夏目漱石の「草枕」が教えてくれたこととは

2017.06.27

 

 

今日は夏目漱石の

「草枕」

をテーマにしてみたいと思います。

 

 

草枕の冒頭はご存知でしょうか?

 

智(ち)に働けば
角(かど)が立つ。

情(じょう)に棹(さお)させば
流される。

意地を通(とお)せば
窮屈(きゅうくつ)だ。

とかくに人の世は住みにくい。

 

このように物語が始まっていきます。

 

 

 

これは

「理論」

「感情」

を綴ったものですね。

 

 

この理論と感情を人のタイプを当てはめるとこうなります。。

 

 

1理論的に考えて、合理的に行動する人

2感情で判断して、感覚で行動する人

 

 

これ漱石のいうところの

 

1 智に働けば角が立つ。

合理的に行動し、感情的なケアが苦手なタイプといえるでしょう

 

 

2 情に棹させば流される。

相手の立場に立って行動ができるのですが、合理性に欠け判断に理解を得られないタイプかもしれません

 

 

このようにあてはめることができるのではないでしょうか?

 

 

このような人が多いということ

どうしてもどちらかのタイプに偏る。

 

だから

「とかくに人の世は住みにくい。」

となるのではないでしょうか?

 

 

 

これを

「心理マーケティング」

の観点で見てみるとよくわかります。

 

 

アメリカの伝説のマーケターと言われるジョセフ・シュガーマンの提唱する

 

「人は理屈で納得し感情で行動する」

という考え方が的確にとらえていると思います。

 

 

 

これは

「自分が何かを買うとき」

に当てはめると想像がつきやすいと思います。

 

 

例えば車を買うとしたら

「機能、価格、デザイン」

いろいろ比較するのではないでしょうか?

 

 

しかし最後に決めるのは

「自分の感情」

ではないでしょうか。

 

理屈で

「〇〇だし、◇◇だし、△△だ」

と考えて

 

最後には感情で

「よし!これにしよう!」

と行動を起こすのではないでしょうか。

 

 

 

私たちはビジネス上で常にコミュニケーションを取っています。

ここでも同じように考えることができます。

 

 

コミュニケーションを取る理由は1つです。

 

「相手の行動を創り出す」

ということです。

 

 

例えば提案の目的は

「顧客担当者の行動を創り出す」

ということですよね。

 

 

部下への指示は

「部下の行動を作りだす」

ということですね。

 

 

この行動を創り出すには

「理屈」

「感情」

両方が必要ということです。

 

 

ただ漱石は

 

智(ち)に働けば
角(かど)が立つ。

情(じょう)に棹(さお)させば
流される。

意地を通(とお)せば
窮屈(きゅうくつ)だ。

とかくに人の世は住みにくい。

 

としています。

 

どうやら簡単なものではなさそうです。

 

私たちは常に意識をして行動をしていく必要がありそうですね。

 

 

 

今日は

「草枕」

の一節から心理マーケティングを考えてみました。

 

 

レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~

齋藤

著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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