「百行は一果にしかず」営業で失敗しても成果になる?

2017.12.15

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

 

今日は

「行動と成果」

というテーマに触れてみます。

 

昨日の記事の続編にあたります。

「百聞は一見にしかず」の続きがあることをご存知ですか?

 

この記事では

「百聞は一見にしかず」

の続きに触れました。

 

特に

「行動の大切さ」

にフォーカスを当てたものです。

 

 

今日は

「百行は一果にしかず」

にフォーカスを当ててみたいと思います。

 

これは

「行動しただけで成果になると考えてしまう」

という解釈ができるでしょう。

 

 

しかし私はこの言葉から

「全ての行動は成果に変換できる」

と解釈したいと思います。

 

 今の行動が、今の成果にならなかったとしても

「行動には意味がある」

と断言できます。

 

 

 

例えば

「営業」

に行ったとします。

残念ながらうまく行きませんでした。

 

これは

「成果がない」

と言えるでしょうか?

 

 

担当者から上司を紹介されて

「プレゼンテーション」

をしました。

残念ながらうまく行きませんでした。

 

これも

「成果がない」

と言えるでしょうか?

 

 

「集客イベントを企画した」

しかし期待通りに人が集まらなかった。

 

これも

「成果がない」

と言うのでしょうか?

 

 

確かにその瞬間は

「成果が出ていない」

と判断できるかもしれません。

 

しかし

1か月後

3か月後

1年後

をみたらどうでしょうか?

 

上手くいかなかった営業

上手くいかなかったプレゼンテーション

上手くいかなかったイベント

 

これらを基にその後の

「行動や計画が改善された」

となればどうでしょうか?

 

また1年後に

「前にいただいた話だけど・・・」

と再度引き合いが来たらどうでしょうか?

 

「あの時があったから」

となるのではないでしょうか。

 

その時点で

「行動は成果を創っている」

といえると考えられます。

 

 

ただし大切なのは

「行動をし続ける」

ということです。

 

「上手くいかなかったから」

といってそこで終わりでは成果になりません。

 

 

上手くいかなかった理由を

「検証」

する必要があります。

 

それを

「次の情報」

にする。

 

そして

「新たな仮説」

を立てて行動する。

 

このように

「iPDCA」

サイクルに変換することが重要です。

 

このサイクルに変換した瞬間に

「行動が成果」

として生まれ変わります。

 

 

逆に上手くいったからといって

「そのままでいたら」

その後の成果は期待できないでしょう。

 

同じやり方では

「近い将来に通用しなくなる」

というのは歴史が示しています。

 

 

私が企業セミナープログラムの最後に

伝えている言葉」

があります。

 

 

 

「過去や現在の出来事は未来が意味づける」

 

 

 

という言葉です。

「セミナーを受講した」

というのは過去~現在の話です。

 

最初は

「何で自分が受けなきゃいけないんだ」

と思ったかもしれません。

 

仲間からフィードバックを受けて

「大変な想い」

をしたかもしれません。

 

やることが多い中

「時間の確保」

にも苦労したかもしれません。

 

 

ただそれを活かすかどうかは

「未来の行動」

にかかっているということです。

 

未来の行動で

「時間との投資の成果」

が決まります。

 

 

行動さえすれば

「全ての行動は成果に変えられる」

と言えるのではないでしょうか?

 

今日は

「行動と成果」

というテーマに触れてみました。

 

レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~

齋藤

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著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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