ビジネス寓話「倍返しの怪物」から得る気づき

2017.11.08

 

今日は

「寓話とビジネス」

というテーマに触れてみます。

 

 

「倍返しの怪物」

という寓話を一緒にごらんください。

 

 

あるところに小さな村がありました。

 

この村は獰猛な怪物に悩まされていました。

村に続く1本道をこの怪物がふさいでいました。

 

勇敢な戦士たちが退治をしようとしても勝てませんでした。

この怪物は特殊な能力を持っていました。

どんな攻撃に対しても必ず2倍の力で返すという能力です。

 

最初の戦士はこん棒で挑みました。

2倍のチカラのこん棒で叩きのめされました。

 

2番目の戦士は熱い炎で焼き殺そうとしました。

しかし2倍の火を噴かれて焼け焦げてしまいました。

 

3番目の戦士は鋼の剣で挑みました。

2倍の長さと切れ味の剣で切られてしまいました。

 

このような結果となり、村人たちは退治することをあきらめ辛抱して暮らすことにしました。

 

そんなある日村一番の馬鹿者とよばれるジャックが言いました。

「怪物を倒す方法がある」

 

 ほとんどの村人は馬鹿にして笑いました。

それでも好奇心旺盛な者がついていきました。

 

ジャックは食べ物と水をもって怪物のところに行きました。

そして怪物に「おなかが空いていないかい?」と声を掛けます。

リンゴを1つ怪物の前に差し出すと、大きな口を開けました。

 

怪物はリンゴを取り口に放り込みました。

そして地面を強くドン!とたたきました。

するとリンゴが2つ出てきました。

ジャックが差し出したリンゴより赤くみずみずしいリンゴです。

 

さらに素焼きのツボに入った水を差し出しました。

怪物は水を飲み干すと黄金のツボに入った澄んだ水を2つ出します。

 

奇跡を皆に知らせようとジャックについてきた人が村に戻りました。

そして村人があつまります。

 

ジャックがにっこりと怪物に笑顔を見せます。

怪物はもっともっと素敵な笑顔になりました。

 

この瞬間、怪物は村の災害ではなく、村の恵みになったのです。

~倍返しの怪物~

 

 

この寓話をビジネスに置き換えると

「自分のやり方が正しいとは限らない」

ということに気付きます。

 

 

こん棒

鋼の剣

 

自分は正しいやり方だと思っていても

「相手にとってはそうではない」

ということです。

 

 

営業をしたときに

「相手から良い反応を得られなかった」

ということはあると思います。

 

 

その時

「こんなにいい提案なのに」

「相手には関心がなかった」

「相手に理解力がない」

という風に考えてしまうかもしれません。

 

 

しかし決してそうではないと思います。

「お客様も時間を投資」

 して話を聞いているのです。

 

 

無関心でもありません

理解力がないわけでもありません。

 

 

お客様にとって

「課題解決に適切でなかった」

ということです。

 

 

これは

「社内の議論」

でも同じことが言えるのではないでしょうか?

 

 

意見の違う相手を

「敵」

と位置付けてしまうことはないでしょうか?

 

 

この寓話は

やり方が一つではないこと

自分のやり方が正しいとは限らないこと

敵ではなく仲間として笑顔で接すること

これを教えてくれていると思います。

 

皆さんはどんなこと思いましたか?

 

 

今日は

「寓話とビジネス」

というテーマに触れてみました。

 

 

レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~

齋藤

著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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