アイデアを出せない人が共通して持っていない「アレ」

2017.10.25

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

 

今日は

「アイデア」

をテーマにしてみたいと思います。

 

 

1つ質問をいたします。

 

「アイデアとは何ですか?」

と聞かれたときに何と答えますか?

 

 

 

新しいもの?

ひらめき?

発明?

一部の人の特別な才能?

 

 

この回答で1900年代に活躍した著名なコピーライターである

ジェームス・ウェブ・ヤング

が名言を残しています。

 

 

「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外のなにものでもない。」

 

これは非常に的を射ている言葉だと思います。

 

 

これが

「アイデア」

とすれば特別な才能は必要ありません。

 

 

ノーベル賞を受賞するような知見

ロケットを設計できるような技術

国際的な芸術力

 

これらは必要ないということです。

 

 

「誰でもアイデアは出せる」

ということです。

 

 

 

新しいアイデアは

「既存の要素」

を組みわせるということです。

 

 

例えるならば

「目の前の食材で新しいレシピを考える」

という行為に似ているのかもしれません。

 

 

しかし

「重要なポイント」

がここにあると思います。

 

 

もし料理人が

「和食の作り方しか知らない」

としたらどうでしょうか?

 

そこに

バターがあっても

紹興酒があっても

ワインがあっても

組み合わせることができないかもしれません。

 

 

フレンチや中華の作り方も知っていれば

「新しいレシピ」

を創り出せる可能性が高まるのではないでしょうか?

 

 

既存の要素を

組み合わせる

増やす

減らす

付け加える

結合する

統合する

これらの方法でアイデアにたどり着きます。

 

 

その精度を高めるには事前に持っている

「情報」

がいかに重要かということです。

 

 

 

前述のヤング氏の提唱する

「アイデアを出す5つのステップ」

 

でも第1のステップは

「情報収集」

としています。

 

 

ここでの記事やセミナーでも常々お伝えしていることではありますが

「持っている情報の量」

がビジネスでは重要です。

 

 

情報量と

「選択肢の量は比例する」

ということです。

 

 

顧客への提案も言わば

「新しいアイデア」

と言えるでしょう。

 

その

「アイデア(提案)」

を良いモノにするには

 

「質の高い事前準備」

ということにつながります。

 

 

視点や目的が違えど

「情報はビジネスの基本の1つ」

ということは間違いなさそうです。

 

今日は

「アイデア」

というテーマに触れてみました。

 

レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~

齋藤

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著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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