「情報社会で新しく生まれるもの」は知っていますよね?

2018.01.08

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

 

今日も引き続き

「情報」

をテーマに触れていきたいと思います。

 

 

まず現在の

「情報量の増加」

というのはどの程度のモノでしょうか?

 

 

文明が生まれたころ~2000年

 

この期間に生まれた情報量を

「100」

とします。

 

ではこの100の量の情報が生まれるまで、現在ではどのくらいの期間が必要と言われているでしょうか?

 

 

 

答えは

「2日」

です。

 

たった2日で

「文明誕生~2000年まで」

に相当する情報が新たに増えているという状況です。

 

 

 

この爆発的に増えた情報量によって

「新たな役割」

が生まれています。

 

 

まず情報責任者

「CIO」

という役割です。

 

Chief Information Officer/最高情報責任者

情報や情報技術に関わる上位の役員

 

 

明確に

「情報をつかさどる責任者」

が配置されるようになっています。

 

 

 

もう1つは

「チーフ・データサイエンティスト」

と呼ばれる役割です。

 

顧客や見込み客の

「統計データの収集・分析のスペシャリスト」

です。

 

この立場の人は情報から

「顧客の動向の把握やパターン」

を発見します。

 

そしてそのデータを用いて

「売上向上」

に貢献する役割です。

 

 

 このように

「新たな役割/ポスト」

が誕生しています。

 

 

更に

「組織の中で生まれているもの」

があります。

 

それは何でしょうか?

 

 

情報を活用して成長している営業組織は

「恒常的に情報を検証し連結・融合」

させています。

 

そして誰もがこの

「情報にアクセスできる」

という環境が作られています。

 

 

この環境を整えることで生まれたのが

「新たな企業風土」

です。

 

 

セールスパーソンは

「成功するだろう」

という直感に飛びつかなくなりました。

 

 

情報を基に

仮説を立て

仮説を検証し

実行に移り

結果を検証し

新たな情報とする

という活動を行うようになりました。

 

「iPDCAのサイクル」

です。

 

 

「情報の管理体制」

を整えることは

「企業風土を生み出す」

ということにもつながります。

 

 

今後は

「情報を扱える」

というスキルが重要になってきます。

 

もしかしたら

「情報力」

という言葉が定着するかもしれません。

 

 

現在

「統計学・機械学習」

これらに関する専門家の圧倒的に不足しています。

 

 

ITや統計学といった技術的知識を備え

ビジネスリーダーの資質を持つ

という人たちです。

 

2018年のアメリカだけを見ても

「約20万人」

足りていないということです。

 

 

こういう専門家がいる組織が

「ビッグデータを活用して成長している企業」

と言えます。

 

 

これから就職を控えている方やそのご両親は

「情報力」

という観点で教育投資をしてみてはいかがでしょうか?

 

 

今日は

「情報で新たに生まれるもの」

をテーマに触れてみました。

 

レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~

齋藤

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著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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