本日の記事の見出し
昨日と同じことを繰り返すあなたと会社
今日は
「常識の海」
というテーマに触れてみたいと思います。
<index>
①常識にとらわれず自由な発想と言うが
②日本の企業が一番取り組んでいること
③なぜ昨日の自分と同じ自分で居続けてしまうのか?
■常識にとらわれず自由な発想と言うが
多くの人は
「これまでの常識にとらわれず、自由な発想をしよう」
と言われたり、思ったりしています。
ではどうでしょうか?
その通りできているでしょうか?
残念ながら、なかなかできていないというのが本音ではないでしょうか?
自由な発想から製品を生み出している代表格といえば
「アップル」
になると思います。
薄型のPCは、今ですら数多く存在しています。
しかし当時は画期的なものでした。
製法は
「アルミの削り出し」
というものです。
もし当時、日本のメーカーに同じようにオーダーが来たら実現できたでしょうか?
恐らくは
「できない」
と断っていたことでしょう。
通常、筐体は
「板金プレス」
などで作るのが常識です。
削り出しという製法では
「コストがかかりすぎて現実的じゃない」
とアイデア段階でボツになっていたことでしょう。
その常識にとらわれなかったので、画期的な製品が生み出されました。
またアップルは
「素材の段階」
にもこだわりました。
このことも
「これまでの常識では考えられない」
ことでしょう。
しかしその常識を超えたからこそ
「世界を魅了する製品」
が誕生したと言えます。
まさに
「イノベーション」
ですね。
■日本企業が一番取り組んでいること
ではアップルとは異なる日本企業が
「今一番取り組んでいること」
はなんでしょうか?
それは
「効率化」
です。
国策で打ち出されている
「働き方改革」=「時短」
とすらなっています。
企業や従業員が必死になっていることは
「あふれるほどの仕事を時間内に終わらせる」
ということではないでしょうか?
「常識にとらわれない発想」
をする余裕があるビジネスパーソンが、どれだけいるでしょうか?
生産性を向上させるための改革ではなく
「単純にコスト削減のための合理化」
がとられている企業が多いのが事実です。
この取り組みは
「目に見えるコスト」
が削減されます。
また
「パフォーマンスの平均」
をあげる効果があることが分かっています。
このことからも
「短期的な効果」
が見えやすく、多くの企業が飛びついたということです。
ダイエットに例えると
「絶食をして短期的に痩せたが、1日を生活する体力を失った」
というものです。
■なぜ昨日の自分と同じ自分で居続けてしまうのか?
人の脳のメカニズムでは
「短期的に効果が出ないものに投資をしない」
というものがあります。
これは
「無意識の反応」
になります。
つまり自動的に意思決定をしているということです。
ダイエットや運動が続かない最大の理由は
「始めてから目に見える効果が出るまで時間がかかる」
からです。
仕事でも
「重要な仕事より緊急な仕事が優先される」
ということは日々起きています。
昨日の自分の意思決定は
「効果が目に見えやすい行動」
を選択したことでしょう。
そして当たり前のように
「明日も効果が見えやすい行動」
を選択しているはずです。
同じ行動を続けた時
「違う結果」
は導き出せるでしょうか?
恐らくは同じ結果になります。
もしかしたらそれはまだ良い方かもしれません。
市場は動いているので
「遅れてしまう」
ことになるかもしれませんね。
「企業の仕組み」×「人の無意識の反応」
これらが組み合わさり昨日と同じ自分を繰り返し
「常識の海」
の中に居続けることになります。
この海から抜け出すためには
「科学的な行動マネージメント」
が重要になってきます。
1人に与えられたタスクが増えれば増えるほど重要です。
同じことを繰り返しているだけで
「仕事をしていると錯覚してしまう」
のが人間ですからね。
■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする
私の提唱する「行動創造理論」は
脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。
-
脳科学
-
心理学
-
行動科学
これらの数多くの研究や知見を「ビジネスにおける行動」
に体系的に落とし込んだものです。
それを身につけ飛躍的に売上を伸ばすプログラムをご提供しています。
-
営業研修
-
マネージメント研修
-
能力開発トレーニング
「売上に繋がる研修を実施したい」
「確実にスキルが上がる研修はないか」
と一度でも思ったことのある方は、ぜひ触れてもらいたいプログラムですね。
ビジネスで成果を出すというのは
「人の行動を継続的に変化させる仕組み」
を本能の行動に合わせ考えてあげればよいだけです。
このようなプログラムにご興味をお持ちの方は、ご連絡をいただければと存じます。
ビジネスの課題をすべて解決できるようになるでしょう。
今日は「常識の海」というテーマに触れてみました。