あなたは答えられる?「予防治療とビジネスの共通点」

2019.09.23

 

今日は

「予防医療と先延ばし」

というテーマに触れてみたいと思います。

 

①予防医療に効果があるのがわかっていても・・・

自動車業界では「予防治療」を実現している

③今の提案は「全て予防治療」かもしれない

 

 

■予防医療に効果があるのがわかっていても・・・

 

予防医療

治療による医療

 

どちらが費用対効果が高いでしょうか?

 

これは

・個人においても

・社会においても

一目瞭然です。

 

言うまでもなく

「予防医療」

です。

 

しかし

「内視鏡検査」

「マンモグラフィー」

これらを受けるのは非常につらいですね。

 

血液の検査ですら

「食事制限」

があるため決して楽しいものではありません。

 

しかし、異変を早期に発見できたら

「どれだけの病気を未然に防ぐ」

ことができるかは想像できます。

 

しかし

「先延ばし」

を繰り返してはいないでしょうか?

 

 

■「いのち」に関して命令をする法律が存在する

 

ではどうしたら

「全員が予防治療を選択するか」

ということを考えてみましょう。

 

これは

「組織のディスカッションのテーマ」

としても有効なテーマです。

 

市場状況

個人特性

方法論

様々なアイデアが浮かびます。

 

例えば

「義務」

として実行はできないでしょうか?

 

極端な例ですが

「別のアプローチ」

ではいのちを守る命令がされています。

 

シートベルトをしなければ罰金

携帯電話を操作して運転していたら罰金

 

これらは

「20年前にはなかった罰則」

です。

 

さらに別の視点から考えると

「タバコ」

もそうですね。

 

東京では2020年4月から

「ほとんどの飲食店で喫煙が禁止される」

ということが決まっています。

 

海外では

「肥満税」

という罰金に近い税金を取るところもあります。

 

 

■先延ばしに効果のある方法とは・・・

 

上記のように

「強制的」

となると多くの人に受け入れられないかもしれません。

 

「個人の自由」

を抑制された時の反発のチカラは強いですからね。

 

こんな記事を覚えているでしょうか?

やっかいな「先延ばしの習性」一番成績が悪いひとたち

 

人の脳のメカニズムを考えると

「自発的な締め切り」

を持たせると良いのかもしれません。

 

 

■自動車業界では「予防治療」を実現している

 

数年前

「フォード・モーター・カンパニー」

は定期点検のために販売店に呼び戻すことに苦労していました。

 

自動車ディーラーの収益は

「新車販売よりもメンテンス」

が重要です。

 

しかし簡単にはいきません。

 

その理由は

・点検部品が18,000種類もある

・点検時期が全て同じではない

ということです。

 

またそれだけでなく

・20車種以上

・年式も異なる

ことも重なります。

 

これらをすべて点検するとなると

ドライバー

サービスフロント

メカニック

が分厚い手引書から拾うしかありません。

 

これだけ複雑だと

「定期点検に行こう」

「定期点検に呼ぼう」

とはなりません。

 

ではどうしたらよいでしょうか?

 

それを解決していたのが

「ホンダの販売店」

です。

 

ホンダでも

「18,000の部品ごとに整備する」

のが理想です。

 

しかしホンダは

「3種類の定期点検メニュー」

を打ち出しました。

 

①半年 or 7500キロ

②1年 or  15000キロ

③2年 or 40000キロ

 

この一覧をショールームに張り出しました。

 

「全ての整備点検項目がパックにされている」

「順番に並べられていて、値段がつけられている」

というものです。

 

これを見れば

「いつ点検が必要で、いくらかかるか」

が一目でわかるものです。

 

この掲示板は

「単なる情報」

だけではありません。

 

特定の時期や走行距離で

「点検を受けるように顧客に指示」

をする役割を果たしました。

 

この情報により

「人の習性である先延ばしの撃退」

を実現することに成功しました。

 

 

■フォードでも採用されたと思いきや、現場の抵抗が・・・

 

フォードでも

「このやり方を導入しよう」

ということになりましたが、現場で反対が起きました。

 

まだやらなくてもいい部品を

「点検することで無駄が入る」

という反対意見です。

 

よくあることですね。

 

現場の人が

「目的を見失っている典型的なカタチ」

です。

 

一見すると正論ですが

「点検の目的は?」

ということに応えられていません。

 

定期点検の目的は

「お客様が常に安全に走れることを実現する」

ことです。

 

現場が納得したのは

「多少さわりがあっても、点検に出さないよりはまし」

ということでした(笑)

 

こうして

「車の予防治療」

の仕組みが作られていきました。

 

 

■今の提案は「全て予防治療」かもしれない

 

今の市場では

「治療医療」

のようなものはほとんど必要ないかもしれません。

 

ほとんどの企業で

「決定的に困っていること」

というのは少ないでしょう。

 

突きつめていけば

「あれもしたい、これもしたい」

となるかもしれません。

 

しかしそれは

「予防医療」

と同じレイヤーのものばかりではないでしょうか?

 

本当に緊急治療が必要な企業は

「追加投資する体力」

が残っていない企業かもしれません。

 

残念ですが、一生懸命営業をしても

「決して決まらない」

案件の可能性が高いですね。

 

そうするとほとんどの営業は

「予防治療」

を進めるのと同じということです。

 

お客様は脳にインストールされた

「先延ばしの法則」

を自動的に発動することになります。

 

「営業が中々決まらない」

というのはこの理由かもしれません。

 

その時は

「ホンダ」

の例で考えてみてください。

 

あなたはホンダの例をみて、何に気づきましたか?

ここで気づくべき点は2つです。

 

それは

・単純化

・指示

この2つです。

 

このことにより

「安全に運転をするという正しい行動」

を創り上げることに成功しました。

 

ホンダの例を参考に、あなたの提案も一度

「予防医療である」

と考えて

 

お客様が

「先延ばししないためには」

ということを考えてみるとよいですね。

 

 

■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする

 

私の提唱する

「行動創造理論」

はこのような脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。

 

・脳科学

・心理学

・行動科学

の数多くの研究や知見を

 

「ビジネスの行動」

に体系的に落とし込んだものです。

 

それを身につけ飛躍的に売上を伸ばす

「営業研修」

「セールストレーニング」

のプログラムのご提供をしています。

 

ビジネスで成果を出すというのは

「人の行動を継続的に変化させる仕組み」

を本能の行動に合わせてを考えてあげればよいだけです。

 

このようなプログラムにご興味をお持ちの方は、ご連絡をいただければと存じます。

 

【ご連絡フォーム】

 

行動創造理論により

「ビジネスの課題を解決できる」

こととなるでしょう。

 

今日は

「予防医療と先延ばし」

というテーマに触れてみました。

著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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