今日は
「ロングセラーシリーズ」
です。
皆さんは
「500mlパックの飲料」
といわれたら何を思い浮かべますか?
オレンジジュース
牛乳
紅茶
などでしょうか?
今日はその中の
「コーヒー飲料」
について触れてみたいと思います。
紙パックのコーヒーで思い浮かべるのは
「雪印コーヒー」
ではないでしょうか?
茶色のパッケージに
黄色と赤のアクセント
は多くの人が想像できると思います。
この商品には
「唯一のモノ」
があります。
それを見ていきたいと思います。
雪印コーヒーは
「1963年生まれの55歳」
です。
当時は
テトラパック
と呼ばれる三角形のパックに入っていました。
その後
500mlパック
1リットルパック
が販売されて広く親しまれてきました。
雪印といえば
「2000年代の問題」
を記憶されている方も多いと思います。
2000年
雪印集団食中毒事件
2002年
牛肉偽装事件
この事件での
経営幹部たちの発言
も大きな波紋を呼びました。
この事件により
「グループ全体の再編」
が余儀なくされました。
その後、日本ミルクコミュニティに移管され
「メグミルクブランド」
として再出発を図ることになります。
その中で
「雪印コーヒー」
はそのままの商品名で継続して販売されました。
「メグミルクコーヒー」
という商品も販売してもほとんど売れなかったそうです。
この時
「雪印コーヒー」
というブランドの偉大さを痛感したそうです。
その後、2011年には
日本ミルクコミュニティ
雪印
が経営統合しました。
そして
「雪印メグミルク」
として完全一体化しました。
同社のほとんどの商品は
「雪印メグミルク」
のブランドを冠しています。
しかし
「雪印コーヒー」
だけはこのままのブランドです。
再編などいろいろなことがありましたが
「ユーザーに支えられたからこそ」
今の形があるのだと思います。
この商品は私たちの
「コーヒーの入り口」
といっても良いかもしれません。
これからも
「子供たちにとって忘れられない味」
として親しまれていくことでしょう
今日は
「ロングセラーシリーズ」
をお届けいたしました。
レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~
齋藤