営業研修の受講者がまた一人トップセールスとなり過去最高の売上を出してくれました。
「終わり良ければすべてよし」という言葉は誰もが知っていることでしょう。
どんな意味であなたはとらえていますか??
ではこの言葉の本当の意味があることはご存知でしょうか?
この記事では「終わり良ければすべてよし」を行動科学で紐解いていきます。
そしてそこから見えた本当の意味はビジネスにも大いに役立つものとなります。
特に営業を仕事にしている人には、明日からすぐに売上が変わる方法にたどり着けます。
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「終わり良ければ全てよし」の本当の意味が、トップセールスが手紙を出す理由
本日の記事の見出し
「終わり良ければすべて良し」の本当の意味とは?
「終わり良ければすべてよし」のルーツに触れてみましょう。
「All’s well that ends well」というシェイクスピアの戯曲をご存知ですか?
「結果が良かったということは、過程も良かったということ」というものです。
様々な出来事の中でも「モノごとの終わり方」というのは非常に重要です。
終わりの記憶がものごとの評価を決めてしまうからです。
一流レストランがデザートに力を入れる理由も一緒
人の脳は「終わり方の印象」=「物事の印象」という決定を下すメカニズムがあります。
つまり最終的に見たものが「物事の印象の全てになる」ということです。
一流レストランがパティシエを雇うのもこの理由からです。
コース料理でどんなにおいしくても、最後のデザートが悪ければ評価は下がります。
デザートが悪いことで「お店のすべての評価を落とす」ということがわかっているのです。
だから別室でくつろいでもらったり、豪華なデザートを提供します。
終わり良ければすべてよしには科学的根拠がある
「終わり良ければすべてよし」は行動科学によって解明されています。
「大腸の内視鏡検査」を使った実験です。
Bの患者グループ「最後の5分間で別の処置」を行う
Bグループの追加処置は「時間がかかるが、痛みがない」というものです。
内視鏡検査の最後の処置によって検査の評価が著しく変わった
この実験は2つの追加処置の方式の違いが「人の記憶にどのような影響があるか」を調べた実験です。
結果は別の追加処置をしたBグループの記憶に変化が生じました。
Bグループの患者たちのほうが不快度が低いとい結果になりました。
Bグループの処置は時間がかかる分「痛みの総量」は多かったはずです。
しかし検査全体の不快度は低いという結果が出ました。
最後に痛みを緩和したほうが良い検査であったと判断をしたということです。
この実験では最後の記憶が物事全体の評価を決めるということを明らかにしました。
終わり良ければすべてよしの科学的根拠となった実験です。
「終わり良ければすべてよし」を意図的に日常生活で使う方法
モノゴトの終わり方の反応は「日常生活」にも応用できます。
最後の記憶のメカニズムを活用することで「旅行」をより一層楽しく終えることができます。
実は旅行というのは「不快」で締めくくられます。
・請求書の支払い
・帰路の移動の疲れ
・旅行中に出た洗濯
・旅行道具の片付け
・目覚まし時計のセット
・翌日からの仕事の復帰の準備
ネガティブな旅行のエンディングの活動が休暇全体の色合いを変えてしまうことがあります。
あなたもこれまでに「旅行は楽しいけれど疲れる」という印象を持ったことはないでしょうか?
これは旅行の行動の最後に「不快」が来るからです。
旅行の価値を高めるどうしたらよいでしょうか?
あなたの旅行を飛躍的に楽しませる記憶のコントロール法
あなたの旅行を楽しく終えるための方法です。
「楽しくないことが始まる前に、頭の中で終わらせる」です。
旅行の最終日の前夜に「楽しい旅行の終わりを祝う」ということをしてみてはどうでしょうか?
自らの頭の中で「旅行帰路に就く前に、旅行を終わらせてしまう」ということです。
能動的に旅行を終わらせてしまえば、脳は別の行動として認識するようになります。
荷造り
帰りの移動
片付け
様々な面倒なことは旅行と切り離して「日常の行動」と脳に認識させる方法です。
残された面倒なことが普段の生活のカテゴリで行うことになります。
上記のやり方は非常に合理的なやり方です。
ただ、旅行の余韻がなくなる難点があります。
余韻まで楽しみたい人は記憶のプールにどっぷり浸かる
もう1つの方法は全ての不快な行動が終わった後に「旅行の楽しい思い出にどっぷり浸かり直す」ということです。
日常に戻った後に「脳に楽しい出旅行の来事を改めて溶け込ませる」ということです。
脳に情報を与えることで「楽しい旅行の終わり方」ができるようになります。
「終わり良ければすべてよし」を能動的に行ってしまう方法です。
脳のメカニズムに適した方法ですごく効果があるので試してみてください。
トップセールスがお客様に手紙を出す意味も「終わり良ければすべてよし」
ここからは「終わり良ければすべてよし」をビジネスで活用する方法に触れていきましょう。
さてあなたは「ビジネスでの終わり方」はどれだけ意識しているでしょうか?
もし終わり方を意識していないとなれば、ものすごい損をしていることになるかもしれません。
特に営業においてはその差は顕著です。
商談でお客様と別れるその瞬間を思い出してみてください。
「あなたはどんな言葉をかけていますか?」
「あなたはどんな態度をしていますか?」
「終わり良ければすべてよし」をトップセールスは強く意識し実行をしている
最後の瞬間に「お客様があなたと過ごした時間が有意義だった」と再認識させることが非常に重要です。
さらに事務所に戻った後「メールや手紙」などで有意義だったことをさらに思い出させることが重要です。
トップセールスマンは当たり前にしていることというのはご存知だと思います。
最後の印象を大切にしているので「お客様にポジティブな印象」を常に持たせています。
交渉自体はハードなものだったとしても、最後の印象で商談全体のイメージをかえることができます。
「ピークエンドの法則」と呼ばれる行動科学による営業技術です。
脳のメカニズムを活用しているため「トップセールスはお客様に好かれている」というわけです。
紹介がもらえる
いつでも相談される
案件がたくさんある
そしてトップセールスは「売上を維持し続けることができる」というわけです。
「終わり良ければすべて良し」は科学的根拠基づいた格言であるということです。
重要なことは誰でも実行することができるということです。
トップセールスの行動というのは、全て科学的に分析が可能です。
その1つが終わり良ければすべてよしです。
本日のまとめ
この記事では「終わり良ければすべてよし」を日常生活と営業においての活用方法を解説してきました。
一流レストランがデザートに力を入れる理由
旅行の価値を最大限高める方法①
旅行の価値を最大限高める方法②
ビジネスこそ終わり方が重要
トップセールスがやっていること
脳のメカニズムで最後の記憶を重視します。
だから終わり方が重要なのです。
日常生活ならまだしも、ビジネスにも大きく影響することは知っておいたほうが良いでしょう。
実はお客様の行動を創る方法のほとんどが、行動科学として分析できています。
つまり対面営業において「売上をあげる」というのは科学的に行えるということです。
科学的というのは誰でも再現ができる方法ということです。
あなたも、あなたの部下も「誰でも売上を上げる営業技術」ということです。
再現性のある営業技術をまとめたメソッドが私の提唱している「行動創造理論」です。
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最後にあなたの営業組織で行動創造理論を手にする方法をお伝えしておきます。
脳のメカニズムを先回りした行動創造理論による「営業研修」
営業で最も重要なのは、脳のメカニズムを先回りすることです。
お客様の脳の先回り出来れば、営業が意図する結果は容易に手にできるからです。
「記憶のメカニズム」「ピークエンドの法則」もその1つです。
脳のメカニズムを先回りする営業の成果は私の研修の9,000人を超える受講者が示してくれています。
私の提唱する行動創造理論は「科学を基軸とした営業理論」です。
脳のメカニズムに基づいたビジネスにおける行動を最適化する理論です。
脳科学
心理学
行動経済学
上記のノーベル賞を取った研究結果や知見を「営業行動」に体系的に落とし込んだものです。
行動創造理論に触れ、科学を基軸とした営業技術を身につけて、売上が飛躍的に伸びるプログラムです。
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