【ビジネス寓話シリーズ】「恋するライオン」結果を求めるためにしてはいけない恋

2022.02.20

 

ライオンが恋をしてはいけない!?彼が追い払われた理由は?

 

 

今日は大人気の
「ビジネス寓話シリーズ」
をお送りいたします。

 

 

「恋するライオン」

 

 

どんな教訓があるのでしょうか?

 

 

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ライオンが農夫の娘に惚れて求婚しました。

 

 

農夫は大事な娘を
「獣に嫁がせる」
というわけにはいきません。

 

しかし、恐ろしくて拒否もできないので、策を考えました。

 

 

農夫はライオンに言います。

 

 

「ライオンは娘の婿にふさわしいが、牙を抜き爪を切らなければ、嫁にはやれない!娘は、それが怖いと言っている」
と言いました。

 

 

ライオンは農夫に言われた通り
「牙を抜き、爪を切って」
やってきました。

 

 

農夫はライオンが近寄ってくると、棒で叩いて追っ払ってしまいました。

 

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イソップ童話の一節です。

 

 

恋をしたライオンを
「だまして追っ払う」
という少し可哀そうなお話です。

 

 

ただ、少し視点を変えると
「ビジネスに対して強い教訓」
が見えてきます。

 

 

どんな教訓があるか見ていきましょう。

 

 

■なぜライオンは追い払われてしまったのか?

 

 

物語の順を追って
「なぜライオンが棒で追い払われたか?」
を見てみましょう。

 

 

ライオンが人間の娘に恋をした。

このことは咎めることもないでしょう。

人の恋路を云々言う資格は誰もありません。

 

 

 

ただし
「ライオンと人間の娘」
という点は、一般的に受け入れられない事でした。

 

 

人の脳と行動は
「想像できないものは拒絶する」
というメカニズムがあります。

 

 

もしライオンと人間の娘の結婚で
「幸せになった前例」
があったら結果は変わっていたかもしれません。

 

 

日本でも150年ほど前までは
「外国籍の人と結婚」
というのは受け入れられていなかったのですが、今は全く問題ありません。

 

 

そして農夫は
「娘が恐れている」
とライオンに伝えます。

 

 

果たして本当に娘が怖いと言ったのでしょうか?

農夫がライオンに娘を嫁がせたくないために言ったことかもしれません。

 

 

そしてライオンが言われるがまま
「牙を抜いて爪を切って」
再び現れたところを追い払われました。

 

 

もしライオンが
「娘さんが本当に言っているのですか?」
と尋ねていたら結果は変わったかもしれません。

 

 

そしてライオンが
「牙と爪は娘さんを守るために失うわけにいきません」
と伝えていたらどうなったでしょうか?

 

 

この辺りは想像の範囲ですが
「物語は1つの言葉と行動」
によって結末が大きく変わっていたかもしれません。

 

 

そして教訓は
「伝えるべきことは伝える」
というお話になっていたかもしれません。

 

 

■ライオンを営業に、農夫をお客様に置き換えると大切な答えが見える

 

 

さて、ビジネスの教訓に触れてみましょう。

 

 

ライオン=営業

農夫=お客様

 

 

上記のように置き替えてみると
「ビジネスの教訓」
が浮き彫りになってきます。

 

 

求婚に行くのを
「お客様との商談」
に置き換えてみましょう。

 

 

営業のライオンは
「契約を取る」
という目的でお客様(農夫)のもとに訪問します。

 

 

さて、物語で最初に失敗要因は何だったでしょうか?

 

 

お客様(農夫)が
「想像できない」
ということでした。

 

 

当然、営業でも同じです。

 

 

営業の提案に採用した姿をお客様が想像できなければ
「決して成約することは無い」
と断言できます。

 

人の行動が創られる直前には
「必ず想像が創られる」
というメカニズムがあります。

 

 

平たく言えば
「想像されないことはやらない」
ということです。

 

 

導入した後の笑顔あふれる姿

似たような導入事例

導入する際に生じるリスクを避ける方法

 

 

営業はお客様に想像させなければなりません。

ライオンと人間の娘の結婚と同じではいけないということです。

 

 

一遍通りの
「他の案件と同じように提案をしている」
というのではダメでしょう。

 

 

次のライオン(営業)の
「失敗」
を見ていきましょう。

 

 

お客様(農夫)の言葉を
「そのまま信じてしまった」
ということです。

 

 

娘を
「上司や別の部門」
に置き替えることが出来ます。

 

 

上司が高いと言っている

別部門と調整しなければならない

実際に使う人の評価が良くない

 

 

営業の際に言われる
「否定の言葉」
はこのような内容です。

 

 

「では安くします」

「別部門の方と調整出来たら教えてください」

「使い方を変えられるか確認します」

 

 

営業が言われるがまま
「対応」
をしたとします。

 

 

すると
「失注という名の棒で追い払われる」
という結果になります。

 

 

お客様に
「価値を手にした想像」と「導入したときのリスク回避」
を同時に想像させられていたら結果が変わります。

 

 

お客様の言葉をそのまま受け入れずに
「本質」
をとらえることが出来ていたら結果が変わるでしょう。

 

 

恋をすると
「周りが見えなくなる」
と言われています。

 

 

ライオンも少し周りが見えなくなっていたのかもしれません。

 

 

あなたの営業は大丈夫ですか?

恋するライオンのようになっていませんか?

 

 

今の市場で正しく営業をして成果をあげるには
「科学を基軸とした営業技術」
を身につける方法があります。

 

 

お客様に想像をさせる技術

お客様から本質を引き出す技術

お客様が自ら欲しいと言わせる技術

 

 

全ては脳科学と行動科学を組み合わせたもので作られています。

ぜひ一度あなたも触れてみたはいかがでしょうか?

 

 

今日はビジネス寓話シリーズ「恋するライオン」をお送りいたしました。

著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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