目先のコスト削減を選択した企業は「ダイエットを失敗したみじめな人と一緒」

2023.01.06

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

 

 

今日は
「ダイエットとコスト削減」
というテーマに触れてみたいと思います。

 

 

<index>

①あるダイエット法の場合、95%が必ず失敗をしている

②ダイエットと企業のコスト削減が似ている理由

③目先の利益だけを見たコスト削減が招く「優秀な人材の流出」

 

 

■あるダイエット法の場合、95%が必ず失敗をしている

 

 

あなたがダイエットをするとしたら
「どんな方法」
を取りますか?

 

 

有酸素運動で脂肪燃焼さえる

無酸素運動で基礎代謝を上げる

糖質制限をする

食事制限をする

アルコールを取らない

 

 

様々な方法があります。

 

 

上記の中で最も早く体重減少の効果が出るのは
「食事制限」
となるでしょう。

 

 

ただし食事制限は
「余分な物だけでなく、必要なものの削減してしまう」
という恐れがあります。

 

 

その結果
「短期的に体重が落ちても、数か月後には元の体重以上になる」
というダイエットの失敗例も数多くみられます。

 

 

急な食事制限によるダイエットで、体重が戻ってしまう割合は
「95%」
というほとんどの人に効果が無いというデータが出されています。

 

 

■ダイエットと企業のコスト削減が似ている理由

 

 

ダイエットの食事制限は企業活動で言えば
「コスト削減」
に当てはめることが出来ます。

 

 

必要な食事を制限すれば体重は落ちても
「筋肉から削減される」
ということがわかっています。

 

 

見た目の数字だけは下がっても
「重要な部分は弱くなっている」
ということです。

 

 

企業のコスト削減も同様です。

コスト削減をする際に手を付けるのは間接費です。

 

 

そして間接費の削減は
「中期的に見れば競争力を奪う手段」
にもなりかねません。

 

 

例えば今顕著なのは、リーマンショック後に間接費を削減したことで
「中堅社員のスキルの低下」
を招いています。

 

 

幹部候補生となる年代でスキルが、足りていないという現象が起きています。

 

 

目先の利益構造は改善したかもしれません。

しかし数年後に、現場の主力となるべき人材が育っていないということです。

 

 

しかも数年前にコスト削減をしたとしても
「市場の変化に対応するためにコストが増えている」
という企業も少なくありません。

 

 

人材が育っておらず
「ハード面だけ整備した組織」
というのは、私も多く見てきました。

 

 

企業が長く存続するためには
「生産性と競争力の向上」
であることは誰もがわかっています。

 

 

コスト削減によって企業が反映することはないでしょう。

運動をしないダイエットで健康にならないのと一緒です。

 

 

■目先の利益だけを見たコスト削減が招く「優秀な人材の流出」

 

 

最も重要な点は
「わずかなコスト削減によって優秀な人材の流出を招く」
といくことになります。

 

 

優秀な人材の条件の1つに
「状況判断力」
があげられます。

 

 

コスト削減をする場面を想像してください。

利益が十分に上がっていない状況です。

 

 

優秀な人材程、自分の危機に気づくことでしょう。

 

 

自己実現欲求が満たされない

企業文化が停滞する

残業代がもらえない仕事が増える

会社に対する帰属意識が低下する

 

 

優秀であればあるほど
「停滞」
への気づきは速く多くなります。

 

 

すると優秀である人は
「外部との接触」
が多くなり、選択肢を増やしていくことでしょう。

 

 

選択肢が増えた結果
「自分の目指す手段」
を手にする機会となり、既存の組織から離れて行きます。

 

 

独立する人もいるでしょう

ライバル企業に転職する人もいるでしょう

全く別の市場に異動する人もいるでしょう

 

 

いずれにせよ、安易なコスト削減で
「優秀な人材を失う」
というのは、どの企業でも同様です。

 

 

そもそも優れた種は
「危機察知するチカラが大きい」
ため生き残っています。

 

 

もちろん人間でも同様です。

 

 

停滞している時こそ
「効果のある人材育成への投資」
が重要になります。

 

 

人材育成によってすぐに業績に反映するのは
「営業組織の強化」
になります。

 

 

私の提唱している行動創造理論は
「営業組織を強化する育成理論」
でもあります。

 

 

普通の営業が行動創造理論に触れることで
「トップセールス並みの数字」
を残すことが出来ます。

 

 

実際に3か月の研修を行っている間にも
「15%以上の売上向上」
を実現している組織がゴロゴロ出てきます。

 

研修に投資した金額程度は
「たった1人の伸ばした売上で回収できる」
すぐれた研修となっています。

 

 

 

■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする

 

私の提唱する行動創造理論は
「科学を基軸とした営業理論」
です。


脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。

 

  • 脳科学

  • 心理学

  • 行動経済学

 

上記のノーベル賞を取った研究や知見を「営業行動」に体系的に落とし込んだものです。

科学を基軸とした営業技術を身につけ、売上が飛躍的に伸びるプログラムです。

 

  • 営業研修

  • マネージメント研修

  • 能力開発トレーニング

 

「もっと売上に繋がる営業研修を実施したい」
「確実に営業力が上がる営業研修はないか」
と一度でも思ったことのある方は、ぜひ触れてもらいたいプログラムです。

 

 

営業で成果を出すには
「人の本能の行動に合わせる」
だけです。

 

 

成約率が50%向上した

新規案件数が10倍に増えた

たった1か月で売上が4.6倍になった

 

 

上記の成果を導いたプログラムにご興味をお持ちの方は、ご連絡をいただければと存じます。

売上に関する課題はすべて解決できるようになるでしょう。

すでに8,816人の営業が飛躍的に向上させました。

 

 

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今日は「ダイエットとコスト削減」というテーマに触れてみました。

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