ダメ営業はプロのトレーニングの本質を知らないから売上があがらない

2023.05.09

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

なぜ水泳をしたら、水泳選手と同じ体型になれると思ってしまうのか!?

 

 

今日は
「欲しい結果だけを見る誤り」
というテーマに触れてみたいと思います。

 

 

<index>

①なぜスポーツ選手の身体は理想の体型なのでしょうか?

②化粧品を使っても誰もCMのモデルの顔にはならない/p>

③「MBAコース修了者の年収が高い」も間違い、営業も全く一緒

 

 

■なぜスポーツ選手の身体は理想の体型なのでしょうか?

 

 

あなたは少しおなか周りが気になっていたとします。

ダイエットをしようと考え始めました。

食事制限も良いけれど、運動をしていこうと決意します。

 

 

どうせやるなら理想の体型を目指そうと考えます。

どんなスタイルになればよいでしょうか?

 

 

マラソン選手だと少しやせすぎか…

ボディビルダーだと肩幅が広すぎる…

サッカーだと脚が太すぎるか…

野球だと尻が大きくなりそうだ。

球技だとそもそもチームを探さなきゃならないか

 

 

では、水泳選手はどうだろうか?

がっちりしているけれどスマートさがあるのではないか?

1人でもできるし心肺機能も鍛えられそうだ。

「うん、水泳が良さそうだ!」と思いました。

 

 

週2回、あなたは水泳を続けることに成功しました。

しかし、数か月経ってもあなたが思い描いた体型には全く近づいていません。

 

 

理由は単純です。

 

 

「水泳選手は過酷なプロのトレーニングを行っているから」ではありません。

もともとそういう体型だったのです。

 

 

プロのスイマーは、水泳に向いている体系だったからです。

その上でトレーニングを積んだため、あなたの理想の体型になったのです。

 

 

■化粧品を使っても誰もCMのモデルの顔にはならない

 

 

上記の例は
「スイマーズボディの幻想」(ロルフ・ドベリ)
と呼ばれるものです。

 

 

もう少しわかりやすい例では
「化粧品コマーシャル」
があげられます。

 

 

化粧品のコマーシャルに出ている人は
「宣伝をしている化粧品を使ったからきれいになったわけではない」
ということです。

 

 

元々キレイな顔だから
「化粧品のCMに起用された」
ということです。

 

 

しかし消費者は
「その化粧品を使えば自分もきれいになれる」
という幻想を抱いて、購入をしています。

 

 

冷静に考えればすぐに気づくでしょう。

化粧品を使ったからといって、モデルのようにきれいにならないことくらいは…

 

 

水泳の体型も化粧品のCMも同じことです。

 

 

人の脳は何かを選択する際に
「欲しい結果だけを考える」
ことで選んでしまうということです。

 

 

■「MBAコース修了者の年収が高い」も間違い、営業も全く一緒

 

 

欲しい結果だけを見てしまうという視点で見ると
「間違った表現」
に気づくことができます。

 

 

ロルフ・ドベリは
「MBA修了者の年収」
についても触れています。

 

 

世界中のMBA取得コースは
「コース修了者の得る年収」
を統計的に示しています。

 

 

後の年収を示すことで
「学生を惹きつけられる」
からです。

 

 

高い授業料もすぐに取り戻せるというプレゼンテーションです。

 

 

統計的にみても
「MBA修了者の年収が高い」
というのは事実です。

 

 

しかし多くの人が惑わされています。

数字に嘘がないのに、なぜ意味がないのでしょうか?

 

 

 

そもそもMBAを取得するという人は
「意識と行動が違う」
ことのほうが重要だからです。

 

 

MBAを取得したからではなく
「そもそも持っている目標や意識が違い、日々の行動も違う」
からこそ年収が高くなるのです。

 

 

年収が高い理由は
「MBAを取得したからではない」
ということです。

 

 

ほかにもっと決定的な理由がたくさんあります。

 

 

資格を取ったからといって
「仕事が安定する」
というのは幻想です。

 

 

営業でも同様です。

結果だけを見ていると、上手くいかなくなります。

 

 

私は営業研修で必ずと言ってよいほど
「営業のゴールは?」
と聞きます。

 

 

売上をあげる

契約を取る

利益を増やす

入金まで管理する

 

 

間違いではないですが、上記の答えをする人は
「普通レベルか、それ以下の営業」
でしょう。

 

 

理由はすべて”結果”だからです。

欲しい結果だけを見て選択をしているからです。

 

 

売上をあげるためには
「契約」
をすることが必要です。

 

 

では契約をするのは誰でしょうか?

営業ではありません。お客様です。

 

 

この視点がずれている限り
「安定した売上」
を残すことは難しくなります。

 

特に、新規案件はなかなか取れないでしょう。

 

 

目的がずれていれば結果は導けません。

正しい行動ができなければ、意図した結果は手にできません。

単純な話です。

 

 

継続的に売上をあげる営業になるには
「正しいゴールと行動」
が必要になります。

 

 

今日のスイマーボディの幻想のように、人の選択は誤ることばかりです。

正しい選択と行動をするには、科学的根拠が重要です。

 

 

水が100℃になれば沸騰するように
「人の行動にも一定の法則がある」
ということはご存知でしょうか?

 

 

私は営業に必要な科学的根拠のある行動をメソッドとした
「行動創造理論🄬」
を開発しました。

 

 

行動創造理論に触れた営業は
「9,000人以上がトップセールスとして活躍をしている」
結果を創っています。

 

 

結果だけを見るのではなく、文字通り行動を変える理論です。

脳科学や認知心理学など、科学的根拠のある理論なので、再現性をもたらしている理論です。

 

 

■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする

 

私の提唱する行動創造理論は
「科学を基軸とした営業理論」
です。


脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。

 

  • 脳科学

  • 心理学

  • 行動経済学

 

上記のノーベル賞を取った研究や知見を「営業行動」に体系的に落とし込んだものです。

科学を基軸とした営業技術を身につけ、売上が飛躍的に伸びるプログラムです。

 

  • 営業研修

  • マネージメント研修

  • 能力開発トレーニング

 

「もっと売上に繋がる営業研修を実施したい」
「確実に営業力が上がる営業研修はないか」
と一度でも思ったことのある方は、ぜひ触れてもらいたいプログラムです。

 

 

営業で成果を出すには
「人の本能の行動に合わせる」
だけです。

 

 

成約率が50%向上した

新規案件数が10倍に増えた

たった1か月で売上が4.6倍になった

 

 

上記の成果を導いたプログラムにご興味をお持ちの方は、ご連絡をいただければと存じます。

売上に関する課題はすべて解決できるようになるでしょう。

すでに9,816人の営業が飛躍的に向上させました。

 

 

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今日は「「欲しい結果だけを見る誤り」というテーマに触れてみました。

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行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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