なぜご当地グルメは馴染みのあるメニューばかりなのか?

2017.10.21

 

今日は

「ご当地グルメの経済学」

に触れてみたいと思います。

 

 

今人気になっている

「ご当地グルメ」

というものがあります。

 

 

「ご当地グルメ」

と聞いてどんなものを思い浮かべますか?

 

 

ラーメン

焼きそば

コロッケ

唐揚げ

カレー

丼ぶり

 

といったものが多くあげられると思います。

 

 

少し疑問に思ったことはありませんか?

 

 

なぜこれらの

「どこにでもあるメニュー」

がご当地グルメで多いのか?

 

 

もともと各地方には

「地方独特の珍しい食べ物」

がたくさんあるはずです。

 

でもそれらはご当地グルメとして登場しません。

 

 

本来のご当地グルメとするならば、そちらの方が適している気がしませんか?

 

 

ではなぜ

「馴染みのあるメニューで少し違う」

というものが多いのでしょうか?

 

 

 

結論は

「そっちのほうが儲かる」

からです。

 

 

理由は3つあります。

 

1「変わったものは売れない」

 

「本当の特産物=珍しいもの」

であることが多いですね。

 

人は

「あまり見たことがないものを積極的に買う」

いうことをあまりしない特性があります。

 

言い換えれば

「想像出来ないものは買わない」

ということです。

 

だから馴染みのあるものが多いということです。

 

 

2「比較できる」

 

ご当地グルメが馴染みのあるメニューであれば

「どんなものか」

ある程度想像できます。

 

つまり今知っているものと

「比較ができる」

ということです。

 

親近感がわくので、初めてでも馴染みのあるものに感じます。

 

これにより人の持つ

「親近感バイアス」

というものを満たします。

 

その上でご当地グルメ同士でも比較ができます。

 

比較することで

「自分で選択する」

という行動をとります。

 

人は

「自分で選択したものにより高い価値を感じる」

という特性があるのでプラスに働くということでしょう

 

 

3「高くできる」

 

「馴染みのあるメニュー+ちょっと変わった工夫」

というものがご当地グルメです。

 

この

「ちょっと変わった工夫」

をした分をそのまま上乗せできるのです。

 

焼きそばで800円

唐揚げで700円

といった値付けができるのは

 

「買う人が上乗せ分を認識している」

という理由があるからです。

 

そしてその上乗せした分を

「広告宣伝等に活用してブランディングする」

という仕組みです。

 

 

このような理由から

「ご当地グルメは馴染みのあるメニュー」

であることが多いと考えることができます。

 

 

秋は食欲の秋なので

「食に関するイベント」

が数多く開催されます。

 

そこでは

「ご当地グルメ」

に触れる機会も多いと思います。

 

そこではビジネス的なことはあまり考えず、純粋に楽しんでください(笑)

 

 

今日は

「ご当地グルメの経済学」

について触れてみました。

 

レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~

齋藤

著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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