クイズで洞察力チェック!「あなたは空軍の分析担当官です、正しい指示は出せる?」

2021.09.15

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

 

あなたの洞察力はビジネスレベルにありますか?

 

 

今日は
「洞察力チェック」
というテーマに触れてみたいと思います。

 

 

<index>

1あなたの洞察力をクイズでチェック

2自国のパイロットを危機にさらす答え「〇〇〇」

3ビジネスでも重要スキル「洞察力」を手にする方法

 

■あなたの洞察力をクイズでチェック

 

 

1つクイズに答えてみてください。

あなたの洞察力がわかります。

 

———————————–

 

あなたは「優秀な数学家」です。

 

 

戦争をしている国で
「魚雷の発射効率やミサイルの空力効率」
の分析を任されています。

 

 

あなたの国の空軍は
「致死率に大きな課題を抱えている」
状況にありました。

 

 

パイロットは
「大きなリスク」
を常に背負って敵国の上空を飛んでいます。

 

 

生き残る確率は
「ほぼ五分五分」
と言われるほどでした。

 

 

軍司令部は致死率を下げるために
「飛行機を守る装甲を強化する」
と判断しました。

 

 

目的は敵国の砲撃から
「自国のパイロットを守る」
ためです。

 

 

しかし爆撃機の全体を装甲で覆うと
「重くて操縦が困難」
となってしまいます。

 

 

あなたの任務は
「装甲が必要な優先順位の調査」
です。

 

 

データは十分にありました。

 

 

空軍では
「無事帰還した爆撃機の損傷具合」
を調べていたのです。

 

 

データを分析するとありがたいことに
「明確なパターン」
が存在しました。

 

 

・翼と胴体に蜂の巣のように穴が開いてる

・コクピットと尾翼にはほとんど損傷が無い

 

 

調べれば調べるほど、2つのパターンはより明確になりました。

 

———————————–

 

さてここで問題です。

 

 

あなたは軍の司令部に
「どこの装甲を強化すべきと進言しますか?」

 

 

もし「〇〇〇」と答えたら、一気に致死率は上がってしまうでしょう。

 

 

■任務失敗の答えは「〇〇〇」

 

さてあなたは
「たくさん穴が開いていた部分に装甲を施すべき」
と進言をしますか?

 

 

上記のように考えた人は
「任務失敗」
です。

 

 

非常に重大な点を見落としています。

 

 

2つのデータは
「帰還した爆撃機のみのデータ」
ということです。

 

 

つまり任務中に
「撃ち落された機体のデータは全くない」
ということです。

 

 

このクイズのポイントは
「帰還した爆撃機のみのデータしかない」
という点に気づけたかどうかです。

 

 

帰還した爆撃機は
「ある部分を撃たれなかったから帰還できた」
ということです。

 

 

つまり装甲すべき点は
「         」
ということになります。

 

 

そうです。

「コクピットと尾翼」です。

 

 

落ち着いて考えてみれば、当たり前のことです。

 

 

言い換えれば帰還した爆撃機の穴は
「翼と胴体はいくら撃たれても大丈夫」
ということを物語っていました。

 

 

これは実際に
「第二次世界大戦」
であった話です。

 

 

大切なのは
「目の前にあるデータ」
ではありません。

 

 

あなたにとって一番重要なことは
「目の前に見えていないデータ」
をどう見るかです。

 

 

見えていない部分を見るチカラが
「洞察力」
です。

 

 

■ビジネスでも重要なスキル「洞察力」を手にする方法

 

 

見えていないものをみる視点は
「あなたのビジネス活動」
でとても大切なことです。

 

 

特に営業職の人には必須のスキルと言えるでしょう。

 

 

なぜならば
「お客様の情報から本質をつかむ」
ことが重要だからです。

 

 

あなたが
「本質がつかめない人」

だとどういうことになるでしょうか?

 

 

例えばあなたは、風邪っぽくって病院に行ったとします。

 

 

医師に対して
「風邪っぽいのですが」
とあなたは伝えます。

 

 

そして医師が
「わかりました風邪ですね」
といって診断せずに処方箋を出されました。

 

 

あなたがこんな対応されたらどう思いますか??

 

 

あなたが医師に
「抗生物質が欲しいんですけど」
と言っても出してはくれません。

 

 

お医者さんは
「診断」
のメカニズムで行動できます。

 

 

理由は
「診断をする職業」
と決まっているからです。

 

 

しかしほとんどの営業は
「診断」
をせずにお客様の言葉を真に受けます。

 

 

しかも
「自分の都合の良い情報として」
捉えます。

 

 

都合の良い情報として捉えるのは
「脳のメカニズム」
です。

 

 

無意識のうちに行われるので仕方がありません。

 

 

しかしこんな営業は、良い営業とは言えません。

むしろダメ営業と言えます。

 

 

お客様の言うことを真に受ける

しかも自分にとって都合の良い情報として受け取る

 

 

あなたの部下にこんな人はいませんか?

あなたの同僚にこんな人はいませんか?

あなた自身がなっていませんか?

 

 

私はダメな営業の筆頭は
「疑問に思えないこと」
と定義をしています。

 

 

疑問に思わないというのは
「脳の自動システムの判断のまま、都合よく解釈をする人」

です。

 

 

目に見えるものだけでなく
「本質を見る」
ことは誰でもできます。

 

 

目の前の情報に飛びつかずに
「熟考システムのスイッチを入れる」
だけです。

 

 

単に、あなたの脳の
「熟考システム」
を働かせて情報を見ればよいのです。

 

 

先ほどのクイズも
「答えを聞けば当たり前だ」
と思ったことでしょう。

 

 

言い換えれば当たり前のことだけをやれれば
「洞察力」
は必ず手にできるスキルということです。

 

 

少しだけ脳の働きを変えてあげればよいだけです。

あなたの「洞察力」はどうですか?

 

 

脳のメカニズムを少しだけ考えるだけで
「あなたのビジネス力は飛躍的に上がる」
ことは証明されています。

 

 

私の提唱する行動創造理論は
「科学の力でビジネス力を上げるお手伝いをする」
ものです。

 

 

 

■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする

 

私の提唱する行動創造理論は
「科学を基軸とした営業理論」
です。

 


脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。

 

  • 脳科学

  • 認知心理学

  • 行動経済学

 

上記のノーベル賞を取った研究や知見を「営業行動」に体系的に落とし込んだものです。

科学を基軸とした営業技術を身につけ、売上が飛躍的に伸びるプログラムです。

 

  • 営業研修

  • マネージメント研修

  • 能力開発トレーニング

 

「もっと売上に繋がる営業研修を実施したい」
「確実に営業力が上がる営業研修はないか」
と一度でも思ったことのある方は、ぜひ触れてもらいたいプログラムです。

 

 

営業で成果を出すには
「人の本能の行動に合わせる」
だけです。

 

 

成約率が50%向上した

新規案件数が10倍に増えた

たった1か月で売上が4.6倍になった

 

 

上記の成果を導いたプログラムにご興味をお持ちの方は、ご連絡をいただければと存じます。

売上に関する課題はすべて解決できるようになるでしょう。

 

 

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今日は「洞察力クイズ」というテーマに触れてみました。

 

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行動創造理論第一人者
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