儲かっていない経営者は答えられない!?「なぜ企業に整頓が必要か?」

2020.11.13

 

整頓をしないで100万円無駄にした話

 

 

今日は
「整頓」
というテーマについて触れてみたいと思います。

 

 

<index>

①整理と整頓の正しい意味は知っていますか?

②クイズ「なぜ脚立は背の低い順番に並べるの?」

③新商品を倉庫の奥に入れて、100万円を無駄にした話

 

 

■整理と整頓の正しい意味は知っていますか?

 

 

あなたに1つご質問です。

 

 

「整理」

「整頓」

 

 

2つの違いはご存知ですか?

 

 

「整理」

=不要なものを減らすこと

 

 

「整頓」

=必要なものをいつでも取り出せるようにすること

 

 

整理整頓の定義です。

 

 

「整理整頓」
と一言でまとめられていますが、元々意味が違います。

 

 

先日
「整頓」
に関する面白い話しを聞く機会がありました。

 

 

企業が
「なぜ整頓が必要か?」
という気づきを得る素晴らしい機会でした。

 

 

■クイズ「なぜ脚立を背の低い順番に並べるの?」

 

 

聞いた話はこんなお話です。

 

 

「背の高さの違う5種類の脚立」
があります。

 

 

使った人がそのまま戻していたら
「順番がごちゃごちゃ」
になります。

 

 

見た目にもよくありません。

 

 

そこで倉庫には
「左の壁から背の高い順に並べましょう」
と張り紙が貼られました。

 

 

では、なぜ背の高い順なのでしょうか?

 

 

もし
「背の低い脚立から並べたら」
どうなるでしょうか?

 

 

壁側に低い脚立があったら
「安定感が悪く倒れる」
ということでしょうか?

 

 

それもそうですが
「整頓の本質」
からは外れています。

 

 

では1つ情報を追加いたします。

 

 

脚立の使用頻度は
「低いものが一番高く、高いものが一番低い」
とうことでした。

 

 

あなたももうお判りだと思います。

 

 

この整頓の目的は
「背の高い順に並べる」
のではありません。

 

 

「使用頻度の順番に並べる」
ということです。

 

 

使用頻度が高いものを手前に置くことで
「作業効率は大幅に改善された」
ということです。

 

 

■新商品を倉庫の奥に入れて、100万円を無駄にした話

 

 

こんな話を合わせて聞きました。

 

 

「新商品が入荷された」
という時の話です。

 

 

新商品が入荷したとき
「倉庫の手前にスペース」
には余裕がなかったそうです。

 

 

そこで
「とりあえず倉庫の奥に入れる」
という対応をとりました。

 

 

新商品は
「大ヒット」
しました。

 

 

従業員は毎日、入荷と出荷を繰り返します。

 

 

倉庫の奥に入れてあるので
「毎日倉庫の奥に行って出し入れをする」
ということを繰り返します。

 

 

ものすごい無駄なコストですね。

 

 

例えば手前と奥とで取り出し時間に
「5分のロス」
があるとします。

 

 

1日10人が出し入れすれば
「50分のロス」
の差になります。

 

 

1ヶ月で
「1,000分のロス」
になります。

 

 

年間で
「200時間のロス」
になります。

 

 

従業員のコストが
「5,000円/時」
だとしても100万円捨てていることになります。

 

 

倉庫の奥においてあるだけで
「無駄なコスト」
が発生することになります。

 

 

最初は
「とりあえずスペースがないから奥に」
ということでした。

 

 

もしかするとその時は
「奥にあると面倒だな」
と思ったことでしょう。

 

 

しかし人間の脳は優秀なので
「状況にすぐに慣れてしまう」
という怖さがあります。

 

 

倉庫の奥から運ぶことを数回繰り返せば
「状況が当たり前」
となり誰も疑わなくなります。

 

 

人間の脳は
「現状維持」
が大好きな器官です。

 

 

なぜならば、楽だからです。

 

 

倉庫の前にもって行こうと提案するのが面倒

前に持ってくると、倉庫の整理をしなければならない

 

 

かなりの労力が想像できます。

 

 

それならば
「毎回ちょっとの労力」
をかけるほうがマシと無意識に考えてしまいます。

 

 

倉庫整理に
「200時間」
がかかるはずありません。

 

 

それでも
「毎日運ぶほうを選ぶ」
というわけのわからない行動を選びます。

 

 

それを繰り返しているうちに
「倉庫の奥からヒット商品を一生懸命運ぶ自分」
として誇りすら持ち出す従業員も出始めます。

 

 

あなたも
「当たり前」
をそのまま受け入れているということはないでしょうか?

 

 

今ある現象に
「疑問に思う」「なぜこうなのだろうか?」
と考えることが非常に重要です。

 

 

おそらく
「改善する点」
は数多く存在するはずです。

 

 

改善する方法は
「たった1枚の張り紙」
で十分対応できます。

 

 

脳のメカニズムを先回りすれば
「行動」
を創り出すことができます。

 

 

一度、整頓という視点で
「悪しき当たり前」
を見つけてみてはいかがでしょうか?

 

 

そしてその癖がつけば
「あらゆる疑問点に気づく」
という力を身につけることができるはずです。

 

 

ビジネススキルの中でもかなり重要なスキルです。

 

 

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今日は「整頓」について触れてみました。

著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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