本日の記事の見出し
「後でやろう…」はなぜ簡単に起きてしまうのか?
今日は
「行動を先送りさせるメカニズム」
というテーマに触れてみたいと思います。
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③あなたを先送りのメカニズムから逃す簡単な方法「2つの情報を与える」
■あなたが行動の先送りをするのは「脳のメカニズム」による
あなたは行動を先送りしたことがありますか?
よくある例は
「トレーニングするためにジムに通う」
というときです。
ジムの会員になった直後は
「せっせと通う」
ことでしょう。
しかし、少し経つと雰囲気が変わります。
雨が降っているから明日でいいや
今日は仕事で少し疲れたから今度にしよう
今日は見たい配信があるから来週にしよう
様々な理由を付けて先送りをします。
他者から見れば全く正当性などありません。
しかし本人にしてみたら
「非常にまっとうな理由」
として受け入れているはずです。
都合の良いことばかり正当化するのは
「人の脳のメカニズム」
の一つだからです。
■先送りは行動を止める最も強い動機だった!?
先送りというのは
「行動を止める最も強い動機」
です。
やろうと思っていたことを
「やめる」
というのは実は難しい決断です。
脳の中でも不一致が起きてしまうので
「切り替えるためにかなりの負荷がかかる」
からです。
人の脳は負荷がかかることを極端に嫌います。
できるだけ楽な思考をさせようとします。
その為、先送りは
「今はやらないけれど、あとでやる」
という最高の言い訳の行動になるのです。
仕事でも言い訳に使われる強力な言葉です。
上司から依頼された仕事が出来ていない時
「後でやろうと思っていて…」
と答える人もいるでしょう。
しかしほとんどのケースで
「言われるまで忘れていた」
ことでしょう。
言い訳の心理は
「やっていない自分を無能と認定したくない」
というのが一番強い動機です。
本人は取り繕うためと思っているかもしれませんが
「本当は自己否定したくない」
という心理から導かれる言葉です。
そして今日も自分を守るために
「先送り」
を続けていることでしょう。
■あなたを先送りのメカニズムから逃す簡単な方法「2つの情報を与える」
最後に
「先送りのメカニズムから逃れる方法」
に触れてみましょう。
先送りをしてしまうのは
「自己防衛の一種」
なので非常に優しく感じてしまいます。
断ち切るためには
「細かく区切る」「数値化」
という2つの方法が効果的です。
冒頭に触れたジムの例で挙げてみましょう。
ジム通いを細かく区切るというのは
「カウント期間を短くする」
ということです。
例えば
「月に〇〇回」
としているのを短くするということです。
週に1回とする
3日に1回とする
期間を短くするだけで先送りが防げます。
例えば3日に1回とした際は
「先送りできる日が1日しかない」
となるので、スケジュールも見えてきます。
すると
「今日しかできない」
となった場合、仕方なくジムの準備を始めるということです。
次の数値化を見ていきましょう。
最近のジムは
「サブスクリプション形式」
が多くなっています。
例えば8.000円/月だとします。
週1回通うと
「2,000円/回」
という計算になります。
ただしサブスクリプションのジムに通う人が
「平均8回」
だったどう思いますか?
8回通う人は
「1,000円/回」
でジムを利用していることとなります。
既にあなたは4,000円も損をしていることになります。
4,000円あったら何が出来るでしょうか?
有料の音楽や映像コンテンツ
楽しい友人や恋人との会食
家族を喜ばせるケーキやお花
ちょっと気になっていた服
あなたが平均より少ない回数だっただけで
「上記が手に入らない損をしている」
ということです。
そして
「ちょっと面倒だか先送りしよう」
としたら損失はさらに大きくなります。
あなた自身が
「平均より劣っている自分を認め、損失を拡大する」
ということを受け入れるなら、先送りも良いでしょう。
先送りしようとした際に
「ほんの少し情報をあなたの脳に与えるだけ」
で先送りの気落ちは消せます。
今日の記事は
「セルフマネジメント」
の内容でしたが、ビジネスでも使える内容です。
特にお客様を動かす「営業」
部下の行動を創る「マネジメント」
2つの領域では強力な武器となります。
具体的なな方法は
「行動創造理論」
に触れてみてください。
■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする
私の提唱する行動創造理論は
「科学を基軸とした営業理論」
です。
脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。
-
脳科学
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心理学
-
行動経済学
上記のノーベル賞を取った研究や知見を「営業行動」に体系的に落とし込んだものです。
科学を基軸とした営業技術を身につけ、売上が飛躍的に伸びるプログラムです。
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営業研修
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マネージメント研修
-
能力開発トレーニング
「もっと売上に繋がる営業研修を実施したい」
「確実に営業力が上がる営業研修はないか」
と一度でも思ったことのある方は、ぜひ触れてもらいたいプログラムです。
営業で成果を出すには
「人の本能の行動に合わせる」
だけです。
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今日は「行動を先送りさせるメカニズム」というテーマに触れてみました。