本日の記事の見出し
負けていても有利ってどういうこと??
今日は
「負けていても有利な状況」
というテーマに触れてみたいと思います。
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①スポーツのハーフタイムでリードしているチームは有利?
②負けているのに有利という特殊な状況は?
③2人の研究をセルフマネジメントに応用する方法
■スポーツのハーフタイムでリードしているチームは有利?
スポーツにはいくつかの種類があります。
競技の種目ではなく、ルールのカタチといったほうが良いかもしれません。
個人競技はタイムや得点を競います。
セット数を多くとったほうが勝ちの競技もあります。
時間が決まっていて、多くの得点を取ったチームが勝利する競技もあります。
今日のテーマはハーフタイムです。
ハーフタイムがあるスポーツは
「時間が決まっている競技」
になります。
サッカー
バスケットボール
アイスホッケー
これらの競技が時間が決まっており
「ハーフタイム」
が儲けられている競技です。
さて1つご質問です。
ハーフタイムを迎えて時点で
「リードしているチーム」と「リードされているチーム」
ではどちらが優位と言えるでしょうか?
???
普通に考えたらリードをしているチームです。
わざわざ質問に出すということは、違うということでしょうか?
そんなことはありません。
リードしているチームの方が優位です。
NBA(バスケットボール)の試合で
「ハーフタイム時点で6点差をつけているチームの勝率は80%」
というデータがはっきりと出ています。
では、なぜわざわざこの質問をしたのでしょうか?
理由は例外がデータとして存在しているからです。
■負けているのに有利という特殊な状況は?
リードされているチームが
「勝利をしている方が多い状況」
というものが存在しています。
つまり逆転勝利を収めているということです。
特殊の状況とは
「1点差で負けている」
ということです。
1点差で負けているチームは
「58%の勝率」
があるとデータが示しています。
つまりリードしているよりも有利と言えるデータです。
負けているチームが逆転をする方が多いというデータは
「私たちのビジネス」
にも大きなヒントとなります。
スポーツの例ではなく
「もっと一般的な例を用いた実験」
があります。
ペンシルバニア大学 ジョナ・バーガー氏
シカゴ大学 デヴィン・ホープ氏
2人の研究者による実験です。
集めた実験参加者を対戦相手として振り分けます。
それぞれ別の部屋で
「パソコンのキーボードを打つ速さ」
を競ってもらいます。
相手より高い得点を出せば賞金がもらえます。
短時間の勝負ですが休憩をはさんで前後半に分けて競います。
ハーフタイムを意図的に取り入れます。
休憩の間に別々の対応を行います。
A 相手に大きくリードされていると伝える
B 相手に少しだけリードされていると伝える
C 相手と同点であると伝える
果たして結果はどうなったでしょうか?
3つのグループは前半と変わらないパフォーマンスを見せました。
ただ1つだけ前半よりも、かなり良いパフォーマンスを見せました。
Bグループで
「相手に少しだけリードされている」
と伝えたチームです。
リードされている状況というのは
「数字の科学」
からすれば非常ぬ難しい状況です。
個人のモチベーションが介入するものではありません。
しかしリードが僅差である場合
「個人のモチベーションが結果に介入できる」
ということが明らかになりました。
■2人の研究をセルフマネジメントに応用する方法
バーガー氏とホープ氏の実験で分かったことがあります。
セルフマネジメントに応用できるということです。
プロジェクトの進捗
企画書の作成
予算の達成
決まった時間で結果を出すというのはスポーツと一緒です。
そこには中間地点が存在します。
ただし中間地点は
「ただの現実で自然の法則」
と言っても良いかもしれません。
しかし必ず迎える中間地点を
「意図的に変える」
ことは誰にでも出来ます。
仮に不振であったとしても
「意欲を与える刺激」
にすることが可能です。
三つの策があります。
1 中間点を意識する
2 目を覚ますきっかけとして利用する
3 少し遅れを取っていると考える
たったこれだけで、モチベーションを発揮できるように脳が働きます。
スイッチを入れるのにスキルや経験は全く必要ありません。
行動科学をビジネスに用いると、意外と簡単に成果が手に出来るようになります。
営業とマネジメントの領域では特に
「行動創造理論」
が役立つことでしょう。
■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする
私の提唱する行動創造理論は
「科学を基軸とした営業理論」
です。
脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。
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脳科学
-
心理学
-
行動経済学
上記のノーベル賞を取った研究や知見を「営業行動」に体系的に落とし込んだものです。
科学を基軸とした営業技術を身につけ、売上が飛躍的に伸びるプログラムです。
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営業研修
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マネジメント研修
-
能力開発トレーニング
「もっと売上に繋がる営業研修を実施したい」
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と一度でも思ったことのある方は、ぜひ触れてもらいたいプログラムです。
営業で成果を出すには
「人の本能の行動に合わせる」
だけです。
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上記の成果を導いたプログラムにご興味をお持ちの方は、ご連絡をいただければと存じます。
売上に関する課題はすべて解決できるようになるでしょう。
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今日は「負けていても有利な状況」というテーマに触れてみました。