2030年には50%の営業が職を失うことを示唆したお話
今日は大人気の
「ビジネス寓話シリーズ」
をお送りいたします。
今日のお話は
「ツバメと鳥たち」
です。
どんな教訓があるのでしょうか?
———————————————-
宿り木が育ち始めるとツバメは
「鳥たちに及ぼす危険を察知」
しました。
そしてツバメは鳥たちを残らず集めました。
ツバメは
「宿り木を切り倒そう。それが出来なければ、人間の所へ助けをもとめ、宿り木の実から作った鳥もちで、自分たちを捕まえないよう頼もう」と忠告をしました。
「つまらないことを言うやつだ!」
と鳥たちが一笑に付します。
ツバメは一羽で人間を尋ねて、お願いをしました。
人間はツバメが賢いことを知って迎え入れ
「一つ屋根の下で暮らす」
ことを許しました。
結局、他の鳥たちは人間に捕らえられ食べられてしまいます。
ツバメだけは保護されて、人間の家でも安心して巣作りすることになりました。
———————————————-
このお話は
「イソップ童話」
の一節です。
生き抜くには
「賢さが必要」
というお話です。
ではビジネスの観点では、どのような教訓があるでしょうか?
■あなたはビジネスの教訓に気づけましたか?
まずツバメが感じたことは
「危機」
です。
最初から他の鳥たちとは違っています。
毎日の生活の中から、変化を感じ取っているということです。
ビジネスでも同様です。
毎日同じように仕事そしている中で
「変化を見つけられるかどうか」
はビジネスパーソンの大きな資質です。
人の脳は無意識のうちに
「昨日と同じ楽な方法を好む」
というメカニズムがあります。
その為違和感を感じても
「放置する」
という選択を取ってしまいます。
寓話のツバメは
「宿木の成長から危機を感じ行動を取る」
ということをしました。
しかし思いついた方法は
「非現実的なもの」
でした。
木を切り倒す
人間にお願いをする
他の鳥たちは
「最初からできるわけない」
とあきらめてしまいました。
ツバメは
「生き残る目的」
を考えていました。
他の鳥たちは
「手段の良し悪し」
だけを考えていました。
その結果、大きな違いが生まれたという話です。
そもそも変化からくる危機に気づいていない
方法の評価だけをしている
最初からできるわけないとあきらめる
あなたや、あなたの周りにいませんか?
もし当てはまるとしたら、他の鳥たちと同じになるかもしれません。
■あなたはツバメになるか?それとも他の鳥たちのままか?
2030年には
「50%の営業は職を失う」
と言われています。
理由は
「テクノロジーの進歩」
でしょうか?
もちろん要因の1つですが
「根本の原因」
ではありません。
一番の原因は
「お客様の購買のハードルが上がっている」
事です。
その為、営業組織は
「トップセールスの数字だけでは足りない」
「ボトムのセールスでは全く売れない」
という危機を迎えるようになります。
商談が必要なく
「購入できる商材」
では営業は不要となります。
また商談が必要な商材でも
「まともな商談が出来ない」
のであれば営業は不要です。
はっきりしていることは
「従来の営業手法では役に立たない」
ということです。
このお話で言えば
「宿木が育ってきている状態」
と言えます。
変化に気づかない
従来のままで居続ける
新たな方法を無理だと最初から受け入れない
こんな営業は確実に
「職を失う」
といっても良いでしょう。
生き残れるのは
「賢く行動をできるツバメだけ」
となります。
営業責任者は
「どのように営業たちを活躍させればよいか?」
を考えなければなりません。
営業メンバー自身も
「危機感を持って行動する」
ことが必要になります。
「その方法を知りたい、取り入れたい」
という方は、今日の記事に出会えて運が良かったかもしれません。
お客様に
「あなたと商談をするためにお金を払っても良い」
と言われる営業になる方法に近づけたからです。
あなたはツバメになりますか?
それとも他の鳥たちになりますか?
今日はビジネス寓話シリーズ
「ツバメと鳥たち」
をお送りいたしました。