35歳~45歳の人におくる「キャリア理論」

2017.04.01

 

今日は

「キャリア理論」

について触れていきたいと思います。

 

 

キャリア理論とは

これまでのキャリアを振りかえり、今後を設計するためのツールです。

 

 

その中で

「キャリア理論の原点」

ともいえるものをご紹介いたします。

 

 

キャリア研究者ドナルド・E・スーパーの

「スーパー理論」

です。

 

 

この理論では

「5つのライフステージ」

に分けています。

 

 

人生を5つの段階に分けて、それぞれの段階で

 

「職業的発達課題」

 

に取り組むことを通じて、人間的成長を遂げる

と提唱しているものです。

 

 

 

5段階のライフステージ

 

1 成長段階 0歳~15歳

自分がどういう人間かを知る。働くことの意味を知る

 

2 探索段階 16歳~25歳

職業に対する希望づくり、実践を始める

実践を通じてその職業が生涯のものとなるか考える

 

3 確立段階 26歳~45歳

職業への方向付けをし、そこでの自己確立を図る

 

4 維持段階 46歳~65歳

達成した地位やその有利性を保持する

 

5 下降段階 65歳以降

諸活動の減退、退職。セカンドライフを楽しむ

 

 

 

今回はさらに3の

「確立段階」

について掘り下げていきます。

 

さすがに

26歳~45歳

というくくりには違和感を感じます。

 

経験も能力も役割も大きく異なりますよね。

 

 

 

そこで 別のアプローチがあります。

「発達心理学」

の見地でアプローチしたものです。

 

Hエリクソン、ダニエル・J・レビンソンの

「発達心理学に基づく発達課題の検証」

です。

 

 

これは細かいのでタイトルにもあるように

35歳~40歳

40歳~45歳

に焦点を当てたものを、今回は抜粋します。

 

 

この理論では

「人生段階の特徴」

について分析をしています。

 

ではみていきましょう。

 

■35歳~40歳

 

「一本立ちする時期」

・成人前期の野心がピークに達する

・自立したい、認められたいことから他人の反応に敏感になる

・子供っぽさ(自責や怒り)のよみがえり

 

 

「長期的視野で人生を眺目始める後期」

・自己の特定の面を優先させ、他のことを二次的にみなす

・自己に適し効果的に機能する限り、比較的安定した満足した生活をおくる

 

 

 

■40歳~45歳

 

「人生半ばの過渡期」

・35歳~40歳の人生設計で定めた目標

 これに対して成功するか失敗するかの判断がついてくる

・自己の内部及び外界との激しい葛藤

・自己に内在する、生活の改善を阻む生涯

 (不安定感、依存心、敵意など)が

 生活構造の修正を困難にする

 

 

という特徴を持つというものです。

 

 

35歳~45歳というのは

「ライフステージ」

からみると

 

「職業人としての役割」

を思う存分没頭できる

 

「今」

しかない時期と言われています。

 

 

組織心理学

発達心理学

 

2つの知見から見た

「キャリア」

をまとめてみました。

 

移動中の読み物にでもなればと思います。

 

レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~

齋藤

著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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