本日の記事の見出し
仕事の意味=お金ですか?
今日のテーマは
「仕事の意味」
に触れてみたいと思います。
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①あなたが働く意味はなんですか?
②あなたがこのような担当者だったら?
③転職へのオファーがこんな内容だったら受ける??
■あなたが働く意味はなんですか?
「あなたが働く意味は何ですか?」
このように質問されたら、あなたは何と答えるでしょうか?
この手の質問の回答は
「就職サイト」
にランキングが出ています。
上位の意見をまとめると
・生活のため
・趣味嗜好に使えるお金を稼ぐ
・家族を養うため
働く理由の上位は
「お金」
が占めることになります。
これは想像がつきます。
では仕事の意味も同様でしょうか?
仕事とはお金を稼ぐことでしょうか?
■あなたがこのような担当者だったら?
実際にあったケースを見てみましょう。
あなたはその担当者自身になったつもりで読んでみて下さい。
主人公は
「投資銀行の担当者」
です。
高い給料と様々な福利厚生に恵まれている環境で働いています。
彼は近々予定されていた合併のために
「10週間かけてプレゼンテーション資料」
を準備していました。
データを分析し
見映えの良いグラフや予想図を作成し
プレゼンテーションの資料に磨きをかけました。
この資料を創るために
「深夜まで残業をする」
こともざらでした。
そのかいあって
「自画自賛」
できるほどの満足のいく資料が完成しました。
そしてやる気に満ちて
「上司にメール」
で送りました。
重要な合併の会議で
「実際にプレゼンを担当するのは上司」
でした。
いち担当者である彼は、会議に出席すらできませんでした。
何時間かして上司から連絡が来ました。
「すまない。昨日判明したのだが合併は中止になった」
「君の資料は素晴らしい資料だった。よくやってくれた」
このような内容でした。
彼は時間をかけて作った資料が
「決して日の目を見ない」
ことを知りました。
他意はないことはわかっています
自分の仕事が輝きを放ったことも知っています。
しかし彼の心はかき乱されました。
今までの努力が
「何の役にも立たなかった」
からです。
これをきっかけに彼は
「別のプロジェクトへの熱意」
も失っていきました。
彼は完成度の高いプレゼンテーション資料を仕上げました。
上司からの高い評価も得られました。
プロジェクトに貢献したことで報酬も上がるでしょう。
さてご質問です。
あなただったら喜べますか??
■あなたの転職へのオファーがこんな内容だったら受ける??
こんな内容の仕事で
「ヘッドハンティング」
が来たら受けますか??
【オファー内容】
仕事はパワーポイントのスライド作りです。
仕事を終えるたびに、誰かがスライドを持ち去って消去します。
給料は今より上がることを保証します。
福利厚生も非常に満足が行くものです。
恐らくほとんどの人は
「お断り」
を入れることでしょう。
働く理由が
「お金」
であれば全く問題はなさそうですが・・・
これは
「脳のメカニズム」
によるものです。
人間に限らず多くの動物は
「苦労して手に入れたものに価値を感じる」
という性質を持っています。
「コントラフリーローディング」
という呼ばれる行動科学です。
自動的で反射的な思考なので
「本人にも理由がわからない」
として仕方がありません。
上記のヘッドハンティングのオファーは
「仕事から意味を奪った」
モノになります。
稼ぐだけなら
「非常に楽な仕事」
と言えるでしょう。
しかし意味を持たない仕事というものを
「嫌う」
と自動的に判断します。
もしあなたが仕事をしているのであれば
「お金以外の仕事の意味」
が必ずあるはずです。
印刷のように繰り返す毎日の中で
見つけにくくなっているだけでしょう。
もしなければ
「行動をし続けるのは無理」
なはずです。
それが私たちの脳のメカニズムだからです。
自身で見つめなおす
部下と一緒に見つめなおす
たった数分の作業です。
改めてやってみてはいかがでしょうか?
仕事の意味が明確であれば
「高いパフォーマンスが発揮できる」
のも脳のメカニズムです。
■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする
私の提唱する「行動創造理論」は
脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。
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脳科学
-
心理学
-
行動科学
これらの数多くの研究や知見を「ビジネスにおける行動」
に体系的に落とし込んだものです。
それを身につけ飛躍的に売上を伸ばすプログラムをご提供しています。
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営業研修
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マネジメント研修
-
能力開発トレーニング
「売上に繋がる研修を実施したい」
「確実にスキルが上がる研修はないか」
と一度でも思ったことのある方は、ぜひ触れてもらいたいプログラムですね。
ビジネスで成果を出すというのは
「人の行動を継続的に変化させる仕組み」
を本能の行動に合わせ考えてあげればよいだけです。
このようなプログラムにご興味をお持ちの方は、ご連絡をいただければと存じます。
ビジネスの課題をすべて解決できるようになるでしょう。
今日は「仕事の意味」というテーマに触れてみました。