本日の記事の見出し
孫子の経営者チェック
今日は
「孫子の経営者チェック」
というテーマに触れてみたいと思います。
<index>
①孫子に書かれていること「勝つために必要なのは5つ」
②「経営」5つのチェックは知っていますか?
③この教えの後に続くのは、もっとも有名な一説
■孫子に書かれていること「勝つために必要なのは5つ」
中小企業の経営者の多くの方は
「孫子の兵法」
に触れたことがあると思います。
古典の知恵が
「経営に活用できる」
として読まれ続けています。
その中に
「孫子曰く、勝ちを知るに五有り。此の五者は勝を知るの道なり。」
というものがあります。
「孫子」
の中でも有名な一説なので、ご存知の方も多いと思います。
勝つためには
「5つ」
知っておかなければならないということです。
ではその5つを見てみましょう。
ご自身の経営が当てはまっているか、チェックしてみてください。
■「経営」の5つのチェックはご存知ですか?
① 戦うべきと戦うべきではない時を見極める
市場環境
競合との関係
お客様の状況
経営とは、これらとどうかかわるかです。
勝つためには
「退くべき時もある」
との教えです。
② 大軍と小勢のそれぞれの用い方を知っていること
企業には
「大きな組織」
「小さな組織」
が存在します。
当然、それぞれ戦い方は変わります。
「自分たちの事業規模を見極め、市場でどのように振舞えばよいか」
これを知ることが大切という教えです。
③「上下の人々が同じ心をもっていること」
これは
「ビジョンの共有」
です。
「今、目の前の仕事を行っている理由は?」
と聞かれた時に、会社のビジョンやミッションが出る社員がどれだけいるでしょうか?
「人の行動を創り出す」
このことを考えたとき、ビジョンの共有は非常に重要です。
④万全の態勢を整えて油断している敵に当たること
「事前準備」
の大切さを教えています。
自分たちの行動は
「場当たり的」
になっていないでしょうか?
「これまでやってきたから」
「思いついたから」
場当たり的な行動をしてはいないでしょうか?
今の市場では
「当たって砕けろ方式」
では確実に砕けます。
勝つための準備はどれだけできているでしょうか?
⑤将軍が有能でしかも主君が干渉しないこと
マネージャーが優秀であれば良いのですが
「中小企業ではそうもいかない」
というケースも少なくありません。
しかしトップが細かく口を出すと社員は
「依存や萎縮」
をしてしまうでしょう。
人にどれだけ任せることができていますか?
さて
「5つのチェック」
でどれだけ〇が付きましたか?
この5つの教えは
「孫子でも一番有名な教え」
に続いています。
■この教えの後に続くのは、もっとも有名な一説
孫子ではこの5つの教えの後に続く言葉があります。
『故に曰わく、彼を知りおのれを知れば、百戦してもあやうからず。』
孫子の中でも一番有名な一説に続いていきます。
重要なことは
「孫子」
の教えを知ることではありません。
経営者ならわかっていることです。
知識を得ただけでは何も変わりません。
自身が実行するまでは当たり前です。
組織に浸透させるためにば常に5つのポイントを
「モニタリングできる環境」
を整えておくべきです。
大切なのは
「社員の行動」
をどう創り出すかです。
■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする
私の提唱する「行動創造理論」は
脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。
-
脳科学
-
心理学
-
行動科学
これらの数多くの研究や知見を「ビジネス行動」
に体系的に落とし込んだ唯一の理論です。
それを身につけ飛躍的に売上を伸ばすプログラムをご提供しています。
-
営業研修
-
マネージメント研修
-
能力開発トレーニング
「売上に繋がる営業研修を実施したい」
「確実に営業力が上がる営業研修はないか」
と一度でも思ったことのある方は、ぜひ触れてもらいたいプログラムですね。
ビジネスで成果を出すというのは
「人の行動を継続的に変化させる仕組み」
を本能の行動に合わせ考えてあげればよいだけです。
このようなプログラムにご興味をお持ちの方は、ご連絡をいただければと存じます。
ビジネスの課題をすべて解決できるようになるでしょう。
今日は「孫子の経営者チェック」というテーマに触れてみました。