大好きな「犯人さがし」を始めた組織はダメになる

2018.12.28

 

今日は

「犯人さがし」

というテーマに触れてみたいと思います。

 

 

①問題解決の基本は「なぜ」から

②組織の議論に潜む大きな問題とは

③なぜ人は犯人さがしが大好きなのか?

 

 

経営をしていると

「様々な問題」

に直面します。

 

 

そんな場面に出会った時

「ビジネスの基本として”なぜ”」

を考えるでしょう。

 

 

事実に対して

「なぜにより原因を見つける」

ということは大切です。

 

 

またそのように組織では

「議論」

をするでしょう。

 

 

その議論の場で出てくる意見で

 

「マーケティング部に問題意識がない」

「Aさんのやる気がない」

「営業のメンバーの能力が低い」

 

こんな意見が多く出てきます。

 

 

実はここに

「大きな間違い」

が存在します。

 

 

それは何か気づきますか?

 

 

大きな間違いとは

原因を人に言及している」

という点です。

 

 

確かに大きな原因として

「人の能力や意識」

であることも多いのは事実です。

 

 

しかし議論を

「人の要因」

で止めてはいけません。

 

 

なぜならこれらを

「根本原因」

としても直接手を打てているわけではありません。

 

 

確実に同じ問題は

「再発する」

「繰り返す」

ことになります。

 

 

上記の原因に対しては

「さらに掘り下げる」

ことが重要です。

 

 

「なぜマーケティング部に問題意識がないのか?」

「なぜAさんにやる気が喚起できないのか?」

「なぜ営業メンバーが能力を発揮できないのか?」

 

 

とさらに

「背景にある原因」

を見つけていく必要があります。

 

 

ただし人間は

「犯人さがし」

が大好きです。

 

 

なぜなら

「自部門の責任を回避するために」

別部門を責める

 

 

比較基準点を下に作り

「自分たちが優秀だと思い込もうとする」

 

 

これらの心理が同調して

「1人のメンバー」

「特定部門」

をみんなで犯人に仕立て上げていきます。

 

 

誰かのせいにするのは

「責任回避でき楽だから」

です。

 

 

こうなってしまうと

「誰も問題や問題の原因を考える」

ことをしなくなります。

 

 

そして

「問題に関与しない」

というスタンスを取ります。

 

 

どうでしょうか?

 

 

経営者の皆さん

管理職の皆さん

 

 

自分たちの組織で

「犯人さがし」

が度々おこなわれていませんか?

 

 

ましてや

「自らが率先して犯人さがし」

はしていないですよね。

 

 

議論の場では

「ファシリテーター役」

が人にフォーカスがいかないようにすることが重要です。

 

 

犯人探しが始まったら

「確かに要因としてはあると思います。ではなぜそうなっているのでしょうか?」

と掘り下げていき、本質にたどり着く必要があります。

 

 

これを繰り返していくことで

「議論の場では積極的に問題の解決に取り組む」

という文化を組織の中に作り上げることができます。

 

 

今日は

「犯人さがし」

というテーマに触れてみました。

 

 

レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~

齋藤

著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

記事カテゴリー