営業研修を実施したい」
「確実に営業力が上がる営業研修はないか」
と一度でも思ったことのある方は、ぜひ触れてもらいたいプログラムですね。

 

営業で成果を出すというのは
「人の行動を継続的に変化させる仕組み」
を本能の行動に合わせ考えてあげればよいだけです。

 

このようなプログラムにご興味をお持ちの方は、ご連絡をいただければと存じます。

ビジネスの課題をすべて解決できるようになるでしょう。

 

 

【ご連絡フォーム】

 

 

今日は「ビジネスとデザイン」というテーマに触れてみました。

 

著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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