ビジネス界で必要な「悪魔の代理人」

2018.06.20

 

今日は

「悪魔の代理人」

というテーマに触れてみたいと思います。

 

 

少々怖そうなテーマですが

「ビジネス脳科学」

のお話です。

 

 

皆さんは

「意思決定バイアス」

という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

 

 

ビジネスは

「意思決定の連続」

です。

 

 

ここでの記事も

「意思決定」

に関する記事は数多く執筆をさせていただいています。

 

 

今日はその意思決定に

「バイアス(先入観)」

が存在するという点に触れてみます。

 

 

これは自身の意思決定と行動に

「影響を及ぼす」

モノでもあります。

 

 

ある説では

「何十種類の意思決定バイアス」

とも言われているそうです。

 

 

行動を創り出す前には

「意思決定」

が行われます。

 

 

行動を変えるには

「意思決定のプロセスを変える」

ことです。

 

参考記事

なかなか行動を起こせないときは「3つだけ考えれば十分」

 

 

ビジネスの意思決定において

「大きく影響するバイアス」

が2つあります。

 

 

1つは

「印象が強い出来事」

によるものです。

 

 

ショックの大きいニュース

過去の華々しい経験

過去の苦い失敗の体験

 

 

これらは

「思い出しやすいデータ」

「利用しやすいデータ」

になります。

 

 

このことに

「意思決定が引っ張られる」

ということです。

 

 

これは

「可用性ヒューリスティック」

と呼ばれるものです。

 

 

もう1つは

「自分の主張の裏付ける情報だけを集める」

ということです。

 

 

言い換えれば

「都合の良い情報しか見ない」

ということです。

 

 

「自分の仮説は正しい」

と思い込みたいのは人の心理です。

 

 

また

「そんなことは起こりえない」

という決めつけもこれに当たります。

 

 

特に

「経営者など優秀な人」

ほどその傾向は強くなります。

 

 

事業アイデアを出すときに

「直近の成功事例」

「直近の失敗事例」

これに引っ張られる

 

 

また

「自分が推す事業案のメリット」

だけを探してしまう。

 

 

ということはないでしょうか?

 

 

これを

「確証バイアス」

と言います。

 

 

 

これらの

「意思決定バイアスを防ぐ」

というのは非常に困難です。

 

 

なぜならば

「無意識に行われる」

からです。

 

 

 

これを防ぐのが

「悪魔の代理人制度」

です。

 

 

他者の意見を

「意図的に批判する役割」

を担う人をつけるというやり方です。

 

 

役割として批判しているので

「感情的な対立」

にはなりにくいでしょう。

 

 

コンサルタントなど外部の人間に

「悪魔の代理人の役割」

を担ってもらうのも手段の1つです。

 

 

これにより

「事業アイデアや分析の精度」

が高くなります。

 

 

まず出来ることは

「そういう意思決定が行われている」

ということを自身が意識することです。

 

 

優秀な人こそ、たまには自分を疑ってみるのも良いのではないでしょうか?

 

 

P.S.

日本代表がW杯でコロンビアを倒しました。

 

試合前のほとんどの予想が

「日本が敗れる」

というものでした。

 

この時も

「悪魔の代理人」

がいれば勝機がどこにあるか見えていたかもしれませんね。

 

 

今日は

「意思決定バイアス」

というテーマに触れてみました。

 

 

レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~

齋藤

著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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