最近の行動科学でわかったこと「不安は味方」

2017.04.29

 

今日は

「不安・緊張」

というテーマに触れてみたいと思います。

 

 

想像してみてください。

 

 

今、プレゼンテーションの直前です。

 

1週間かけて準備をしてきました。

本番まであと数分です。

 

緊張をしてきました。

全身に不安を感じます。

心臓が高鳴ります。

胃がギューっとつかまれるような感覚があります。

汗も出てくる。

息は荒くなり、早くなる。

 

 

「不安・緊張」

に襲われていることが想像できます。

 

 

人前で何かをするとき

人前で発表するとき

競技などが始まる直前

 

 

いろいろな場面で

「不安・緊張」

は起こります。

 

 

私もセミナーで

「新しいシリーズのスタート」

では特に緊張をします。

 

 

 

多くの人はこの不安・緊張が

「成功を妨げる」

と考えることでしょう。

 

成功するためには

「不安を取り除かなければならない」

と考えるのが普通です。

 

 

この考えは世界共通です。

ハーバードビジネススクールの研究でも

 

「不安を感じたとき、一番必要なのは落ち着くこと」

と考える人は

 

「91%」

にも上ったという結果があります。

 

 

 

しかし

「最近の行動科学」

では全く正反対のことがわかってきているようです。

 

 

 

心臓の高鳴り

胃がギューっとつかまれるような感覚

噴出してくる汗

荒くなり、早くなる息

 

 

これらは

「体と脳が発しているエネルギー」

ということです。

 

 

「成功に導くサイン」

ということです。

 

 

 

この反応は

「チャレンジ反応」

と呼ばれるものの1つで

 

 

「大切なものを達成するのに必要な力をまとめる」

生物学的な本能ということです。

 

 

 

「チャレンジ反応」

はこのように緊張状態を置きかえられます。

 

 

アドレナリンが放出される

心臓の鼓動が早くなる

脈拍が上がる

息が荒くなる

 

これは

「脳と体により多くのエネルギーを送る活動」

です。

 

 

体が緊張するのは

「筋肉が次の行動をとらせるための準備」

です。

 

 

五感の機能も高まります。

瞳孔が開くのは光をより多く取り入れるため

聴覚も鋭くなっているはずです。

 

これは

「集中力が高まっている状態」

です。

 

 

 

「不安・緊張の反応」

というのは

 

「人を機敏にし、物事に対する準備を整えている状態」

ということです。

 

 

こう捉えると

「不安・緊張」

するのは良いことです。

 

 

逆にしないのは

「大切なことを達成する準備ができていない」

といえるのかもしれません。

 

 

大物歌手や大物選手と呼ばれる方々も

「常に緊張する」

そうです。

 

 

大切なことは

「この反応をどうとらえるか」

ということではないでしょうか。

 

 

「不安・緊張」=「チャレンジしている」

捉えればどうでしょうか?

 

 

「大切なものを達成するための準備ができてきている」

というのはむしろ歓迎すべきことですね。

 

 

最新の行動科学を取り入れることで

「不安・緊張」

とうまく付き合っていけるのではないでしょうか?

 

 

レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~

齋藤

著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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