あなたが「5月病の社員」にしてはいけないこと

2019.05.07

 

今日は

「2つの規範」

というテーマに触れてみたいと思います。

 

 

①なぜ日本人は「お金」の話題を嫌うのか

②道を尋ねられた時「〇〇」をあげると言われたら?

③5月病の社員にすべきこととは

 

 

1つご質問です。

 

 

「日本人に必要だけど足りない教育は?」

と尋ねられたら何と答えるでしょうか。

 

 

プログラミング

英語

 

といった答えが多く返ってくるでしょうか?

 

 

日本では

「お金」

に関する教育も弱いと言われています。

 

 

「お金を稼ぐ」

ということに卑しいという感覚を持つ人も少なくありません。

 

 

しかしこれは

「教育」

の問題だけではなかったのです。

 

 

人の持つ

「行動メカニズム」

が強く影響を与えているということです。

 

 

 

例えばこんなシーンを想像してみてください。

 

 

歩いていると

「駅に行くにはどう行けばよいかご存知ですか?」

道を尋ねられました。

 

 

優しいあなたは

「丁寧に教えてあげる」

ことでしょう。

 

 

教えてもらった人も

教えてあげたあなたも

 

 

「うれしい気持ち」

になるでしょう。

 

 

では同じシーンでこのように尋ねられたらどうでしょうか?

 

 

「500円あげますから、駅への行き方を教えてください」

と聞かれたらどうでしょうか?

 

 

違和感を覚えるかもしれません。

奇妙な感覚がしてその場を離れるかもしれません。

 

 

「お得」

なはずですが、行動が消える可能性が高くなります。

 

 

これは

「人が抱える2つの規範」

があるからです。

 

 

2つの異なる世界を生きている

と言っても良いかもしれません。

 

 

1つは

「社会的規範」

です。

 

 

これは

私たちの社交性

切っても切れない共同体(つながり)

のようなものです。

 

 

イメージとしては

「ほのぼの」

としたものです。

 

 

もう1つは

「市場規範」

です。

 

 

これには

「賃金、価格、費用」

などが含まれます。

 

 

支払った分の対価が手に入る

といったものです。

 

 

この規範は

「シビア」

でありほのぼの感はありません。

 

 

社会的規範と市場規範は

「ぶつかり合い」

をしています。

 

 

「お金が卑しい」

というのは、社会規範を消したと思うからです。

 

 

こんな実験があります。

 

 

画面の右側に

「円」

が表示されます。

 

 

表示された円を

「左側の四角にドラッグする」

という単純作業です。

 

 

これを実験協力者に依頼をします。

 

 

この実験を3つのグループに行いました。

 

 

A この作業が終えたら500円払う

B この作業が終えたら50円払う

C 社会的な頼み事として対価は支払わない

としました。

 

 

この結果

A 平均159個

B 平均101個

となりました。

 

 

「市場規範」

で考えられる予測と同様の結果になりました。

 

 

金額が高いほど

「協力者のやる気」

が高まったという結果です。

 

 

では

「対価のないCグループ」

はどうでしょうか?

 

 

平均168個

という結果です。

 

 

「社会的規範が市場規範を上回った」

という結果が出ました。

 

 

このように私たちは

「社会的規範」

を優先するようです。

 

 

ですから市場規範である

「お金」

の話をすると嫌悪感を示すということです。

 

 

これを

「マネージメント」

に置き換えてみましょう。

 

 

市場規範を使って

「モチベート」

しようとすると上手くいかないということです。

 

 

2019年のGWは10連休の大型連休です。

 

 

「5月病」

となる人も多く出てくるかもしれません。

 

 

その時に

「市場規範」

を持ち出してしまうとどうなるでしょうか?

 

 

ここまでお読みいただいた方は想像ができると思います。

 

 

決して

「市場規範」

を用いてモチベートしないようにした方がよさそうです。

 

 

従業員満足度には

「市場規範」

も関わると思います。

 

 

しかしさらに掘り下げた

「従業員幸福度」

を考えたときには社会的規範が必須です。

 

 

これからのマネージメントの中心は

「社会的規範」

を考える方がよいでしょう。

 

 

行動創造理論は

「営業力の向上」

だけでなく

 

 

「社員のモチベーション」

にも応用可能です。

 

 

この視点で「行動創造理論」に触れてみたい

経営者、人事責任者、現場のマネージャーの方はご連絡ください。

 

 

今の組織で

「科学的にとるべき施策」

をご紹介させていただきます。

 

 

【お問い合わせ】

からご連絡をいただければと存じます。

 

 

「モチベーション」

とご記入ください。

 

 

今日は

「2つの規範」

というテーマに触れてみました。

著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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