「いい加減でやる気がない」というのは個人の責任ではない?

2017.12.17

 

今日は

「ビジネスパーソンの行動パターンとその原因」

というテーマに触れてみます。

 

 

ビジネスを成功に導くためには

「実行可能な戦略と戦術」

が不可欠です。

 

 

では戦略と戦術があれば

「成功」

はできるでしょうか?

 

もちろん答えは

「No」

です。

 

 

では何が足りないのでしょうか?

 

 

実際に活動する人間が

いい加減であった

やる気がない

また不正な行為を行う

こうなってしまってはどうしようもありません。

 

 

しかしこのような行為は

「個人の責任だけによるものではない」

とも言われています。

 

 

スタンフォード大学の組織経済学者であるミルグロムの研究です。

 

計画を達成しようとする

「計画至上主義」

が従業員に対する負の効果があるとしています。

 

これを

「ディスインセンティブ効果」

と呼んでいます。

 

 

1確実にできることしか計画しない

2新しい課題や難しい課題を設定しない

3将来を考えればやるべきことでもやらない

4目先の利己的な行動に走る

5数字を操作して帳尻を合わせる

6計画通りに成果上がったようにごまかしが横行する

7計画達成のために手段を選ばなくなる

8計画を上回る成果を出しても見通しの甘さを指摘する

9達成困難な計画に引きあげられるのを恐れ成果を抑えてしまう

 

 

日本企業では当たり前の情景といってもいいのかもしれません。

 

 

さらには

 

 

10 計画にあることしか実行しない

11 新たなチャンスやリスクがあっても対応しない

12 計画がうまくいかない理由を他部門や市場に押し付ける

13 収入がないのに支出だけは計画通り行う

という問題も起きています。

 

 

もっと突き詰めていけば

「問題・課題」

は尽きることなく出てくるかもしれません。

 

 

こういう状況だと

「個人はどんな行動」

を取ると考えられるでしょうか?

 

 

「後半主義」

「8掛主義」

という行動を取るようになります。

 

 

『後半主義』

月の前半はゆっくり行動する

一生懸命働くのは月の後半だけ

 

 

『8掛主義』

いつも全力投球をしない

8割くらいの実力しか出さない

2割はプールしておいて来月に備える

 

こういった心当たりはないでしょうか?

自身、部下、同僚にいるかもしれません。

 

 

ただこれもすべて

「個人」

だけに責任がある話ではなさそうです。

 

単純に結果だけでマネジメントする

「企業」

に責任があると言えるでしょう。

 

 

成果

計画

行動

これらのマネジメントを強化する必要がある組織はたくさんありそうです。

 

今日は

「ビジネスパーソンの行動パターンとその原因」

に触れてみました。

 

レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~

齋藤

著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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